サイパンでのＱＲＶは計画的では無く、１０月末のＷＷコンテスト期間における予約がキャンセルされたと、世田谷旅行倶楽部のＨＰに出ていた。たまたまこの期間中、別の用事で休暇を取る予定だったが、こちらも用事がキャンセル。じゃあ、取り合えずレンタルシャックが予約出来るか９月１８日に確認。即ＯＫとの返事、早速メンバー探しを始めたが、急な事なので、クラブやローカル局から色好い答えは返ってこない。このリグ、アンテナ付き、部屋は６人対応の一戸建てログハウスの為、小人数でも利用料は変わらず、割高だ。結局、家族をなだめすかし３人で出掛ける羽目になってしまった。一応家族もＣＡＬＬはあるが、アメリカ圏の為、５０Ｍｈｚ以上しか運用出来ない。御本人達も無線を多分やらないだろう。バタバタして９月２６日の１ヶ月前に正式予約に、こぎつげた。これで海外での本格的無線運用の夢が実現出きる。

１０月２７日（金）、当日は名古屋空港に行く為、平日でもあり、通勤帯の電車の乗換えを避ける意味で名鉄西春駅へ直行する、普通電車に乗車した。これがその後ハプニングに影響するとは、思ってもいなかった。私は１時間半電車に揺られ半分眠っていた。隣の娘は今回始めての海外旅行で睡眠不足だろう、完全に寝ている。駅に到着し、改札口に行こうとエスカ・レーターに乗ったら、後ろで音がする。なんてこった、スーツケースに押され娘が転がって行く。幸い親切な方が支えて頂き大事には、ならずやれやれ。エスカ・レーターに荷物を載せるタイミングが悪かったのかとその時は思った。でもさに有らず。何とか空港行きバスに乗り、名古屋空港国際線に、出発２時間前に無事到着。コンチネンタル航空のチェックインカウンターで荷物を預け、手続き終了したら、娘が突然気分が悪いと言い出し、パニックに成り掛けた。トイレに連れて行ったりで、家内も血の気が引いている。長イスに仮眠させたり、水を与えたり、段々不安になる。病気なのか？飛行機に耐えられるのか？荷物を返して貰わないとダメか？益々混乱してくる。１時間ぐらい経ったであろうか、出国手続時間も近ずいていたので、出国審査場の方へ移動し掛けたら、娘の顔色がまだ青く、足取りもおぼつか無い、揚句の果て戻してしまう始末。

この続きは後ほど・・・・

2000.10.27〜10.30