花ことば物語
【ザクロ】
地上の女神プロセルピナは、太陽の神ユピテルと豊穣の女神ケレースの娘。ユピテルは、プロセルピナを冥界の神プルトンの妻に決めたのです。ケレースはそれが気にいらず、地上に降りてしまいました。プロセルピナも、悲しみのあまり、食べものを一切口にしません。ユピテルは困り、プルトンにあきらめてくれと頼んだのです。
しかし、プルトンは計略をはかり、プロセルピナにざくろを一粒食べさせることができました。そして、結婚に成功。プロセルピナは一年の半分をオリュンポスで、残りの半分を冥界で暮らさなければならなくなりました。
ざくろは、「地獄の果実」とも呼ばれているのです。
朱赤の花や赤い果実、樹形を楽しむ耐寒性落葉高木です。熟すと皮が裂けて一種独特の風貌となりますが、皮の中には沢山の小さな種が入っています。小さな種を除けて実を絞りジュースにして飲みます(やってみると実に絞り難くので二度とやりたくないと思いますが女性ホルモンに関係するエストロゲンという成分を含んでいます。
花色:朱赤
開花期:6月から9月
花言葉:円熟の美