北海道

1999年7月
HONDA CB400SuperFour

                      

左)北海道上陸1日目、岩内に着く
フェリーを下りてとりあえずテレビが見たかったので宿探し、久保田旅館が1番安かった。電話をかけて場所を聞いたがよくわからない。交番があったのでそこで聞くと「そんな旅館知らない、ちょっと待て」と言われて5分後、交番の真向かい徒歩30秒の場所に久保田旅館”発見!!”
ここの警察は使えない事を知る。
旅館に入ってみると「人生の落伍者」が泊まるような最悪旅館、風呂がとにかく汚い、素泊まりで3千円ではこんな物か・・・。テントで寝た方がまだましだった。
次の日は雨が降っていた為面倒になり結局2連泊する事になった。
暇だったのでパチンコへ。負けはしなかったが換金率の低さに驚き、損した気分だった。

右)上陸3日目雨が上がったので旅館を後にして神威岬に行く
駐車場から上り下りの激しい狭い道を徒歩20分くらいの場所、のんびり歩きたいのに団体らしいおばちゃん達が「若い人に邪魔になるから道をあけて」と道をあけてくれるので早歩きで抜いていかなければならなくなり非常に疲れた。
この日は夕日が綺麗と言われる黄金岬のキャンプ場で寝る、ちょうど夕日の所だけ雲があって余りよく見えなかった。


牧草ロール、北海道に行く前にどうしても上ってみたかった、最初見た時は感動したが走っているうちにそこら辺にいくらでもゴロゴロしているので珍しさが無くなる。

この後、稚内を目指す。稚内まで3時間くらいと地元民は言う3時間後別の人に聞いても「後3時間くらい」100q/h以上で走っているのに3時間の壁が破れない。
旭川でスピード違反で捕まる、50qの道を180q/hで走っていれば当然か・・・。
パトカーの制止を無視して(良く聞こえなかった)走って行ったら1qほど前方でパトカーが横向きに駐車して道をふさいでいた。130qオーバー・・・これは痛い、しかしかわいそうだからと一時停止違反にしてくれた。
警官は「町中は60q、郊外は80qなら捕まえないからね、制限速度+20〜30qまでだよ」と教えてくれたがいいのか?こんなんで。
しかし100q/hで走っていてもバンバン車に抜かれていくんですけど・・・。

                      

礼文島から戻り最北端の地、宗谷岬へ
さすがにライダーの聖地と呼ばれるだけあってライダーが多い。
ここに行く前にホクレンの旗に最北端とかかれた物があると礼文で知り合ったライダーに聞きいたので探し回っていた。
しかし見つからない。一緒にいた友人がガス欠になり40〜50q離れたスタンドまで買いに走る羽目に。
ガソリンを買うのに往復約100q走らなければならない、北海道の恐ろしさを改めて実感。

                   

左)クッチャロ湖畔キャンプ場
風邪が強い、テントが潰れる、仕方ないのでテントを買いに行くがファミリー用しかなくバイクでは運びにくい、ホームセンターでペグを買いビニール紐でテントを補強して事なきを得る。
温泉が気持ちよかったので2泊する、オリジナルのアイスが美味しかった。
稚内で出会った友人と別れる。

右)最東端を目指して納沙布岬へ
売店のおばちゃんが優しかった、基本的に北海道の人はライダーに優しい、どこに行っても声をかけてくれたりジュースをおごってくれたり「家で飯食ってけ!」と誘ってくれたり。
他のライダーもバイク繋がりってだけで仲良くなれる、走っている時孤独だから仲間を見ると喋りたくなるんだよね。

                    


クッチャロ湖から根室へ向かう途中、紋別にあるカニのオブジェを見に行く。
最初場所がわからずコンビニのお姉ちゃんに聞くが最初わかってもらえなかった。
「でかいカニの爪ってどこにあります?」これでは通じないのだろうか?


この後、富良野や室蘭、日高、夕張などを回って岩内から新潟へ。
帰りのフェリーには行きのフェリーで一緒だったライダーや北海道各地で見かけたライダーが・・・。
お互い特徴のあるバイクではないけれど「あそこにいたよね?ここにいたよね?」とお互いの行動がわかっているのは不思議だった。
本場で食べる夕張メロン&カニチャーハンは非常に美味しく安かった、もう一度食べてみたい。