AC/DS (INCLINE/INCLINE 01/CD) ハードコアバンドでありながらスッコスコ好きポップパンカーにアピールしまくりのFUN FREAKSと、同じく秋田のKETSUKAZEのスプリット! いやいや…めっさカッコええわ〜。 単調になりがちなパターンで推し進めるこの手のバンドが多い中、展開と引き出しの多さで 聴く者を飽きさせるどころか逆に燃えさせる魅力に溢れたFUN FREAKS。 特に「CLAIMER」はこの音源でしか聴けません!(多分) フルアルバムでも聴ける「MAD POLICE」「ADDICTION」のアレンジなんて単なるハードコアバンドの域を軽く超えちゃってます。 対するKETSUKAZEも、おにゃん子に剛速球をカマすムチャぶりに震えが止まらなくなるんですが、こちらも素晴らしい!! 「感じるだけの痛みに価値はない」がおっそろしくカッコエエ〜!! 3:7の曲配分の不公平スプリット。 |
CODE 21 (INCLINE/INCLINE 02/CD) ちげーねー。 こりゃ2005年度ベスト1だわ。 速さの中にもワビサビを感じる事が出来る数少ないバンドやね。 フェイバリットに数々のUSハードコアバンドの中に紛れて「FRUITY」を挙げるあたりから想像できるように、 そのDNAはこのバンドにも受け継がれている様です。 じゃなきゃあんな展開を天然で出せるはずがねーもんよ? 確信犯か?(笑) 今までの音源に比べて最高のテンションの高さを見せる今作では1曲目からシークレットの13曲目まで飛ばしっぱなし!! 6曲目「SHALLOW MIND」終盤や、9曲目「I LOVE PUNK〜」などで見せる転調はハマるとクセになって抜けません。 ボーカルの声も好みだし、俺的には何の非の打ちどころもない大名盤。 こういうモノこそ、「大大大スイセン!!」と叫ぶ価値がある(笑)。 |