ここでは主にNB7シリーズDuron800マザー(AMDCPU)のCPU交換改造によるスペックアップを行います。 |
Duron800マザーは倍率が実験結果で9.5倍までしか対応していません。※下記下駄にモバイルAthlonXP1500+を使用して倍率試験しました。(NB8シリーズでは11倍も可能でしたがCPUの改造しないと駄目でした。また、NB9シリーズは改造無しにてAthlon1.1Gが動いた報告あります。)モバイルDuron950、モバイルAthlon950まで搭載可能ですが、そのまま乗せるとDuron500、Athlon500としか認識しません。AMDのモバイルCPUは省電力機能を搭載していて最低500MHzで動作可能となっている為です。正規に認識させるにはCPUの起動倍率の改造するか下駄をかませてCPUファンを改造するしか有りません。※CPUファンを改造する場合は排熱処理を良くする為、CPU側突起部分を削り取り4cm角の厚さ1mmの銅板を銀入りヒートシンク接着剤にて接着し使用することをお勧めします。また、モバイルAthlonXP1500+等を低めの倍率にて使用すれば熱の発生を抑えることが出来ます。 |
Duron950の改造例です。L3,L4を改造しています。(L3左1番目を切断、左から3番目をコンダクティブペンにてクローズ、L4左から2番目を切断、右端をクローズしています。 改造倍率表はFab51のページを参照 ※Duron800用CPUファンをそのまま使用する場合はCPUダイの形状が違いCPUダイ全体がCPUファン側に接触しないので0.1mm厚程度の銅板をかませ、シルバーグリス等、高性能グリスを使用してください。 |
改造例
CPUを改造するにはCPUの起動倍率が5倍となっているので下の表を参考に改造してください。カットするにはダイヤモンドヤスリで根気よく行ってください。短絡するにはコンダクティブペン等、使用します。 コンダクティブペン入手先 こちら |
倍率 | L4 | L3 |
5.0x | :CC: | ::CC |
5.5x | :CC: | :CC: |
6.0x | :CC: | C::C |
6.5x | :CC: | CC:: |
7.0x | C::C | ::CC |
7.5x | C::C | :CC: |
8.0x | C::C | C::C |
8.5x | C::C | CC:: |
9.0x | CC:: | ::CC |
9.5x | CC:: | :CC: |
10.0x | CC:: | C::C |
10.5x | CC:: | CC:: |
11.0x | ::CC | ::CC |
11.5x | ::CC | :CC: |
12.0x | ::CC | C::C |
12.5x | ::CC | CC:: |
(:)はオープン(カット) (C)はクローズ(短絡) |
(Duron800)
CPUの取り外し、取り付け方法 |
CPUの取り外しはCPUのロック用爪を矢印の方向へ移動させ反対側にマイナスのドライバーを入れ矢印の方向へ動かすとCPUは取り外し可能となります。(CPU全体が矢印の方に移動します。)後はCPUを持ち上げれば取り外すことが出来ます。 |
NB.htm へのリンク写真1 写真2
写真3
CPUの取り付けはCPUをソケットに挿入しロック用爪の有る方にマイナスのドライバーを入れ矢印の方向へ動かすとCPUが固定できます。後はロック用爪を元の位置へ移動させればOKです。 |
写真4 写真5
NB7〜10シリーズ改造のページ