平成18年度 一般会計・特別会計・企業会計決算概要報告

 平成18年度は世界では戦争やテロの恐怖、異常気象により深刻な暴風雨や干ばつなど、動植物の生態系も脅かされ、住みよい地球環境を死守するためには、今こそ一人ひとりが人にやさしい行動を起こさなければなりません。 
 また、国内では、官製談合による県知事の逮捕や巨額の裏金事件による官公庁職員の懲戒処分など、公金に対する倫理感や正義感の喪失などで公務員への不信感を増長する事件が続きました。
 国や地方公共団体は、信頼回復に向けた地道な努力を怠ることなく「市民に顔を向けた、透明な行政」を推進していく必要があると考えます。
 平成18年度の本市の状況は、全国的に抜き出た景気回復の拡大の影響を受け、平成17年度の製造出荷額等が29年連続全国一位の愛知県にあって県内5位、これはまさに日本経済の土台を支える重責を担っている証である。
このことにより市税収入が伸び、財政状況は安定してきたが、市民の幸せを守り抜くためには「市民の目線に立った」行財政運営を継続することが重要と心得、行政が責任を持って安全安心のまちづくり、福祉の充実、教育の向上などの各施策を確実に行っていく。(決算書の総括文より)

 平成18年度決算                              単位:百万円
会   計   別 歳入額   対前年比 歳出 対前年比 差引額 実質収支
一  般  会  計 57,375 5.1%増 53,173 4.1%増 4,202 2,768
特別会計(介護保険等12事業 35,195 4.3%増 32,365 4,7%増 2,829 2,751
合        計 92,569 1.3%増 85,538 0.6%増 7,031 5,519
企業会計(水道事業) 2,907 0.5%増 2,553 1.0%増 354(経常利益) 346(純利益)

 一般会計は、歳入総額57,375百万円、歳出53,173百万円で、歳入歳出差引額が4,202百万円。
 一般会計の歳入面は、景気回復と定率減税の縮減などにより個人市民税が対前年比11.6%増額、同様に法人市民税も19.3%と大幅に伸び、市税全体では過去最高額を3年連続更新する35,688百万円を確保。
 市債は財政の状況を判断して78.0%減少(金額では2,601百万円)

 歳出面は、教育費が桜井小学校や南部学校給食調理場の建設を開始したものの、梨の里小学校の建設が完了し13.3%減。土木費は名鉄碧海桜井駅高架化や柿田公園南進道路整備などの施工で32.9%増など全体では、対前年比4.1%増。

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【指標財政状況】
    



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