我が家には女房がよく乗っているスバルビビオという車がある。H7年式の軽自動車だ。機能上はすこぶる良好である。だが、女房がそろそろ買い換えたいと言い出す。軽自動車の中でもワンボックスタイプにしたいと言っていたんで、ダイハツアトレー、スズキエブリー、ホンダバモスを、WEB上で私なりに検討。どうやらダイハツアトレーが良さそうだ。 車検はまだ7ヶ月残っているのであわてて買い換える必要もないが、正月休みの暇を持て余していたこともあり、朝からディーラーへ出掛けることにする。
店へ着くなり展示車をいろいろ見てみる。アトレーは確かに荷室が広い。他にムーブやらミラやら見てみる。最近の軽は昔と違い、けっこう広いし装備も揃ってる。ディスチャージヘッドランプも標準装備なんてグレードもある。まぁ、個人的にはワンボックスはグランビアだけでいいような気がするが、本人が一番気に入った車を買えばいいことだ。
最終的に店内でカタログを開きながら営業マンの説明を聞く。その最中、女房の心が動き始める。アトレーとムーブでは価格差20万円、燃費も当然ムーブのほうがいい。ということで、ムーブと最近出たタントとのどちらかに絞る。私としてはいかつい顔のムーブのほうが好みだなぁ。
そんなこんなで、女房はムーブに決めたようだが、ちょっと待て。今日は買いに来たんではなく、暇つぶしに来たんじゃなかったんかいな。現車の車検もまだまだあるし。まぁ、現物目の前にして心は決まっちゃってるんだから、欲しいに決まってるか。
グレードはいろいろ付いて、ディチャージも付いてるカスタムXリミテッドに決め、色はシャンパンメタリック。ワイドバイザー、マット、荷室のマットと一般的なものを追加して、ハンコ押す。
下取りだが、9年落ちの軽自動車、さすがに値が付かないと言われる。でも正月だし、本年最初の契約者ということで\25,000付けてくれるとのこと。ラッキーなんて喜んでお願いした。
帰宅後、世間の中古車相場とやらをインターネットで調べて見ることにする。なになに、同年式車で、20万円程度で売られている。中古車屋の利益やなんやら考えても最低5万円で下取りしてくれてもいいんじゃないか〜という疑問が沸く。すかさず、買い取り専門店の無料出張査定に全部で4社に依頼する。その内1社はメールでの案内メールのみだが、他の3社はアポイントの電話が有る。この3社で時間をずらしながらお願いした。結果、A社は2万5千円(ディーラ下取りと同じ)、B社は5万円、C社は10万円という結果。当然C社に買取をお願いする。
A社は20分ぐらい車を調査し、挙句の果てにはしつこく即決を迫られる。最初の査定だったため、他の査定の結果が出てから決めると何度も突っぱねた。ここには二度と頼みたくない。他の2社はさっぱりしたもの。5〜10分程度で金額を提示してくれる。営業マンの人あたりもいい。こうでなくっちゃ。
ということで、買取専門店の見積もりも取られる事を強くお勧めする。ただし、車によってはディーラ下取りのほうが高い場合も有るのでディーラーでの下取り金額も聞いておく必要がある。現に、今回の下取り車は5ドアーだが、3ドアーだったら値が付かないと言われたしね。
ついにムーブの納車日。2003/01/15、今日はお日柄も良く大安である。取りに行くことにしたらガソリン満タンサービスしてくれた。色々操作説明をしてくれるわけだが、女房は半分も理解していない模様。まぁ、なんとかなるか。サイドブレーキが足踏み式、給油口がふたの一部を押して開けるなど、今までと違うことがあるが慣れるまでにそう時間は掛からないだろう。
それにしてもディスチャージは明るい。これグランビアにも欲しい。