議会改革検討委員会報告
　　議会改革検討委員会メンバーとして平成１６年度に取り組んできた内容と結果を報告致します。

【総括】
　議長から議会改革検討事項が諮問され検討してきた。諮問内容は、各市町村議会の動向や実態を踏まえた上での事項であったが、改善・見直しにおいて総論は賛成であるが各論に入ると時期尚早、変えることに難色を示し、現状維持という声や、時として振り出しに戻って前進できないことも幾度となくあったのが事実ですが、一般質問のやり方で「対面方式、一問一答方式の導入検討」の方向となったことは大きな前進と受け止めています。

　【議会改革諮問事項に対する検討結果】
諮　問　事　項 現状と検討点 会派見解と結果
１ 海外行政調査のあり方の検討 　　　　　　　　　ー現　　　状ー
(1)海外調査派遣対象者は、２・３期生
(2)調査先は２期生が姉妹都市、３期生が北欧
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　ー検　討　点ー
派遣対象者と調査先の拡大
 　　　　　　　　ー会派見解ー
予算内で多く議員の見聞を広めるために、派遣期数の撤廃と調査先は近隣諸外国を提案

　　　　　　　　ー結　　　果ー
現行通りとなる
２ 市議会ホームページ公開内容の検討 　　　　　　　　　−現　　　状ー
ホームページは定期的に見直すことになっている

　　　　　　　　　ー検　討　点ー
議員個人のホームページとメールアドレスへのアクセス		 　　　　　　　　ー会派見解ー
希望者には議員個人のホームページとメールアドレスを掲載すればよい

　　　　　　　　ー結　　　果ー
現行通り。但し希望者にはメールアドレス掲載できる
３ 行政委員会委員長の本会議出席のあり方の検討 　　　　　　　　　ー現　　　状ー
教育委員会・農業委員会委員長、監査委員は、全ての本会議に出席している

　　　　　　　　　ー検　討　点ー
ほとんど答弁の機会がないのに出席を願っており、必要に応じての出席の検討		 　　　　　　　　　　　―会派見解ー
必要に応じての出席でよい

　　　　　　　　ー結　　　果ー
必要に応じて出席する。尚、監査委員は決算議案が上程される定例議会は出席をする
４ 議会事務局から議員への案内通知方法の検討 　　　　　　　　　ー現　　　状ー
議会開催案内など全てファックスで配信

　　　　　　　　　ー検　討　点ー
情報化時代からインターネットによる配信		 　　　　　　　　ー会派見解ー
希望者へのインターネットでの配信

　　　　　　　　ー結　　　果ー
現行通りのファックス配信で、インターネット配信は希望者に実施
５ 一般質問方式のあり方の検討 　　　　　　　　　　　　ー現　　　状ー
演壇で一括質問、一括答弁方式で再質問は自席から行っている

　　　　　　　　　ー検　討　点ー
ケーブルTVで議会放映がされており、途中から視聴した人に分かりにくい
 　　　　　　　　ー会派見解ー
質問者と理事者とは対面で一問一答方式の実施

　　　　　　　　ー結　　　果ー
一問一答方式及び関連質問のあり方を平成１７年度も継続して協議していく
６ 議会での市民憲章唱和の検討 　　　　　　　　　ー現　　　状ー
議場では市民憲章の唱和は行っていない

　　　　　　　　　ー検　討　点ー
市民の心構えであり、議場での唱和したらどうか		 　　　　　　　　ー会派見解ー
議員が議場で行う必要性はないと考えるが、全議員の意向に沿う

　　　　　　　　ー結　　　果ー
定例議会初日開会前に市民憲章唱和の実施

　今回継続協議の一般質問のやり方で対面方式から議場の改修、また質問方式を一問一答に変えることによる問題点・課題への対応を平成１７年度に論議をし、平成１８年度から導入の方向で進められていく予定です。

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