花ことば物語
【セージ】
オークの木の洞に住む妖精セージは、人間の王に恋をした。王もセージのしとやかな美しさに魅了され、愛を告白したのです。灼熱の恋は、妖精の命と引き換えとなる運命。王の腕にしっかりと抱きしめられたセージは、一瞬の幸せののち、命がつき、王は悲しみのうちに去っていったという。北欧のお話です。
セージには、さまざまな力があると信じられています。精神を高揚させ、寿命をのばし、悲しみを和らげるといわれています。
ハーブの中でも人気者。その葉を乾かして、家庭薬にしたり、香料として料理に使ったり。ソーセージやチーズに欠かせない香料です。
花色:紫、ピンク
開花期:10月から11月
花言葉:家庭の徳