【レギュラー陣つづき】
ランカー :世界中の国々に武器を売る死の商人で、ダマスクセに本部があるラン
カー商会の代表者。ミスター怪人ランカーと尊称されている。世界お
金持ちクラブに加入しており、ネチアのネチアーナ伯爵夫人と双璧を
なす大金持ち。派手なマントの内側には世界各国から贈られた勲章が
ずらりと並んでいる。かなりの怪力の持ち主で、マントをぶわっと翻
すだけで相手を吹っ飛ばすことができる。第2回目の放送で、プリン
プリンがアル中テレビの特別番組に出演して「私の国はどこ?教えて
下さい」と視聴者に訴えるのを目にして、プリンセスであるプリン
プリンと結婚すれば自分がプリンスになれるという野心と、プリン
プリンの可憐さに一目惚れした。それ以後プリンプリンに猛烈な好意
を抱き、プリンプリンがどこへいっても追い掛け、婚約を迫る。自分
のことを金と地位と名誉を兼ね備えた世界一の美男子と思っており、
プリンプリンがその魅力に気付かないのはプリンプリンがまだ15歳と
幼い少女であるためと思い込み、大人になればきっと自分に憧れ、恋
こがれると勘違いしている。サルが大の苦手で、プリンプリンのそば
にモンキーがいる時は近付くこともできない。「モンキー」はもちろ
ん、「さる」と名の付くものは口にするのも聞くのもいやという徹底
ぶりで、モンキーのことも「尻の赤い小動物」と呼び、そばにいた
ヘドロが「あ〜、モンキーのことですわね!」などと言おうものなら、
「ぎゃぁ、その名を口にするな!! 聞いただけでも寒気がする!」
と怒っていた。モンキーを守り神たらしめているのは、たびたび超能
力を発揮してプリンプリンを救ったこともあるが、むしろランカーを
撃退することができるという点が大きい。出身はガランカーダで、貧
しい家の13人兄弟の長男として生まれた。13番目の弟ランミーが生ま
れた頃には家をでているため、ランミーとは面識がない。本人は貧し
いガランカーダの生まれであることを恥じている。持ち歌にはプリン
プリンへの熱い思いを語る「純情一路」がある。MARUHE指数→100
声:滝口 順平
ヘドロ :ランカーの秘書。本人は「ランカー様の美人秘書」と自称している。
ランカーに憧れ、プリンプリンを「薄汚い小娘」呼ばわりして敵視
し、よくランカーに怒鳴られている。好きな色は赤と黒。血と罪が
好きらしい。秘書なのに事実上はランカー商会のNo.2として手下ど
もを顎で使っている。持ち歌には「赤と黒」「世界お金持ちクラブ
の歌」がある。余談ですが、私は携帯電話の呼び出し音に「世界お
金持ちクラブの歌」を入れて愛用していた。 MARUHE指数→100
声:真理 ヨシコ
ヘンナキブン:ランカー商会のスパイ。コードネームはゼロゼロセブン。どこかの
コンビニの宣伝文句のようである。よくドジを踏んでランカーに怒
られている。ランカーを「ランカーの親分さん」、ヘドロを「ヘド
ロの姐御」と呼び、ヘドロに「よしなよ、そんなヤクザみたいな口
の利き方は!」とたしなめられている。 MARUHE指数→100
声:神谷 明
シドロ :ゼロゼロセブンヘンナキブンの弟分。いつもモドロと一緒で名コン
ビ。オサラムーム生まれ。モドロよりは役に立ちそうだが、活躍し
たところは見たことがない。「嵐を呼ぶ男」の替え歌「シドロモド
ロの歌」を歌いながら登場する。 MARUHE指数→100
声:パンチョ加賀美
モドロ :シドロと同じくゼロゼロセブンヘンナキブンの弟分。いつもシドロ
と一緒で名コンビ。風貌に似合わない甲高い声を出すため、歌を歌
うシーンではかなり苦しそうで同情をさそう。タンガラトントン生
まれらしい。 MARUHE指数→100
声:猪熊 虎五郎
チンタム :ランカー商会の留守番係。ダマスクセの本部を一人で守っている。
世界各国から武器の注文を取ったり、商品の発送を一手に行ってい
る番頭格。その他にもヘリや黄色い潜水艦を用意したりして、世界
中を飛び回るランカーを影で支えている。 MARUHE指数→98
声:山田 俊司