ORVIS R.M Brook Trout 7'6" #4 
--- 2011年 中古で見つけた ---







ORVIS R/M Brook Trout Bending curve ----- スローな惚れ惚れするようなカーブを描く。



ネットで中古品を見つけた。

程度としてはまずまずだったのだけど、前オーナーが折損修理に出したのだろうか?

ティップ側とパット側で明らかにガイドラッピングの色が違うのだ。

元々ロッキーマウンテンシリーズの巻糸の色はブルーダン。

グレーがかった薄青色なのだが、ティップ側とパット側で色の濃さがまるで違う。

普通、折損修理は折れてない側も添えて全ピース送ることになってるから、

色合わせくらいすると思われるのだが、これぞアメリカなのか?

いや、最近は中国とも聞いたけどな…。

それとも本国へは送らずに、どこかのプロショップが適当に修理したのだろうか?


まぁどちらにせよ、安く入手出来た訳だし、ロッドアクション自体に違和感も無いし、

同一純正ブランクで、フェルールの擦り合わせも全く問題ない。

そのまま使用しても良いのだが…


せっかくだからラッピングをやり直そう!

それに、どうせ巻き直すならば茶色の巻糸に替えてスーパーファインシリーズみたいに。


そんな訳で、コルクグリップの先端部を削り巻上げにすれば、

“何ちゃってスーパーファインシリーズ”の出来上がり♪


「ホンモノ」よりも若干コルクグリップが長いことと、

「ホンモノ」はリールシートがコカボラウッドに対して「ニセモノ」はウォルナット。

ブランクにある「ORVIS」のロゴのスクリーン印刷がロッキーでは安っぽく、

ロッドの規格まで表示され、御丁寧にも上からコートしてあるからこれだけはどうしようもない。

それらを除けば、

色合いが少し違うが、両者を並べて見なければそんなに違いは分からない。(笑)


ロッキーマウンテンシリーズは、元々スーパーファインシリーズの廉価盤としてリリースされたもの。

使用されてるブランク自体はスーパーファインシリーズで使用されてるものと同じものを使用。

他の部分でコストを下げたもので、性能的にはスーパーファインシリーズと何ら変わりないお買い得ロッド。

”なんちゃって”に改造するだけの価値がありそうだ。(笑)



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