Home > Old Cactus > 温室内温度記録 (2013/07/11)
温室内温度記録 (Old Cactus & Succulents)

4坪(13.2u)ポリカ製温室の増設以降の室温の記録です

 今年前半の記録です (後半は後日掲載予定)

目次 
【0】記録装置と方法こんな装置で記録しました
【1】2013年前半分  
【2】典型的な日変化[1月] [7月]

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【 0 】記録装置と方法
温度推移 測定器
[1]測定器
記録型温度計:TR-71Ui (TandD社)
測定精度:平均±0.3℃ (-20〜80℃)
記録容量:8000データ×2ch (10分間隔で約55日間記録可)
[2]測定位置 (センサー設置)
室温: サボテン実生室棚上約60cm位 (直射を避けて設置)
外気: 北面出入口右上・地上約190cm位
    当初、南壁面中央・地上約100cm位(失敗事例参照)

グラフ: 記録型温度計で 10分毎に測定したデータをパソコンに取込みエクセルで作成
     掲載しているグラフは見易い様に60分毎にデータを間引きしています
データ: 設置日(2012/12/中旬) から2013/07/中旬 までをグラフ化 (室温、外気、温度差)

[失敗事例]
外気測定部位は、センサーのリード線長(約60cm)の制約で、記録型温度計直近の
外壁(南壁面中央・地上約100cm位)に設定しました
実際に計測・記録してみると、外気温度が日中不規則に変化する場合がありました

原因は、日射により地面や壁面の温度が上がり、熱せられた空気がセンサーの
周りに漂ってきたり、風で冷たい空気が当ったりする事により変化した様です

対策として、センサーの位置を北面に移し外壁から出来るだけ離して
換気用の穴を開けた風除けのフードで囲いました
外気用センサーのリード線は約3m程延長しましたが測定値への影響は誤差範囲でした

これでかなり安定しましたが、まれに夜間でも僅かに高い側にゆらぐ場合があります
センサーを押込みファンの雨除けフード横に取り付けているため、風でファンの部分から
室内の暖かい空気が逆流するためと思われます (影響が少ないためこのままとします)
0.1度単位の計測結果をグラフ化すると、結構敏感に反応している事が分かります


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【1】2013年前半分
温度推移前半

2012年12月後半から測定開始して2013年7月前半までの記録です
これまでの所、梅雨明けの7月初旬が最も高温となりました

4月前半までは開口部は密閉、遮光無しの状態です
4月後半から5月一杯は、昼間のみ開口部開放、遮光無しの状態です
6月初めからは開口部は開放、20%程度遮光の状態です
7月初めからは開口部は開放、50%遮光の状態です

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【2】典型的な日変化
[1]1月
温度日変化1月

開口部は密閉状態で、夜間は外気温より3〜5度程度高く保てました
冬季でも密閉状態の場合、最高温度が40度を超える場合が有ります
今度の冬はサボテン実生室も自動換気を準備したいと思っています

[7]7月
温度日変化7月

開口部は開放状態で、日射のある昼間は外気温より最大5度程の上昇になりました
8月になって更に温度が上昇すれば扇風機による強制換気を準備したいと思っています
熱帯夜が続き、植物にとっては辛い環境ですので、夜間少しでも温度を下げる
工夫を検討したいと思っています

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       この先は鋭意製作中です      


 
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