CALENDS


SENSITIVE TALENT (LICENSE/LICE 003/7'EP)

ex-FIRST ALERTの今井氏のレーベルよりリリースされたファーストシングル。
CALENDSの持ち味でもあるヒネクレ気味のMOD / POWERPOPにギリギリのボーカル(笑)というスタイルは
ここで既に完成に近づいてますが、ややポップ感に欠けるのと危なっかしいところが見え隠れ(笑)。
ループに近いアレンジのタイトル曲と、続くB面の「INFECTIOUS」を聴いても弱い部分が強調されてるので
お世辞にもいい音源とは言いにくいですね〜。 まだまだ本領発揮とはいかない発展途上バンド期。


EYECATCHING LIPS (ORCHARD/OCD-001/7'EP)

舞台は変わって自らのレーベル「ORCHARD」よりリリースのセカンドシングル。
ようやく「来た」って感じですね。 FIRST ALERTのファーストアルバムを彷彿とするアレンジにドキドキするタイトル曲、
CALENDS的パンクロックナンバー「THE PLACE I KNOW」にスレスレのボーカルがいい味出してる好盤。
この手のバンドは突然バケる可能性を秘めたタイプが多いので目を放す事が出来ませんね〜。
ただ、すぐ終わる(笑)。 このモヤモヤは後の音源にて晴らす事に。


NO LICENSE (LICENSE/LICE 005/7'EP)

CALENDSを聴いて初めて震えたのがこの音源。 今井さんのレーベルからのナイスコンピ。
飛び道具とも言える「CHERRY OH BABY」のカバー(原曲はストーンズ?)と、
オリジナルの「THINKIN' ALOUND IN MY KITCHEN」の2曲で参加。
でも今回の場合オリジナルは霞んで見えちゃいますね、このカバーの前では。
それだけに強烈なインパクトを持った「CHERRY OH BABY」のCALENDSバージョンは
まさにCALENDSの魅力を充分に伝えるだけの力を持ってます。 それを良しとするかは聴き手によるものですが(笑)。


ABSURD ACTION (ORCHARD/OCD-006/7'EP)

CALENDS史上最大に弾け飛んだクラブヒット(←当然俺だけの中で)「ABSURD ACTION」を収録したサードシングル。
今までに見せた事のないギタープレイと盛り上がりに、少々歌唱力もアップして最高の音源と化してます。
対するB面の「PARTICULAR SECRET WAY」もカルトパワーポップの様なダークなベースライン(笑)が印象的な佳曲。
この辺りから1曲に対するアレンジが深みを増してきてるのでバンドそのものの成長が伺えます。




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