平成17年9月定例議会


議会質問での基本的なルール
について
  1.一般質問:質問内容は開会前に通告をする。質問・答弁を含めて1時間以内。質問回数は3回まで
  2.関連質問:通告者の一般質問内容と同じ内容であれば質問ができる。
           但し、通告者は他の通告者の質問で聞きたいことがあってもできない。
  3.議案質疑:議案に関する質問をすることができる。但し、慣例で所属委員会以外の議案。
  4.委員会質問:委員会に上程されている議案の質問。

 議案質疑において、上程議案の空き缶等散乱防止条例、平成16年度一般会計決算報告に関し
て質問並びに要請をする。


1、空き缶等散乱防止条例の改正に関して要請

   当条例の制定に至ったのは、市民からの犬のふん害の苦情が原点
  にあり、犬の飼い主の責務としてやるべきことを文章で定めた範囲で
  す。条例に罰則なり罰金制度が設けてあれば条例制定の効力も発揮
  すると思うが、ただ守りましょうの呼びかけだけでは、問題点の解決に
  はならず、条例公開の際の徹底内容を要請する。
   「空き缶等散乱防止条例」は、自販機の設置に伴ない空き缶がいた
  る所に捨てられていることから、条例で規制を図ったものの捨てられて
  いるのが実態である。遵守させるには、一定の罰則・罰金制度を設け

  る必要があると考えるが条例に定めていない。これでは空き缶防止条例と同様の結とになる恐れが
  ある。

   条例制定を広報などで公開する際に「一部の飼い主が最低限の責任とマナーを守らないために
  条例を制定」
することになったことを強調し、市民に遵守徹底を図るように要請。

2.平成16年度一般会計決算報告に関して質問
 (1)総務費の企画費の合併調査研究事業で質問   
  
Q:今年の3月に合併調査研究報告書として、近隣市との合併パ
    ターンと併せてデメリットや課題の報告がされた。
    市民には、広報7月15日号の特集「市町村合併」で報告され
    た。
    報告書の結びに「安城市の長期的な発展と市民生活の充実
    に向け、引き続き検討を続けていくことが必要」と記されてい
    るが、今後どのような計画で推進していくのか。
    また、合併調査研究結果を広報やホームページで公開してき
    たが、市民の反応や意見をどのように把握しているか。

   
  A:将来の地域を市単独そして近隣市との合併パターンを想定した上でのメリット・デメリットそして課題を
    取り上げてのまとめで今後合併を考える上での参考となる。今後の方向付けとしては、衣浦東部行政
    圏(安城市・刈谷市・知立市・碧南市・高浜市)で検討していきたいと考えている。
    合併調査研究報告に関して市民からの意見や要望などはなく、市民の反応の把握はしていない。

  
Q:合併調査研究報告を広報で見た市民から「合併の火は消えしまった」と思っていたが、「消えていな
    かった」ですねという声を聞いています。刈谷・知立市でも同様の調査をしているとのことで、関係市
    との調整はどのようになっているか。

  A:刈谷・知立市も調査研究をしていることは聞いているが、話し合いはしていない。尚、話し合いは、衣
    浦東部行政圏の5市で行いたいと考えている。
【要請】
  
合併調査研究のまとめは、時々の変化はあるものの何回もできることではなく、今回の調査研究のまと
 めをいかに活かすかがせ大切である。市町村合併の主役は住民であり、市民に調査研究結果を報告した
 以上は、住民の声を聞き上で今後の方向付けを示してほしいと要請。


(2)民生費の生活保護費で質問

  
Q:当初予算に対して8900万円の減額補正した要因と減額要因に就労支援による効果があったと思
    うが、前年度と比較してどのような状況であるか。また、保護率の状況はどのようになっているか。

  A:減額は、毎年20%の伸びを示しており、前年比での試算によるもので結果は10%の伸びで決算し
    た。就労された方は70名で通年は50名程度。保護率は、安城市0.26%。愛知県0.57%。全国
    1.14%である。

  
Q:就労相談員は平成15年から採用しているがどのような方が担当されているか。
 
 A:就労相談員は、県下で初めての実施で国から100%助成を受けている。相談員は、一般企業に勤
    めハローワークで実務経験をされた方が担当している。相談会は週3回開催されている。

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