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3月の作業。(3月の梨の木のようす)

摘蕾作業や誘引作業で折れてしまった枝の処理をします。


つぼみをおおっていた茶色の皮は落としてし
まいます。つぼみが病気になるのを防ぐため
です。枝をパイプのようなもので「コンコン」と
たたくとパラパラ落ちます。
ひとつの花芽から複数枝分かれしてくるつぼ
みは摘蕾(てきらい)してひとつだけにしま
す。たくさん花をつけると樹に負担がかかる
からです。また、つぼみの中には本来葉っぱ
になるべきだったものもあり(子持ち花)、こ
れからできる梨はあまりおいしくありません。
つぼみのうちからいいものを残すこともおいし
い梨へとつながるのです。
花芽も春を待っています。

 

 

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