オッサンがマニキュア!?  --- Jig 偽造! ---


自作のジグとしては’91、2年頃、中通し錘にステンレス針金を通してハンマーで叩きながら成形して、

カツオのキャスティングに使う40g前後のジグを作ったことに始まる。

自作のジグに喰らい付かせる悦びの他、ジグ代の節約という目的があった訳ではあるが、

やっているうちに作ること自体が楽しくなってしまった。(笑)


最近ソルトではジギングが人気となってきた。

それに伴い様々なメタルジグが販売され、アングラ

ーにとっては喜ばしいことではあるのだが…


人気をいいことに、まるでボッタクリのような値段

で調子こいて売られている。! 



そんな高価なメタルジグでも、

魚をヒットさせれば歯型でボロボロになるし、

根掛かりでロストした日には泣きたくなる。(T_T)


そんな訳で、、、

耐熱シリコンでお気に入りのジグから鋳型を作り、

鉛を流し込んでジグを『偽造』してみた。

これが同じジグをある程度の大量生産を試みた始まりだ。




左の写真は私の中で、安定した釣果を提供してくれ

たシー○ラワーから型取りしたもの。ホログラムシート

を貼り、塗装してウレタンにドブ漬けすれば市販品にな

いオリジナルカラーも作ることも可能。


ただひとつ、耐熱シリコンと言えども連続して鋳造

を繰り返していると、熱で鋳型が若干膨張してくる

ので、一定の寸法で曲げた筈のステンレス針金と多

少合わなくなってくることも。だがそこは愛嬌です!

鋳型を長持ちさせるためにも、そこは適宜冷ましな

がら作業した方が良いですね。


注意点として、
鉛を溶解すると有毒ガスが発生しま

す。直接吸わないよう換気するか、屋外で作業した

方が安全!


オッサンがマニキュア!?

ホログラムだけではなく、パールカラーに仕上げた

い時はネイルカラーが使えます!

実はこれが一番の難題だったりもします。

できることなら女性に頼むのが変態に思われずに

一番の安全策かと!(笑)

理解が得られない時は、ここはひとつ恥を捨てて

オネェさん方に紛れてコスメコーナーを物色しましょう!

…で、もちろん100円ショップのもので十分。

ネイルカラーはその性質上、下地の色が透けるので

ホログラムの上に塗ってもイイ感じに。

下地の色がパールの輝きと相まって、思わぬ色に仕上がる

ことも発見のひとつ。

また全てではないけれど、ウレタンやセルロースにドブ漬け

しても溶剤に侵される確率が他の塗料と比べて低い感じが

するのは気のせいかな??





戻る