■ Promenade
No Fish ---痛い目にあった管理釣り場--- チビ鱒がポツリの朝霧池

2016年の初釣り。


海でブリ、ワラサでもやろうと予定していたが、

風が吹くということで急遽管理釣り場の鱒に変更。

やって来たのが『朝霧池』。

ところが、ここを初釣り場所に選んだことが縁起でもない選択ミス。




1日やってアタリなんか1回しか無く、奇跡的に「ボウズ」を免れただけ。

この日は堰堤でしかアタリは無く、堰堤に入った人だけが忘れた頃にチビ鱒をパラパラ。

空いていた流れ込み桟橋に入った我々は、寒いし、1日粘って25センチ程のチビ鱒が1匹。

ワンワンが2匹。

桟橋先端に入ったワンワンが堰堤方向に遠投していてたまにアタリがある程度。

手前奥側に陣取った私のマーカーはピクリとも動かない。

朝から入って、奇跡的に釣れたのが昼を過ぎてから。

その後もピクリとも動かぬ”不動”のマーカー。

これはダメでしょ…(笑)


昔のここはそこそこのサイズが釣れていた。

決してお世辞にも「良く釣れる管理釣り場」ではなかったが、

それが魅力だった。 だから面白かった訳なのだが…

最近の傾向として、どこのエリアも小型を多く入れて、

その分アタリの数を多く出すように努力しているようだ。

ここもそうだと思うが、ここの場合ただ魚が小型化しただけで

アタリの頻度はちっとも変わらない。むしろ頻度は落ちているように思う。


こんなの管理釣り場とは言わんでしょ。

冬季に釣りが許された、自然の川や湖でももっと釣れるでしよ。


堰堤でたまに魚を掛けていた人たちも、ツーハンドロッドを使用していたが

ロッドはほとんど曲がっていない。

たるんだラインの延長線上で小さな飛沫がパシャパシャ…

これじゃ釣れても面白くないでしょ?




ただただ休みを無駄に1日過ごしただけの気分にさせられた。

もし他へ行っていれば、貴重な休みとお金を無駄にせずに楽しめたであろう。

こんなことなら海へ出て、イチかバチかでブリ、ワラサを狙った末、

ボウズ食らった方がどれだけ気分が良いか…(ー_ー)!!


新年早々、愚痴から始まった釣行記。


経験上1日粘ってマーカーがピクリともしないエリアなんて、

朝霧池か神越ぐらいしか私は知らない。
(笑)

私的には管理釣り場というのは、釣り物の少ないオフシーズンに魚が釣れる。

いろんな釣り方、いろんなフライが試せて楽しめるのが管理釣り場。

チビが飽きるほど釣れるエリアも面白くはないが、飽きたら飽きたで帰ればいい。 

その方が幸せだ。

釣りに来た以上、釣れることの「喜び」に浸りたい。 

ましてやそこが管理釣り場であるならば…

マーカーを付けて、寒い思いをしてただ1日、

いつくるか分からないアタリを震えながらひたすら待つ。


例え、もしも、万が一、釣れたにせよ30cmにも満たない25cm程のニジマスだったなら…

しかも、後にも先にもその1匹だけ。
 粘るつもりの私も3時半にはギヴアップしましたよ! 

身も心も寒いし、こんなのやってられるか! 金返せ!!!(笑)

こんなの決して私は管理釣り場とは思わない。



これじゃ釣りを楽しむこと以前の問題だろう。

少し前から下降線をたどるばかりの釣果に、もう二度と行く気も無くなってしまった。







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