2019年 9月23日   TUBE(中部)持寄り試聴会           @豊橋市 川西芸能練習場 
<第 9回試聴会>
集合写真

<会場ホール>


西川芸能練習場
 
秋のTUBE持寄り試聴会を豊橋市の
公共施設「西川芸能練習場」に て
開催しました。

今回で3回目となるこの会場は天井が
高く音抜けが良く、板張りの床は
適度に反響しオーディオ試聴に適した
会場です。

計12名の方にご参加頂きました。

<事 前準備>
  ・
機材持込み・セッティング、音出し確認を午前中に行いました。
   秋の好天と相まって順調に搬入が進み12:00前には各者確認完了となりました。
   <午前中のセッティング状況>
搬入・設置 作動確認中
音源1 音源プリアンプ

<試 聴会開始>
・冒頭挨拶とスケジュール
  ・豊橋地区の今川さんによる開会挨拶の後、以下ス ケジュールで進行となりました。
開会挨拶 スケジュール


・前半試聴
  ・アンプの紹介と試聴を行いました。(進行都合で多少順番が入替りました)
   最初は今川さんの6G-B8 PP。
6G-B8 PP 今川
モノアンプ2台を1つのシャーシに組み込んだ贅沢な アンプ。
6G-B8らしく重厚でエネルギッシュな音質。
入手した出力トランスが不良で紆余屈折だったそうです。
   今川さん選択曲。
試聴曲_今川さん
ジャ ズを中心に様々なジャンルを視聴しました。
冒頭ライブから臨場感が素晴らしい!、モノ×2構成の
威力で立体空間が広がります。

   2台目は原田さんのVT25 PP。
原田さん_VT25PP
前面にトリタン4本が並ぶ光輝く壮観なアンプです。
全段低μ管、人権(管権?)のないMT管はシャーシ内配置。
原田さんの拘り溢れる見た目も音も美しく爽快なアンプです
   VT25 PPアンプの説明中の原田さん。
原田さん_解説
初 段6FQ7(シャーシー内配置)、ドライバーUY-37使用。
インターステージトランス(クラーフ式)により位相反転。
2芯シールド線を用いた入力・マイナス電路配線採用。
    3台目は加藤さん(私)のVT62シングル。
加藤さん_VT62S
アンプ作りを再開した13年前に製作した直火球アン プ。
昔作った801Aの音をもう一度聞きたいと思っていたところ、
小坂井電子の年末セールを知り
球とトランス衝動買いしました。
    VT62シングル説明資料
VT262回路図
オーソドックスな3 段構成ですが、NFBは安定動作を目的に
ドライバー段帰還としています。電源は各段ともLR干渉低減
目的で独立バイパスケミコン構成です。
   4台目は水野さんの845 シングル。
水野さん_845s
ISOの大型OPTを用いた光物弩級アンプ。
大型管ながら緻密で繊細、ジャンルを選びません。
CR結合ドライバーが力不足でパワーを出し切れないそうです
   845 シングル各部。
水野さん_845シングル
ト リタン大型管と大型トランスは流石の大迫力!
845とMT管の対比が見た目にインパクト

余裕のシャーシには大きなUVも組み込まれています!

・ 途中休憩

  前半終了後約10 分休憩を挟みました。 勿論オーディオ談義が始まります。
   <休憩中>
休憩中の歓談
ホールでの長時間大 音響は結構疲れます・・(ハア)
ですがオーディオ談義が始まると元気が復活します!(謎)

今川さんが入手された巻き線無しトランスに興味津々!
   <おやつ>
梨
今回も原田さんお手製のケーキが振る舞われました、旨い!
また、今川さんより梨と柿が振舞われました、これも美味い!
大半の方がメタボ加速確実でした。(汗)

・ 後半:アンプ・スピーカー試聴
  ・アンプに加えスピーカー試聴も行いました。

     5台目は前川さんの6BM8パラフィードシングル
前川さん6BM8パラフィードシングル
シングルの爽やかさにプッシュプルの量感、トランスドライブの
浸透力を併せ持つパラフィードならではの素晴らしい音質。
 勿論OPT・パラフィードチョークは自作品。まりやが艶やか!
   「アリト・トランス」
アリトトランス
このOPTとCHコイルは「ARITO's Audio Lab」ブランドで
近々
オークション等で販売を計画されているそうです。
入手し試し てみたいと思います。 資料はこちら
   6台目は加藤さん (私)のMarkAudio 8cm(ステレオ紙付録)
加藤さんMarkAudio 8cm
ステレオ誌の19年版付録スピーカー MarkAudioの「OM-MF219」
を小型Z型ダブルバスレフに組込んだ8cmシステム。
小口径ですが十分な低域と高解像を併せ持つユニットです。
   高域補正
高域補正
この口径としては低い方からワイドレンジですが、
ハイ側のエネルギーが高くアタック音等がきつく感じます。
6Ωと3.3μのシリーズをパラに入れ聴感を整えました。

   7台目は中山さんの中華 Bluetoothユニット使用レシーバー
加藤さんMarkAudio 8cm
Amazonで販売 されている中華製基盤を用いたレシーバーです。
これは素晴らしい!超低域まで伸びておりノイズを感じません。
市販されている汎用レシーバーとは水準が異なる音源です。
    デモ中の中山さん
デモ中の中山さん
ぺるけ氏が提案された改良を織り込んだそうです。
アンテナ付きで15m以上離れても余裕でつながります。
タブレットと前川さんアンプを使ってデモ頂きました。
   8台目は中山さんの5cm  TQWTスピーカー
中山さん 小型TQWT
こちらはステレオ誌 のScanspak 5cmを用いたシステム。
小さなエンクロージャー内に多段折り曲げ低域共鳴ポートが
組み込まれています。サイズから想像できないワイドレンジです。
   説明資料
中山さん TQWT説明
形状はWebで見つ けたものをそのまま使ったそうです。
共鳴周波数は約80Hz、テーパーを省略したためか低域が
ややボンつきぎみ、秋月の300円SPも大差ないそうです。

・MCステップアップトランス比較試聴
  ・引き続きレコードでMCステップアップトランスの比較試聴を行いました。

   マイクトランス OEP A187A16C/1
OEP A187A16C/1
RSコンポーネンツで販売されている比較的安価なトランスを
ギター用ダイキャストケースに組込んだMCステップアップユニット。
橋本製HMトランスと比較試聴しました。
    OEP A187A16C/1の概要
トランスの概要
良好なスペックですが、価格は@5千円弱だそうです。
DENON DL-103を用いた試聴では橋本は極低域まで伸び、
OEPは抜けが良いですが大差ありません。
 ● 詳細はこちら

   ・前方から会場を眺めると、こんな感じ。

   会場の様子 大 音響全開で楽しめます! 田 舎ですので( ´艸`)

・今後の予定及び閉会挨拶
  ・次回 有松展示会・安城試聴会案内と閉会挨拶を行い、お開きとなりました。
   有松展示会を説明中の原田さん。 ● 資料
   [有松展示会]案内

   次回試聴会は安城市の昭林公民館で令和2年5月24日(日)開催予定で す。
会場の様子です。 〜♪〜大 音響〜♪〜          試聴会状況

ス ピーカーを高い位置に設置できオーディオ試聴会にフィットする会場です。


                      非常に楽しい時間を過ごすことができ
、 ありがとうございま した。
                                       ・17:00前頃にお開きとなりました、 皆さんお疲れ様!! 

  次回 安城市試聴会の詳細は追って掲示板に掲載します。
                  ・同好の方、ご 興味ある方を募集してい ます この機会に仲 間を広げましょう!!

中 部地区活動に戻る