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心に花を咲かせて
須磨 佳津江【すま かつえ】

東京女子大学卒業後1972年NHK入社。
朝のニュース番組「スタジオ102」でデビュー。
1976年結婚退職後、フリーランスとなり、以降NHKを中心に「テレマップ」「ニュースの窓」「婦人百科」「ラジオジャパン土曜ワイド」などのキャスターを務めた。
園芸に造詣が深く1994年より「趣味の園芸」を11年間担当し、「生活ほっとモーニング」で「須磨佳津江の園芸散歩」というコーナーを持つなど、園芸キャスターとして知られる。
2003年5月より「ラジオ深夜便」の奇数週火曜日担当アンカーとなる。
また、各地域の緑のコンテストやコンクールの審査員を務める他、シンポジウムコーディネーター、インタビュアー、エッセイ執筆、講演、ナレーション、司会など多方面で活躍中。
須磨佳津江さんの1冊
『NHKラジオ深夜便
心に花を咲かせて』
NHK出版OnlineShop + 須磨さんとヨメゴ【2005.11】+
2005年10月25日発売
定価:1470円(税込み)

ラジオ深夜便の人気コーナー「花が好き!自然が好き!」が本になりました。
花咲かお婆さん、夢に遭進/苦難を乗り越えて花名人に/樹齢800年のツツジの秘密/雪割草の夢が拓いた人生/日本人と桜/変化朝顔に魅せられて/花に心と託す万葉の人々/親から子へ伝えられること/好奇心から始まったハーブ/野草をおいしく食べる/薬草との上手なつき合い方/自分らしく花を生ける/の12話を須磨さんが心に残る素敵なお話をします。
私が須磨さんと出逢えたのは4〜5年程前です。
私は花好きな母の影響から、園主と結婚するまでは花関係の仕事をしていました。

その仕事の中に約2年に亘って、園芸講習会のメインキャスターとして、当時NHK趣味の園芸でおなじみの須磨佳津江さんをお呼びし、須磨さんのお知り合いの園芸家の先生方を毎月講師としてお招きしていました。
私の担当は講習会の募集、受付、苗や器等の手配などの下準備や、先生方の運転手兼案内役と世話係、お手伝い頂くボランティアの方をまとめるようなほぼ裏方の雑用でした。
その頃の私はガーデニングに興味はあったものの、アレンジメント教室に通っていた程度で、著名な先生方には著名過ぎてそれ程興味と言うか関心がなかったので、今思えば惜しい方ばかり出会っていました。
杉井明美様、坂梨一郎様、広田せい子様、市原菊恵様、奥峰子様、久志博信様、国重正昭様、鷲尾金弥様、柳生真吾様、押し花の杉野宣雄様などなど、今でしたらもう隣にへばりついて離れません(笑)

それ以来、須磨さんとは時よりメールや年賀状を交わして頂く関係になりました。約2年間の須磨さんとのお仕事以降、私も結婚してここ安城に来ましたし、須磨さんとお会い出来る機会がなかったのですが、結婚して半年程経ったある日、偶然にも北海道は富良野で趣味の園芸の撮影中の須磨さんに出会えまして、撮影の合間に園主と共に少しお話しをさせて頂いていたのですが、お会い出来たのは残念ながらそれ以降ありませんでした。

今回の本の出版にあたって、須磨さんからメールを頂きました。
たった2年でしたが、須磨さんと接する事が出来て感じていたのです。『この方は周りに元気を与えてくれる方だ!』と。ただ美しく優しい人柄だけではなく、一緒にいる人を元気にしてくれるそんな力を持っている方が、ラジオ深夜便で出逢った方々との花の美しさ以外に、そこから見える人間模様などを1冊の本にまとめた『心に花を咲かせて』は素敵な著書でした。
須磨さんからのメールでも簡単な説明がありまして、私が薔薇農家へ嫁いだので、今回、本には載ってはいないのですが、今サイトやblogでも話題となっている【駒場バラ園】の入澤さん夫婦の元へ取材に伺った時の事を少し書いてくれていました。『そんな出逢いを本にしたの。』
こんな表現いいな〜と思う部分も多々ありで、本からも須磨さんの人柄が溢れ出てきます。
本には私も大好きなハーブ研究家の広田せい子様も登場します。とってもとっても気さくな方で、それでいてハーブにも植物にも詳しくて、お母さん♪と慕いたくなるような方でした。(でも無邪気な少女のような方でもあるのですが)
本の中で奥峰子様のお名前も見つけたり、行ってみたい!見てみたい!その方の世界を感じてみたい!と思える場所も数多くありました。
もしよろしければ、是非是非読んでみて下さいね。心がホットする、ヨメゴお勧めの1冊です。