<K
氏のWウーファーシステム> 600ℓ密閉箱にアルニコ2231+ フェライト2235のコンビです。 参加者は7名、延べ4時間 の試聴・雑談会となりました。 例によって完全防音室での 爆音試聴会です。(⌒▽⌒;) 。 |
<K@田原氏が段ボール箱を開くと・・> |
<直ぐに球談義が始まります> |
<どれどれ、ほうほう>
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<最近の中華は美味いな〜>
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アンプはI氏作2A3シングルです。 9R-AL1によるカソードチョーク(ノグチ製30H)ドライブで A2級運用・出力5W。 出力トランスもノグチ製10W。 |
先ずは国産、JIMTEC 2A3から試聴します。
1970年代にHF-300Bで有名な岡谷電機で作られたモノの様です。 2枚プレート特有の柔らかくとろ〜んとした音。 |
音源はK@豊橋氏作超弩級糸ドライブプレーヤーです。
オリエンタルのスピコンモーターで駆動。架台も超弩級です。 カートリッジはDENON DL-103を使用しました。 |
プリはI氏の新作です。 電源は別筐体になっています。 当初
MC昇圧トランスと電源トランスを組込まれたそうですが、どうしても誘導が 避けられず分離されたとの言、球特有の角がなくウェットな音質です。 |
引き続きGDの箱に入っていた曙光の一枚プレートを試します。
ステムや電極の作り、組立て共に高品位です。 岡谷と正反対に硬派で細身な送信管的音質。少しRpが高い固体かも。 |
今度は桂光の2種を試します。先ずはグレーのアルミクラッドから。
これは良い!、図太さと瑞々しい繊細さを兼ね備えています、 少しだけ細めの300B的音質。黒化プレートもほぼ同じでした。 |
<4種の2A3を比較試聴した結果>
好みが2枚プレートのJIMTEC派と1枚プレートの桂光派に分かれました。 長らく球を扱われた方の多くは「2枚プレートは駄球」と言われます。 一方ロシヤや中国等で近年作られている1枚プレートは高評価です。 ところが古強者揃いの今回試聴会では「2枚プレートも良いじゃないか」「自分は2枚の方が合う」との意見が出ました。 本日用いたカソードチョークドライブは一般的CR結合機とは(良い方向に)異なるアンプでした。 2枚プレートのJIMTECを用いても低域が眠たくならず正直・予想外に良いと感じました。 試しにプリをM氏作の半導体に切替えると・・ 2A3特有の鈍さが微塵も消え去り滑らかで潤いを持つ音に変化、極めて相性が良いと感じました。 古い球を当時の手法で用いることも一興ですが、現代用法との組合わせで新たな発見にチャレンジしたいと思います。 |
引き続きI氏作EL34シングルを聴きます。同クラスの6L6、6G-B8 と差替え可能に作られています。最初はShuguang EL34です。 EL34としてはウォーム調で柔らかな音。 |
〜その後球を替え試聴します〜 <4種を比較試聴の結果> 松下6CA7(後期) Shuguangに替え松下の6CA7(後期)に交換しました。 おおっつ!全く違います!、青く清んだ爽やかさに品良い柔らかさを 兼ね備えた素晴らしい音質です!、この球の人気が理解できます。 東芝6L6GC 次に東芝の6L6GCに差換えました。 東芝独特のトップクリヤー・短胴ずんぐり球です。 6L6特有の重心が低くゆったりとしたアメリカンサウンド、これも良い。 東芝6G-B8 最後はこれも東芝製の6G-B8を聴きます。 6L6GCより丹精でワイドレンジ、真面目な日本人的音質。 やはり松下6CA7が一番好評でしたが、6G-B8もなかなか 良いね馬力感は最高との意見でした。 |
M氏作半導体プリアンプです。 バランス・差動回路採用、
極めてクリーンで高分解能でありながら潤いある音質。 入力切替はロータリーSW+リレー方式です。 | 私めの815PPアンプ。 送信管ながら十分低域が締まり 爽やかな音かと思います。このクラスの送信管は比較的Rpが低く 小規模な構成が可能で安価、もっと活用したいと品種と思います。 |
N氏作RaspberryPi(B) +会のI氏設計RasDAC5102を組合せた Webプレーヤーです。 ソフトはMoOde 2.6(無料版)を使用、 APモードによりスマホからコントロールします。 |
スマホから選曲中のN氏。 Wifi環境が無くてもモバイル端末から 直接コントロールできるので、極めて便利です。低域がやや細い 印象ですが超大型システムで聴いての話、CDと遜色ない音質。 |
K@田原氏作845シングル。 前段電源を個別化しドライブ能力を強化、 解像が良く古典管にありがちな曖昧さを抑え込んだ素晴らしい音質です。 夏場の試聴ではエアコンのファンノイズが上がってしまします(汗)。 |
本日試聴に用いたアンプ群です。 写真には写っていないプリアンプ2台を含め合計7台集合しました。 頑強な架台はK@豊橋氏の手作りです。 |