THE DUDOOS


HAPPY HAPPY COMPILATION ep (TOSHIO SOUND SYSTEM/TSS-02/7'EP)

大阪のトシオサウンドシステムからリリースされたコンピレーション7インチです。
名古屋の「NOT REBOUND」、兵庫の「FIXED A FIZZLE」、京都の「POODLE PARTY」、
それに「THE DUDOOS」の4バンド収録。 そのうち、DUDOOSは2曲収められており、
郷愁感を誘うリコーダーが印象的なインスト「初秋」と王道を行く合唱コーラス曲「FIT FOR YOU」。
どちらもDUDOOSの世界観を表した優秀曲です。
他のバンドも佳曲ぞろいで、全体的にオススメなオムニバスになってます。


SEVEN STARS ep (七ツ星録音/7#01/7'EP)

99年発表のファースト7インチシングル。
この音源が僕のドゥードゥーズ初体験でした。
聴いた印象は、スクリーチングウィーゼルの「COOL KIDS」
めちゃめちゃキャッチ−なメロディにキーボードが絡んで凄い新鮮に感じました。
内容は5曲入りで、全てグッドパンクロック。
その中でも5曲目の「SEVEN STARS」は、メロディアレンジ、
コーラスワーク、疾走感どれをとっても非のうちどころ無し!!の名曲です。


SMALL CIRCLE OF ROCK (STIFFEEN RECORDS/SRCD-1001/CD)

西荻系パンクレーベルの第一弾リリースのオムニバス。
それの1曲目を飾るドゥードゥーズは「SCANDINAVIA」で参加。
イントロのベース聴いただけで、「あっドゥードゥーズだ!!」とわかる
彼等の彼等による彼等にしか出せない音ですな。
しかしSTIFFEEN、出た当初は胡散臭ささえ感じてたけれど、
今では日本の(ちょっとひねくれた)ポップパンクを代表するレーベルまで
成り上がってきましたよ。 質の良さが魅力!!


SPECIUM SOMMER (STIFFEEN RECORDS/SRCD-1003/CD)

00年10月発表のファーストアルバム。世に言う「ポップパンコ現象」を生み出した歴史的名盤。
全く捨て曲無しの14曲で、たったの1500円、そしてたったの26分弱(笑)。
上記で紹介したオムニバスや、シングル曲も新録で入っており、まさにグレイテストヒッツ。
全て英詞で歌われていたかと思われた歌詞は英語と日本語、そしてドイツ語も混ざった曲も有りオドロキ!
さっきからクドイくらいに言っているけど、これ程までリコーダーがはまるパンクロックも無いよね、2000年度ベスト1。

THE DUDOOS / JUST A FINE SLOPE SPLIT (七ツ星録音/003/7'EP)

やった〜!! うお〜!!(暴) 
元祖ポップパンコなドードーズのニュー音源が到着!!
しかもジャスタファインスロープとのスプリットなんて幸せ続きで自分が怖いッス!!
知ってる人だけがニヤついてください。 DUDOOS的ウチワネタが
オンパレードな歌詞もサイコーな1曲目「Er fantastish fantastica!」
「♪ハンドルまわせば〜」のフレーズが頭から離れないよ〜。
そして2曲目「BAM BAM MODERATTO」・・・もう何も言いません。 是非手に入れて聴くべきです。
次のアルバムまで何回も何回も聴きましょう、聴いてると幸せな気分になるはずですから。


beat konzert compilation (STIFFEEN RECORDS/SRCD-1008/CD)

2001年の年末にまたもやSTIFFEENからオムニバスがリリース。
TWINKLE、HEADBANGERS等そのスジの人にはかなりグッとくるメンツに
クラクラなりながらも、やってくれました我らがドゥードゥーズ!!
どうも前のシングルあたりからテレビ主題歌風なアプローチで
攻めてきてるわけですが、今回もそんな感じ(笑)。
その名も「Shokk you 直球に Denziha vop!」・・・遊んでるな〜。
でも、言うまでもなくサイコーです。 他も含め必聴。


KOGIDASO! SHURA-SHU-SHUN! (STIFFEEN RECORDS/SRCD-1010/CD)

またもやワケのわからんジャケで颯爽と登場した、
我らがジャパニーズキラーポップパンクバンドDUDOOZのセカンド音源が到着!
特に今回は敬愛する北欧のバンドからの影響が強く感じられる音がところどころにチラホラと散りばめられており、
それでいてDUDOOZ特有の個性を遺憾なく発揮した極上のミニアルバムです。
『七つの川』はSTREBERS、『DAS IST EINFACH SCHON!』はPUNK LUREX OKを
思わせるフレーズが出てきてニヤリ。 そして流暢な巻き舌を聴いてまたニヤリ♪
フルアルバムにはちょっと届かない8曲入りで物足りないと思いがちですが、
そんな事は微塵も感じさせない濃厚なポップパンクワールドをご堪能あれ!!!!


ROMANTIKER THE DUDOOS TOKKYU (LOFT RECORDS/THCA-028/CD)

いやーん♪ 前のはセカンドじゃなかったのね…。
と、言う訳でこれがホントのセカンドアルバム。 しかもロフトからのリリースでバックも強化、
プロモーションもバッチリ! テレビでこんなバンドの音と映像が流れ出したら世も末です。
もう誰にもマネできないDUDOOZの世界観…つーか誰も踏み込めない、近寄らない(笑)。
さてさてまずは毎度おなじみキチ○イ絵師の松永氏による気持ちの悪いジャケに目を引かれ、
そのまま裏返すと17曲も入ってる事に驚く前に曲名が読めずに閉口…。 え? ぇえ〜?(笑)
そんな外見から判断されがちの音源の中身も当然とんでもない事になってます!!
なんて言うんでしょう? 言うなれば量産型まだら色ジオングって感じでしょうか? 
もうドイツだとかスウェーデンだとかフィンランドなんて関係ないです! 埼玉、埼玉!!
12曲目の「NERAUWA ARRMOND」で魅せるギターとリコーダーのアンサンブルなんて
埼玉版SECTOR SEXSの「KLUBB EUROPA」ですよ、ホント。 キモカッコいい〜♪  
そろそろこんなくだらないレビューに読んでる人の気も引き気味でしょうが、
世の中にこういう音楽を聴いて気持ち良くなる人がいるって事をわかって欲しいんです。
しかもかなり多数…。 ただ表に出すのが嫌なだけでみんな好きなんですよ、これが(笑)。

HAMMING MIT DDZ (七ツ星録音/Asia-005/CD-R)

突然の活動休止宣言と共にやってきたのは七ツ星録音としては久方ぶりの音源となるDDZのデモCD-R。
こ、このジャケは!? その手の方々が誰もが神と崇めるDICKIESのセカンドアルバムをパクったジャケを持ってきたって事は、
完全に勝負に出たか、諦めたか(笑)。 しかもよーく見るとある事に気づいてちょっぴり幸せを分けてもらったり…。
さて、しばらく変態動物どもの音が聴けなくなると寂しくなりますが、とりあえずはこの4曲で我慢する事としましょう。
のっけからキーボードが炸裂する「YUM 闇ie HUMMING!!」でのザックリギターとキラキラメロディが複雑に絡み合い、
この日本における最強(最狂)のポップパンクバンドとしての地位を再確認させられたキラーチューンである事に間違いはないでしょう。
…というよりも、これを含めた4曲そっちのけで初回に付いてる「ZA☆ドゥーdoo図鑑」なるファンジンが面白すぎて悔しすぎ! 



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