そう、それは昨日の夜 
 たしか夜中の2時ぐらいの事だ・・・。


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      プーン、プゥーン・・。
 
 
 「う〜ん・・・。」 

 
 グシャ! ドチャ! バキッ ――――――・・・・・・。 
  
            ・・・・・・・・。

 俺は耳元でうるさかった生物Aを叩き潰し、
 どうしてやつの羽音はあんなにうるさいのだろうか?
 などということを考えつつ、もう一度眠りに落ちようとした・・。
 
      
       プーン、プゥーン・・。   
 
 またも生物Aの羽音・・。
 「ぐっ・。  一度ならず二度までも!!」
 仕方がない・・。こうなったら殲滅戦しかないようだ・・・! 
 「食らえぇ!!  必殺キ○チョ〜〜ル!!」 
 
 
 
 などとやっているうちにすっかり目がさえてしまった僕は、
 階段を降り、冷蔵庫に入っていたジュースと思しきものを一気に飲み干した。 
 
 
 

  ―――ぐにゃり 
 一瞬世界がゆがんだように感じた。
  ・・・つい気になって手元の空き缶を見る  

  ――氷結○汁――・・・・
 
 な〜るほど、どうりでね・・。  
 うっ・・・。
 いかん少し気持ちが わ・るく・・・・。
 
 
 

 
 ーーーーー自主規制♪  

 

 
 う〜ひどい目にあった、
 まったくあんなジュースみたいなもんで
 気持ち悪くなるとは・・・。
 
 そしてそのあと俺は、顔を洗うべく洗面所に行き

 


 そこで   鏡に映る女の子の姿、  を見つけた。 
 


 そのときはまだ酔いがさめてなくて、よくわからずに 
 ボーっとしたままその鏡の中の彼女に手を伸ばした
 そして彼女も一緒に手を伸ばしてきて・・。




  2人の手が触れ合った。

 

 ―――――― ぐにゃり

 

 また、目の前が一瞬ゆがんだ。
 
 

 ふと気づいて目の前を見ると
 そこにはもう彼女はいなくて
 ただ自分が静かにこっちを見返しているだけだった。

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 といったような事があったわけなんだな。

 そいでその時の女の子が今の僕(っていうとなんか変だな・・。)
 まぁ、この体なわけだね。 
 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
 「って何冷静に回想してんの僕!!」
 そうやって
 僕が自分の思考につっこみを入れていた時だった。