FAST FOOD


ATAQUE PUNK ROCK (PUNCH RECORDS/PUNCH 004/7'EP)

FAST FOODの数少ない音源の一つ、戦友SUGUSとのスプリットシングル。
たーぶーんギターのヤツがボーカルを取ってる1曲目「CARNE DE SUICIDIO」では
スケボーのビデオにでも流れてそうな曲調でちょっと弱いかな?と心細くなるんですが、
続く2曲目「ME & THE RONETTES」のFF節が炸裂します!!
珍妙なイタチ声にのっかるフェードアウトする単音ギターが全てを物語ってます(笑)。
…だがしかし! 今回に限ってはSUGUSに負けてます。 
SUGUSの音速を超えたナパームデス級のポップパンクとスペイン語の前に平伏すだけ…。

SOY UN RAMONE! (PUNCH RECORDS/PUNCH 005/LP)

あ〜AEROBITCHとのスプリットが見つからね〜!!
さあさあこれが歴史的大名盤、「裏メロディック狂必聴ディスク」に掲載決定なブツですよ!!
何がいいのかって? 全てよ全て。 「ウホ〜アホくせ〜!!」としか形容できない
スペイン語ボーカルと、執拗なまでに繰り出されるオカズを多用したドラミングによって
他のラモーン系ポップパンクバンドにはない奇跡的な完成度がここに存在します。
そしてウィーゼル先生大好きっ子☆が泣いて喜ぶ「SUPERMARKET FANTASY」の
スペイン語によるカバーを収録!! これよこれ! 死ぬ気で手に入れろ!! 

...and the world keeps turning (CB RECORDS/CB 03001/CD)

さ〜て、コメントが難しい2004年リリースのセカンドアルバムです(笑)。
前作とは打って変わってシリアス路線に走った彼らなんですが、一体何があったんでしょう…?
母国語で歌うスタイルは一緒なんですが、それまでのアホっぷりは完全に過去のものとし、
よりラモーンズに近づくべくこうなったとしか考えられないような変貌ぶりです。
ただ、やっぱりスペイン語なのでラモーンズになりきれない「スペインのクラミディア」どまりって感じが悲しいです(笑)。
頼む! もう一度あの頃に返ってくれ〜!!                  special thanx - 菊池ジャロピー



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