要約筆記サークル「なしばた」の紹介

「要約筆記」って何だろう・・・!?

耳の不自由な人には、“ろう者”のほかに“中途失聴者”、“難聴者”と呼ばれる人たちがいます。

シンボルマーク中途失聴者とは…
 高い熱のでる病気や、薬の副作用、交通事故などのために、それまで普通に聞こえていたのに、突然、全く聞こえなくなってしまった人のことです。 しゃべることはできます。

難聴者とは…
 年をとって聞きづらくなった人とか、耳の病気などで聞き取りにくくなってしまった人のことです。聞こえの程度は人によってさまざまです。

これは耳のマークです
 このマークをデザインしたブローチ、ネックレス、ネクタイピンを身につけている人を見かけたら、筆記で伝言してあげてください。


「要約筆記」とは…
OHPによる要約筆記 中途失聴者や難聴者とよばれる人たちは、耳が不自由になるまでは、ふつうの生活をしてきた人たちばかりです。そのため、手話は、ほとんどわかりません。そういう人たちには、“書いて伝える”というコミュニケーションが必要になってきます。
 
「要約筆記」とは手話を知らない中途失聴者や難聴者のために、聞こえる人が話の内容などを“まとめて書いて伝える”ことです。

 講演会などのように、複数の難聴者に伝える場合は、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)を使って行います。

OHPによる要約筆記 → 

ノートテイクのようす

  

 室内の会議、あるいは、外出中などの場合は、メモ紙、またはホワイトボードを使って伝えます。

メモによる要約筆記 → 

 

要約筆記の方法としては、上記の他に
「OHC」「PC(パソコン)」による方法もあります。


“なしばた”サークルの活動
講演会、その他会議、外出時などで、要約筆記のご依頼があれば、協力させていただきます。
定例会は月3回 第2・3土曜日 13時30分から 安城市社会福祉会館
             最終日曜日 13時30分から 安城市総合福祉センター
会費  1500円/年
メンバー  男女27人
親睦会として、お花見、小旅行、忘年会も楽しい年中行事になっています。

あなたも、要約筆記ボランティア(筆記通訳)をしてみませんか? 

連絡先 『なしばた』
代表者:田所千代子
TEL 0566-76-2861

FAX 0566-76-2923

 

(2005年10月05日更新)