平成19年9月定例議会         

 =議案質疑での平成18年度決算報告に関して質問(9月7日)=

 質問した趣旨と内容について報告をします。

【一般会計決算】
 ー歳出ー
(総務費)
 税制改正により市民の負担は増している。そうした中で滞納整理事業について質問する。
 Q1:市税の収納率が対前年比0.26ポイント向上し、近年の収納状況について
 Q2:徴収業務においての重きをおいている点について
 特に、滞納年数が経つほど納税者は苦しくなる。課税の公平性、平等性、普遍性から均等に対応することが理想であるが、傷口の小さいうちの処理を要請

(土木費)
 車社会において一番の課題が交通渋滞であり、道路・交通調査事業が実施されており、その事業内容と今後の反映について質問をする。
 Q:地区道路整備方針策定事業と道路・交通調査事務の具体的な内容と今後の反映について
 総合交通計画や道路整備においての地域との調整に役立てるとのことであるが、データを生かした施策の反映を期待する。

(教育費)
 図書館の蔵書盗難防止からICタグ設置した結果を聞く中で、職員の業務改善姿勢を確認する。
 Q1:ICタグの取り付け蔵書数と盗難防止の成果について
 Q2:狙いとする整備が達成する期間について
 図書館の蔵書は年間4,000冊程(新刊が多く年間約500万円消えている)が盗難にあってきたとのことで、市民の税金で購入あり蔵書は市民のものであり、防衛策としてのICタグの設置は意義があると思う。しかし、一方で蔵書にICタグ取り付けの最終的な狙いは、セルフによる貸出と返却で、このことにより職員の業務軽減、効率的な図書整理などコスト削減効果は多大でありこれを達成してこそ費用対効果がでると思う。
答弁で、新刊でないと取り付けできない。旧蔵書に取り付けようとすると3ヵ月休館をしなくてはならない。今の計画で全ての蔵書にICタグを取り付けるのに8年〜9年は必要ですと言われて「ハイ」そうですかとは言えませんでした。業務改善姿勢が民間感覚と大きなズレを感じるとともに、8年後、9年後となるともっとよいシステムが開発されていると思います。図書業務改革なり電子図書館を目指すならば2〜3年後に実現できるような対応が必要で、今一度費用対効果を考えた対策の検討を要請する。

ー歳入ー
 歳入の柱として市税の確保は重要なことである。しかし税制改革に伴う市民へ影響は大きいものがありそうしたことを含めて税の公平性、平等性、普遍性を念頭に事実確認をする。
 Q1:市税が当初予算に対して27億円増で税制改正による増収分について
 Q2:市税の不納欠損額が対前年増でありその要因について
 Q3:個人市民税、固定資産税の現年課税分の理由について・・・・・・・等々
 
 
【特別会計決算】
ー国民健康保険事業会計特別決算ー
 全国的に生活の困窮から国保料の滞納者が年々増加の一途で社会的な大きな問題であり、本市の実態を確認する。
 Q1:滞納世帯数と資格証明書発行世帯数。他市との比較について
 Q2:国保に絡んで世間において事件も起きているが本市の状況について

ー介護保険事業特別会計ー
 昨年の4月に第一号被保険者の保険料基準が2700円から3700円と1000円引き上げられた。有効的な運用がされているか質問をする。
 Q1:保険料は2006年から3年間に必要とされる基準額で当初計画に対する状況について
 Q2:新たに介護予防事業が計画されていたが、当初よりも大幅な減額となった要因について



            「定例議会報告」に戻る


                      「議会での発言」の見出しに戻る