TRAVOLTAS


MODERN WORLD SCREAMING APPLE/SCALP 122/LP

98年リリース、プロデュースになんとマーキーラモーンを迎えて製作されたセカンドアルバム。
まさにオランダが起こした奇跡!! トラヴォルタスの作品中一番ラモーン色が強く出ている中で、
ビーチボーイズ風味をいっぱいにちりばめたサーフパンクは文句の付けようがありません。 
それでいてウィーザーの切なさまでプラスされたら僕は一体どうすれば良いのでしょうか?
のっけから裏声コーラスバリバリの「CAN'T BE WRONG」、
俺の中ではかなりヒットチャートに居座り続けた「C'MON ROCKCITY」、

現在のスタイルの片鱗を伺わせるタイトル曲「MODERN WORLD」など、名曲ぞろいの大傑作!! 
ノーマークだっただけにショックも大きかった!! さすがスクリーミングアップル、衝撃の一枚!!


MODERN WORLD (COLD FRONT/CF-029/CD)

で、ジャケ違いのコンパクトディスク。
こちらはコールドフロントから。 曲順曲目、全く同じ。 でもジャケ良い。


TRAVOLTAS / TUULI SPLIT (COLD FRONT/CF 33/7'EP)

99年コールドフロントとアメリカンポッププロジェクトの共同リリースにて発表の、
カナダのバンド「TUULI」とのスプリットシングル。

トラヴォルタスはアルバムにも入ってた「I WANT TO BELIEVE」を収録。
同じテイクでヒネリも全くありません。
僕はこれで「TUULI」を初めて知った訳ですが、感想は・・・「かわいい」です。
あれ?トラヴォルタスのレビューなのに…。


TRAVOLTAS/THE APERS SPLIT (STARDUMB RECORDS/SDR.5/7'EP)

2000年、オランダつながり「APERS」とのスプリットシングル。
サーフっ気が出てるトラヴォルタスはココまで!!
今までないくらいにテンポが速いナンバー「REFORM-SCHOOLGIRLS IN TROUBLE」、
空耳で「ガンバッテネ」と聞こえるのは俺だけか?「ENDLESS SUMMER (PART2)」の2曲を収録。 
「MODERN WORLD」の延長線で安心して聴けます。


TEENBEAT (ROADRUNNER/RRCY-11125/CD)

2000年、ついにメジャーからのリリースとなったサードアルバム。
ウィーザースイッチいれっぱなしの完全にギターポップ寄りの音に進化したロックサウンドに酔いしれろ!!
…と、勝手な事を言ってますが、書いてる本人も初めて聴いた時には前作とのギャップに少々戸惑いもしました。

しかし、じっくり聴いてみるとその本質は変わっていない事に気がつきます。
曲だけで言ったら、前作以上にポップ、そして深い。


TRAVOLTAS/PLUS ONES SPLIT (ASIAN MAN/AM-081/CD)

2001年、なぜかエイジアンマンからリリースのプラスワンズとのスプリットシングル。 
こんなのありか?と思うような見事な使いまわし(笑)。

エイパーズとのスプリットにも収録の2曲と、「TEENBEAT」に収録の「ALRIGHT」がそのまんま入ってます。 
曲がいいから良しとしましょう。

対するプラスワンズは、元M.T.X.のJOELと元S.W.のDAN PANICが組んだバンドという事で
かなり期待をさせといて、思いっきり裏切られたヤツです(笑)。

この裏切りはナイスマーブルスに近いね(音が気に入らないという事じゃないっす)。

CLUB NOUVEAU (ROADRUNNER/RRCY-11144/CD)

2001年リリースの4枚目のアルバム。

おーいどこへ行くトラヴォルタス!! ギターポップモードにも慣れたと思ったら今度はエレポップモードかい!? 
とても同じバンドとは思えないその音にガタガタ震える足の動きを止める事が出来ません。

しかし70〜80年代のエレポップ、エレクトロを聴いてきた人間にとっては、
逆に新鮮で、「TRAVOLTAS」という先入観がなければ素直に楽しめるアルバムではないかと思います。 
アダルトな気分で・・・。




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