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三角柱の台木に実生苗を接木したものの記録です
【1】兜丸
[1]瑠璃兜錦 (三角柱台) .................... (実生の三角柱台に接ぎました)
実生1年目の三角柱に実生1ヶ月の瑠璃兜錦を接ぎました。
秋に実生・接木したため、冬を迎え一旦成長が止まりましたが、
春になってまた成長を始めました。
[続]瑠璃兜錦 (髄下ろし) .................... (台木が傷んだので下ろしました)
8月に入って暑い日が続き三角柱台が傷んできました。 このままにして置くと穂木まで傷みそうなので、
台木の傷んだ部分を取り除き髄の部分だけにしました。(幸い髄は異常有りませんでした)
(髄が枯れない程度に)乾燥して、赤玉土でポットに挿木しました。
三角柱はどこからでも気根が出易く、これも1週間位で発根しました。
[2]瑠璃兜錦 (三角柱台) .................... (全斑その1)
[1]〜[4]は実生1ヶ月目の瑠璃兜錦の兄弟苗で、ほとんど同じ時期に接木しました。
[2]〜[4]は全て全斑苗です。
いずれ溶けて無くなる運命なので駄目元で接いでみました。
秋に実生・接木したため冬を迎え一旦成長が止まりましたが、
春になってまた成長を始めました。
これは、刺座の綿毛が多くなったと思ったら、子吹きして来ました。
[3]瑠璃兜錦 (三角柱台) .................... (全斑その2)
[2]〜[4]は全て瑠璃兜錦の兄弟苗で、全斑のものです。
これは、球体にならず、縦に伸びてきました。
[4]瑠璃兜錦 (三角柱台) .................... (全斑その3)
[2]〜[4]は全て瑠璃兜錦の兄弟苗で、全斑のものです。
これは、成長時には黄緑色で、その後全斑の色(黄色)になります。
三角柱台への接木はこの4本(1本下ろしたので現在3本)です。
三角柱台は油断すると痛み易いです。
この後の実生接ぎは、「接ぎ下ろすもの」はキリン団扇台に、「全斑のもの」は永久台となる袖ヶ浦台に、変えました。
カキ仔など大きな穂木は、接ぎ易さの点から袖ヶ浦台にしています。