●1/32スケールのスロットレーシングにハマル
少し前に、1/32スケールのスロットレーシングのセットを購入しました。実は我が家には以前からHOスケールのスロットカーのセットというものもあります。こちらもそれなりに楽しいのですが、クルマのサイズがトミカくらいに小さくて、スピードも速すぎることからクルマが走っている姿がよく見えないです。
そこで、もっと実車に近い走り方をする1/32スケールのスロットレーシングを手に入れるということは、主人にとって10数年来の夢でもありました(笑)。といわけで、今回も主人がレポートです。(サボっててごめんなさい・・・)スロットレーシングというと、営業用の1/24スケール、家庭用のHOスケールといったところが馴染みがあると思いますが、最近1/32スケールのものが静かなブームになりつつあります(ホントか?)。この1/32スケールのスロットカーですが、実は海外(特にヨーロッパ)ではホームサーキットとして一般的なもののようです。そのため、当然ながら私達が好きなイタリア車、フランス車など欧州車のモデルもたくさん揃っているわけです。
1/32スケールのスロットレーシングのコースは、SCALEXTRIC(イギリス)、SCX(スペイン)、CARRERA(ドイツ)などのメーカから発売されています。「modelcars」誌などで紹介されているせいか、最近になって国内でも比較的手に入れやすい環境が整ってきたようです。私は、SCALEXTRIC社のものを購入したのですが各社それぞれ特徴があるようですから好みのものをチョイスするのがよいと思います。
車種も豊富で、海外のサイトなどで見ると「コレ欲しい〜」の連続です(笑)。なお、クルマのメーカーとコース(トラック)のメーカーが違っても基本的には大丈夫だと思います。(例えばスケーレックスのコースにSCXのクルマを走らせてもOKということです)←今回購入したのはコレ。スケーレックストリック社(英国)の「ケーターハムカップ」というセットです。ケーターハムのセブンが2台付属します。
箱の右下隅に「ケーターハム社と提携しています」といったような表示が・・・→
実際遊んでみると、スケール感のあるクルマをコントロールしながら走らせるのは本当に楽しいです。ただ、コースが組み立て式なので準備や片付けが面倒。
そこで、コンパネとSPF材を利用して安価な台を作って常設コースを設置しました。畳2畳分もないほどのスペースなのでとても短いコースなのですが、それでもなかなか楽しめます。子供が遊んでいますが、本来は大人が楽しむべきものです(笑)
このコントローラーで、クルマのスピードをコントロールします。人差し指でレバーを引くと加速、戻すと減速といった具合です。 カーブ手前では、減速しないとたちまちコースアウトしてしまいます。→ 前部の銅色のブラシから電気をピックアップしてモーターを回します。モーターの後ろ部分にはマグネット(磁石)がついている場合が多く、コレで路面との接地力を高めコーナーを高速でクリアすることができます。(ダウンフォースが効くのですね)
ただ、ウチのような小さなコースでは速すぎてつまらないのでマグネットは取り払っています(写真も除去後のもの)。こうするとコーナーでテールを流しながら実車さながらに走ります。当然ながらスピードのコントロールは難しくなりますが、その分楽しみも増すわけです。
クルマ自体も、とても良くできていてディスプレイ用のスケールモデルのようです。
←クサラとミニでは実車同様こんなに大きさが違います。
ドライバーとコドライバーも細かく再現されています。→
SCX製のクサラと206のWRCカー。どちらも四輪が駆動しヘッドライトが点灯します。4WDのアドバンテージがあるのかコーナーでテールが流れた後も力強く走行していきます。 こ、これは「くまねこ号」!?(笑)。NINCO製のクリオPh1です。
海外のサイトで見つけたので、すぐさま注文してしまいました。SCX製のモンテ仕様のミニ。
小さなサイズながら元気に走ります。
別売りでトラックのパーツや、アクセサリー(コントロールタワーやピットクルーetc)などのオプションも豊富なようなので、今後、もう少し買いたしてコースに変化をつけていこうと思っています。
なお、コースとクルマがセットになったものが2万〜3万円くらい、クルマは一般的なものなら1台3,500円〜5,000円くらいで購入できます。オモチャとしてはちょっと高いなぁと思いますが、趣味の一品としては悪くない価格ではないでしょうか?広いサーキットでガンガン走らせるのが理想なんでしょうけれど、ウチのような小さなホームコースでトコトコ走らせるのも楽しいものです。みなさまのご家庭にも1セット、どうですか?(笑)
【続報です】(1/5UP)
スロットカーの仲間が増えました。1ヶ以上前に海外のサイト(ドイツ)に注文したものの何の連絡もなく、こちらからの確認のメールにも返信がなかったので、ダメかなと思っていたら今日になって届きました。
まずは、ABARTH1000TCR。
これは、是非走らせたかったクルマです。イタ車乗りとしてはかなり嬉しい・・・。
もう1台は、クリオ。今度のカラーはホワイトです。
これで、クリオカップができます(笑)。スロットカーのすすめ Tom's Slot Gallery