2025年 5月17日  TUBE(中部)持寄り試聴会
@刈谷市 南部生涯学習センター たんぽぽ 
<第 20回試聴会>
集合写真
<会場>
学習センターたんぽぽ
刈谷市 南部生涯学習センター
たんぽぽ視聴覚室
視聴覚室
 
<事前準備>
  ・今回より会場を安城市「昭林公民館」から刈谷市の「南部生涯学習センターたんぽぽ」視聴覚室に変更しました。
   何時も通り午前中に準備・確認、午後から発表会のスケジュールで行いました。
   当日はあいにくの雨で搬入は苦労でしたが、会場がコンパクトなことからその後のセットアップはスピーディーに
   進行、
予定通り昼前には音出し確認完了となりました。

   <セッ ティング状況>
アンプ・スピーカーセッティングアンプとスピーカーセッティング
何時もの様にアンプ群の両側にSPを配置、関係者
膝痛(汗)
のためスピーカーは小型に変更しました。
ソース群セッティング
ソース群
アナログ(光)とCDです。 
光EQプリは今川さん渾身の最新作です。
音響確認
音響確認
音響確認中 大丈夫ダネ!(´∀`*)
コンパクトな部屋なので小音量でも十分な音圧です。

ジャケット表示システム
ジャケット表示システム
スマホカメラを利用してCD又はLPのジャケットを
プロジェクターで投影しました、便利です!!。

<試聴開始>
・開会挨拶とスケジュール説明
  ・13:00より西三河地区 加藤さんによる開会挨拶・スケジュール説明後試聴開始となりました。
開会挨拶 スケジュール

<前半試聴>

   最初は今川さんの光カートリッジによる昭和歌謡試聴
アナログシステム
入力にトランスを用いて位相合わせする最新作光イコライザー
と光カートリッジによる懐かしい昭和歌謡試聴です。 んっ?
音が
揺れてる??、盤面クリーニングで復活!、昭和!!
   光イコライザーを説明する今川さん
説明する今川さん
ひょんなことで入手された大量の昭和歌謡EP(45rpm!)を
聴きたいとのリクエストからこの企画を思いついたそうです。
古いレコードの北島三郎が若い!、ピンクレディーも全開!

   今や珍しいドーナツ盤を準備する今川さん
ドーナツ盤試聴
「45回転」にセットしEPアダプタを装着!ドーナツ乗せて
慎重に針先を確認、リフターを降ろすと・・LPとは異なる
ゴミノイズの後45回転の音(^^♪ あーこの音だ〜イイネ!
   思い出のレコードを語る水野さん
思い出のレコードを語る水野さん
水野さんリクエスト「園まり ひとりで踊るブルース」を試聴
有名な「夢は夜ひらく」のB面に収録されているそうです。
正にお色気大賞のこの曲は確かに魅かれますネ(汗)。

   2番目は加藤さんによる新旧2A3比較試聴
2A3シングル
昨年5月試聴会アンプの再登板で、今回は新旧2A3の
比較試聴です。最初にRCA JAN-CRC 2A3(2枚ブラックP)
その後エレハモ2A3(1枚グレーP)に差し替えました。
   アンプを説明する加藤さん
2A3を説明する加藤さん
91Bタイプの2段アンプで初段は717A、整流管は83です。 
同じ曲を聴きどちらが好みかを挙手で確認しました。
結果、RCA:9名
 エレハモ:4名でOLD RCA圧勝でした

   3番目は中山さんの8cmTLSとDAISO+DOSE CANNON
8cmTLSとDAISO$DOSE
比較的大型に適したTransMission SPシステムを小口径で
挑戦した意欲作。TLSは8cmの認識を超える低域の伸び、
DAISOはクリアで辺貞のモーニングアイランドが生々しい
   システムを解説する中山さん
説明する中山さん
TLSはSP背面からの音が減衰し無限大バッフルと等価で
低域の忠実度が高く、1/4波長気柱共振により低音を拡張。
DAISOは前後締結により対向順無指向特性になるそうです

   4番目は原田さんの12BH7A SEPP
12BH7A SEPP
12BH7A単管SEPPアンプです。 普通のDEPPとは明らかに
異なる透明感ある音質です。小出力ですが、寺井尚子の
潤いあるJAZZバイオリンが
滑らかに響き渡りました
   説明する原田さん
説明する原田さん
原田さんとしては珍しくMT管採用ですが、低μ管拘り
から初段は12AU7A(差動)です。2つの段間トランスで
ゲインを稼ぎ出力管ドライブ位相を整合する構成です

