HUNTINGTONS


HIGH SCHOOL ROCK (TOOTH & NAIL/TND1103/CD)

98年リリースのファーストアルバム。
イントロの始業ベルで「ドキッ」としたのも束の間、炸裂するギターにものの3秒でヤラレました。 もうダメ、ヘロヘロです。
スピード感バッチリで、曲間は全然無いので16曲一気に聴けます。
制作にはウィーゼル関係の人間が関わってるせいか音にもそれが表れててグレート!! ルックスはイマイチですが…。
でもそんな事は関係無しに楽しめる、ラモーンズマニアにオススメする一枚!!

FILE UNDER RAMONES (TOOTH & NAIL/TND1138/CD)

そして99年、問題のオールラモーンズカバーアルバムをリリース。
そんな問題ってほど大袈裟なもんじゃないですけどね(笑)。
しかしセルフカバーって言ってもおかしくない出来ですよ、これ。
選曲は初期の音源のものが多く、他のパンクバンドのカバーと比べても損色はないでしょう。 
『ラモーンズマニア3』と言っても過言ではない!!(かも)
20曲も入ってるので、たっぷりとお楽しみ下さい。

GET LOST (TOOTH & NAIL/TND1145/CD)

99年リリースのラモーンズニューアルバム!!でなくて、
ハンチントンズのセカンドアルバムですよ。ヘタな小細工無しの直球勝負!!
5曲目「JOANIE'S GOT PROBLEMS」聴いて下さい。 これにこのアルバムの全てが集約されてます。 
ヤバすぎ。 延々8ビート漬け。
ただ一貫して同じようなライン取りしている為、曲の聴き分けが難しいですね。 
曲名だけ言われたら思い出せません。 
でもこれに限らずハンチントンズのアルバムは一気に聴くのがベストだと思いますよ。


PLASTIC SURGERY (TOOTH & NAIL/TND1154/CD)

そして2000年リリースのサードアルバム。
一曲目から「I WANNA BE A RAMONE」ですよ。 こいつらに対しては何の否定もしません。 
そのまま貫いてほしいですね。
 これもセカンドとほぼ同じ路線、何も変わる事はありません。
変わった事といえば、ファストな曲があまり顔を見せなくなった事や、いつの間にかメンバーチェンジしてた事、
そしてラストの「MUTANT MONSTER BEACH PARTY」(!!)のアレンジがちょっとポリシックスみたいだったぐらいですかね。 
でも安心して聴けます。


SONGS IN THE KEY OF YOU (TOOTH & NAIL/TND1209/CD)

ウワサは本当だった!!(笑)
2001年リリースのオリジナルとしては4枚目となる今作は
今までのラモーンズ臭をかなぐり捨てて、ストレートな青春ポップパンク路線に。
同じバンドでここまで変わるものなのか?と耳を疑うようなその変貌ぶりは
アメリカンな感じではなく、どちらかと言うと昨今のイタリアやオランダあたりに
見られるようなラモーン系ポップパンク、例えばTHE MANGESにすごく近い気がします。
8ビートの勢いでグイグイ引っ張る曲よりも、歌メロ重視の曲が中心に構成されているし、
同類バンドの中でも一歩抜きん出た感あり。 ブレイクなるか!?




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