刺法
○三刺…散邪、穀気招来。浅→深と3度刺す。
一刺目…切皮。陽邪を出し、血気を招く。
二刺目…肌肉。陰邪を出す。
三刺目…分肉。穀気将来。

○五刺…五臓に応ずる。「カンピョウごはんよ!」
関刺 …肝、筋痺→関節部に刺鍼
豹文刺…心、血滞→血脈
合谷刺…脾、肌肉痺→肌肉(鶏足状)
半刺 …肺、皮膚表面→皮膚
輸刺 …腎、骨痺→骨

○九刺…九変に応ずる。「経絡を鼓舞するゆえんも窮す」
経刺…経脈の病
絡刺…絡脈の病(絡刺)
大瀉刺…膿血
巨刺…左右対側に取る
分刺…分肉
すい刺…燔鍼(焼き鍼)
輸刺…輸穴(榮・兪・原穴)
遠道刺…上の病→下合穴
毛刺…神経痛→皮毛

○十二刺…十二経に応ずる。
寒気・冷え→
 斉刺…中心+両脇2(計3)
 揚刺…中心+周囲4(計5)
 直鍼刺…皮膚をつまんで刺す
 浮刺…傍らから斜め
 陰刺…両太谿
風痺→報刺…追いかけて次々刺す(数本)
着痺→傍鍼刺…中心+傍1(計2)
熱 →輸刺…単刺
筋痺→恢刺…刺鍼後、鍼を揺り動かす
骨痺→短刺…骨をこする
心痺→偶刺…兪募配穴(計2)
腫れ物→贊刺…浅刺をくり返し、出血させる

☆輸刺は五刺→骨、九刺→輸穴、十二刺→単刺。
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