<途 中休憩>
  ・ここで 10分ほど休憩を挟みました。 いつも通りにオーディオ談義が始まります。
   原田さんお手製ケーキで一服
原田さんお手製ケーキ
今回も原田さんお手製のケーキをご提供いただきました!
今回もありがとうございました!!
   なるほどネ!
資料に興味津々
各アンプや資料に興味津々、大いに参考になります。
入力トランス式光イコライザー、いいね!

<アンプ試聴(後半)>

     5番目は清水さんの KT88 CSPP
KT88 CSPP
初段2SK30A差動、
ドライバー6S4A差動+プレートチョーク、
出力段KT88+
トリファイラーOPT+オートバイアス回路搭載、
スケール大きく浸透力ある音、外観も音も美しい!
    説 明する清水さん
説明する清水さん
学生時代にKT88 DEPPを製作以来長らくご無沙汰だった
そうですが、3年前に復帰され製作されたそう です。
回路構成等は前川さんに手ほどきいただいたそうです。
     6番目も清水さんの6CS7 CSPP
6CS7 CSPP
珍しいTV用MT三極三極複合管を用いたCSPPアンプです。
先のKT88より馬力感はないですが、よりクリアで高解像な
音と感じます
。シンメトリカル構成で外観も美しい!
     6番目も清水さんの6CS7 CSPP
3D CAD設計
建築用3D CADを用いて大物部品のみならず内蔵部品まで
干渉等確認されている
そうです。CRやラグ板等細かな部品
まで見えます!加工依頼もデータで行なっているそうです。

   7番目は前川さんの3C24 シングル
3C24シングル
運搬中の加重ストレスにより左球の硝子部が傾きヒーター
引き出し線が断線!点灯しません!バルブを引き起こすと
・・なんと無事点燈!この状態で試聴となりました。(汗)
    解説する前川さん                            
解説する前川さん
受注製品のカソード巻線付きOPTが良好であったことから
カッコいい光物球で製作されたそうです。カソードチョーク
直結
ドライブで、アベマリアが情緒感豊かに響きました。

    8番目は加藤さんの6C-A10 CSPP
6C-A10 CSPP
これも昨年11月試聴会アンプの再登板ですが、出力管が
6L6GCから6C-A10に変更されています。前回ビーム管より
三極管の方が角が丸くなったように感じました。
    説明する加藤さん
6C-A10を説明する加藤さん
初段6922、ドライバー6364チョークドライブ、出力管
6C-A10バイファーラOPT(染谷)の構成で出力30W。
各種球を自由に組み替えて試すことは手作りの醍醐味です。

   9番目は今川さんによるサーボ基板解説
バイアスサーボ基板
前川さん開発の回路を今川さんが基板キット化し、中部
地区有志限定で販売された基板を解説いただきました。
バイアスが異なる球も無調整で差し替えでき便利です。
   サーボ基板を解説する今川さん
説明する今川さん
1枚で出力管2本を制御する構成なのでシングルなら1枚、
プッシュプルなら2枚必要ですが、コンパクトなので使い易い
と思います。欲しい方に基板が無料配布されました!!

   〜試聴会風景〜
準備中の清水さん 試聴風景

<閉会挨拶>

  東三河地区 今川さんより次回案内と閉会挨拶を行いお開きとなりました。
   次回案内と閉会挨拶

 次 回試聴会は豊橋市の石巻生涯学習センター和室にて令和7年11月22日(土) 開催予定です
〜♪防音室なので 大 音響〜も問題なし♪〜!!          前方から見た会場

時期柄空調音も気にならず良い環境下での試聴となりました。

非常に楽しい時間を過ごすことができ、ありがとうございま した。
 ・16:45頃撤収となりました、 皆さんお疲れ様!!


  ・次回 豊橋市試聴会案内

日時:令和7 年11月22日(土)午後1時〜午後5時迄  ※午前中より準備
会場:石巻生涯学習センター 和室

詳細は追って 掲示板に掲載します。

同好の方、ご 興味ある方を募集してい ます この機会に仲 間を広げましょう!!



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