このコーナーは、プリンプリン物語の世界を彩った素敵な人形の製作を担当された友永詔三さんをご紹介します。
プリンプリン物語の魅力を語る上で、人形のデザインの素晴らしさは欠かすことができないと思います。
1944年、高知県生まれ
67年、オーストラリアの人形劇団Peter Scriven's Tintookiesの
オーディションに応募、見事合格して渡豪、演出家のスクリベン氏、
美術家のイゴル・ヒチカ氏に師事。オーストラリア国立人形劇団で
活躍。
70年に帰国、大阪万博で「The Magic Pudding」の人形製作を担当。
78年、プリンプリン物語のオーディションに応募、合格。
プリンプリンはじめ、全ての人形製作を担当。当時は多いときで週に
20体、年間150体を三年間作り続ける。
プリンプリン物語の終了後はニューヨークに渡り、昼は画廊、夜はブ
ロードウェイという生活を送る。
氏の作品は伊豆・浄蓮の滝の向かいの「天城A・Tomoミューズ館」で
見ることができる。
現在はあきる野市のアトリエで製作活動を続けている。
※記載内容はMOE(2000年1月号、白泉社刊)を参考にしました。