<第
18回試聴会>
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<会場ホール>
安城市「昭林公民館ホール」 昨年11月の豊橋市に引続き、
今回もマスクフリーでの 通常開催となりました。 (当会場6回目) 約20名の方にご参加頂きました。 ホール前に案内看板を 設置していただきました。 |
スピーカー搬入 今回は何時ものオリンパスタイプでなく都合により今川さん のJBL 2213H + 2446Jを借用させていただきました。 |
試聴アンプ準備 各自アンプ等を搬入しセットアップを進めます。 ここでも失敗や苦労話で談義が弾みます。 |
ソース群準備 音源システムの内、光アナログとマスタープリを 今川さんにご準備いただきました。 、他にSACDプレーヤーも準備しました。 |
音出し確認中 セット完了アンプより順次音出し確認しました。 音出し確認から半ば試聴会、う〜ん良いねー どんな構成ですか〜、ここでも談義が弾みます! |
最初は今川さんの25E5プッシュプルUL ●リンク トラレスモノクロTV用水平出力管をUL接続で用いた アンプ。パワー感抜群で音が飛んで来る。トッププレート 配線の見栄え向上カバー(通風路兼用)が素晴らしい! |
説明する今川さん
OPTはArito'sAudioLab殿の新企画出力トランス DE-3.5K30W-UL。DSオーディオの光カートリッジ、金田氏 記事参照EQ、ペルケ式差動プリの組合せで試聴しました。 |
2番目は加藤さんの10JA5プッシュプル
こちらはもTV球ですが、垂直偏向管を三結で用いた 管球ユニット交換式ユニーバーサルアンプ。 2A3類似特性ですが、よりパワフルで力強い感じ。 |
説明する加藤さん
1本¥900のトランスレスTV球を用いて 約16年前に製作したユニバーサルアンプです。 今後は安価で音も良いTV球を活用されるそうです。 |
3番目は中山さんのIRFP240サークロトロン
MOS FET IRFP240を用いたサークロトロンDCアンプ。 測定結果は歪が多いとのことですが、Gipsy Kingsの ギターがクリアで臨場感溢れパンチ力抜群な音質。 | 説明する中山さん
初段2SK170差動、ドライバー2SA970プッシュプル、 パワー段IRFP240 ソースフォロワープッシュプル構成。 放熱器サイズに合わせシャーシも製作されたそうです。 |
4番目は原田さんの42 3結プッシュプル
当初予定アンプが不調のため急遽ひっぱり出した 旧作ピンチヒッターアンプです。 45に似た柔らかで 解像よく滑らかな音、ですが突発ノイズが出て残念! | 説明する原田さん
浅野 勇氏の「魅惑の真空管アンプ」誌トランスドライブ 6F6 3結PPに触発され多少のモディファイを加え製作された そうです。ST管は雛壇ですが初段6FQ7はシャーシ内です。 |
差入れのパウンドケーキ
手作りとは思えない素晴らしい味と食感!
今回もカロリーを気にせず美味しくいただきました! |
アンプ談義中
あっちちになるので放熱穴を開けて・・ よくまー細かなピッチで真直ぐに加工してあるな〜 |
5番目は加藤さんのVT52/6B4G/2A3/45兼用シングル
6B4G/VT52/2A3/45兼用式シングルアンプです。 シャーシはウォールナット天板に合わせた5角形です。 内部にUSとUXソケットをスライド式に切替える機構を内蔵。 |
VT52/6B4G/2A3/45兼用シングルの内部
VT52+5Z3(Po2W)と6B4G+83(Po5W)を試聴しました。 整流管も出力管とセットで交換する方式。試聴後にどちらが 好みかをアンケートした結果、1:16で6B4Gが圧勝でした。 |
6番目も加藤さんの5B-257M CSPP UL
英国STC製ロクタル送信管5B-257Mを用いたCSPPです。 OPTは平田TANGO CRD-8でLUXの半導体用電源 トランス等をお手製薄型横長シャーシに組み込んでいます。 |
説明する加藤さん
B電源は54V 2巻線を直列接続・倍電圧整流、更に 24V電源アダプター2個を山積みし約300Vを確保。 ヒーター電源は12VスイッチングをOPT下に組み込み。 |
7番目は前川さんの6C19P 8パラシングル OTL DC 主要電源にスイッチングレギュレーターを用いたOTLアンプ。 低歪かつワイドレンジで、OTLらしく強い低域の押し出しと 演奏の臨場感を感じる音質。ぜひ参考にしたいアンプです。 |
説明する前川さん
当初ラジオ技術誌掲載アンプのパワーアップ版として 製作されたそうですが、その後出力向上、ポップアップノイズ 対策等の改良を加えDCアンプへと進化されたそうです。 |
ARITO's Audio Lab殿の近況ご説明
手狭になった生産拠点を岐阜県不破郡垂井町から 同じ岐阜県の本巣郡北方町に移転されたそうです。 今回、今川さんが用いられたUL別巻線やカソードフォロワー 巻線付きなど特殊仕様品のバリエーションを増やす計画を ご説明いただきました。 ビンテージ球枯渇・純オーディオ球高騰の現在、安価な TV管や送信管を活用できるこれら製品を手頃な 価格でご提供いただけるARITO's Audio Lab殿は手作り マニアにとって非常にありがたいOPTサプライヤーです。 ●https://aritos-audio-lab.com/ |
新旧住所(カタログの一部変化点) |
8番目は吉田さんのWE300Bシングル 音も外観もビンテージ感漂う素晴らしいアンプです。 76チョークドライブ、WE300B 97、83の構成で出力10W。 特注OPT搭載、滑らかで浸透力ある音質。モノ2台構成。 |
説明する吉田さん 可児市から当日エントリーでご参加いただきました。 当初7Wでしたがスピーカー変更に伴いドライブ方式 等を試行錯誤、パワーアップに成功されたそうです。 |
9番目も吉田さんの6V6シングル UL接続 6AU6ドライブ6V6 UL接続シングルです。 45のような 柔らかでさわやかな聴き疲れしない音質。多極管シングルは 直熱三極管とは異なる魅力を持っていると感じます。 |
300Bシングルの球群 当初音源はCDだったそうですが、遺品のレコード多数を 受け取ったことから新たにプレーヤーを入手され、 更に別のレコードも買い足し沼にはまっておられるそうです。 |