2017年 5月6日  TUBE(中部)持寄り試聴会           @安城市 昭林公民館ホール 
<第5回試聴会>
集合写真

<昭林公民館ホール>

昭林公民館ホール
 今回は160名ホールでの開催となりました!
更にO氏とI氏が大型SPシステムを持って来て
くださいました!!

広い会場と大型システムの組合せで素晴らしい
試聴会となりました!!!

会員以外の方を含め計22名の方にご参加
頂きました。

9:00〜事前準備を開始し、13:00に開会、
途中休憩を挟み16:15まで 延べ3時間超えの
試聴・雑談会となりました。
  
<事前準備>
    ・
今回は大型機材を持込むことから9:00〜搬入開始とし、午前中をセッティングに充てることにしました。
   当日は雨予想でしたが幸い昼過ぎまで降られることなく順調に搬入・設置が進み10:30頃には音出しできる状況になりました。
   <午前中のセッティング状況>
   セッティング中のO氏  多くの機材と格闘しながらのセッティング(≧忙≦;)です。

   <3組のSPシステム>
   セッティング完了  贅沢にも3組の手作りSPシステムが集合しました!ヽ(゚Д゚)ノ!!!!!!
  ・O氏のシステムは関西ではお馴染みのTAD TL1601150LバスレフエンクロージャーBMS 4591Midドライバー
   花梨無垢50cm円形ホーンPioneer EXCLUSIVE ED911ドライバー15cmブビンガ円形ホーン、MA氏製作アッテネータ・
   トランス式ネットワークを組み合わせた超弩級仕様です。
   OmnimicV2によりタイムアライメントが合わせ込まれ超高域まで全く歪感が無い素晴らしい音質です。

   <O氏のブログ>


  ・I氏のシステム(ステージ上)はALTEC816v1をコピーされたもので、やはりALTECの416-8Bを搭載しています。
   MidはFOSTEX D-252ドライバーと同じくH-420ウッドホーン、Hightはjaz好きの定番JBL 2405が搭載されています。
   ネットワークはお手製の1KHz/-12dBoct・7KHz/-6dBoctを使われていました。
   難しいホーンの曲線部分は曲げ加工できる合板を使われたそうです。
   ジャズ好きのI氏らしく音抜け・切れ味が素晴らしく前に出てくる音質です。
   <I氏のブログ>

  ・N氏のシステムはブックシェルフです。 背面バスレフ型エンクロージャーにHi-Vi13cmポリプロピレンウーファー
   Dayton-AudioDC28F-8ソフトドームツィーターが搭載されています。 ネットワークもお手製、Low:2.5KHz/-6dBoct、
   Hight:2KHz/-12dBoctと変則的クロスですが、ピーク・ディップ感は無く繋がりはバッチリ!
   安価なユニットですが重く高剛性なエンクロージャーと相まって全域見事な鳴りっぷりです。

   <スピーカー大会資料>

  ・セッティング完了後O氏よりデジタル音源デモをMA氏作6C-A10 PP(上写真のテーブル下)と組んで行っていただきました。 
   CDの音質は既に十分なこと、ハイレゾとはメーカー戦略であること等々が理解できました。
   <音源ご説明中のO氏>

   デジタル音源デモ  6C-A10 CSPPドライブで試聴させていただきました。

<試聴会本番>
  <予定通り13:00〜本番試聴会を開催しました>
   ・冒頭、安城ご出身のプロギタリスト「磯村 幸平」さんにお忙しい中ギター生演奏を行っていただきました。
   先ずエレキ、その後アコースティックに切換え数曲ご演奏いただきました。
   磯村 幸平さん 素敵なご演奏ありがとうございました!
   このご演奏には拙者作の「フェンダー5F1チャンプ」レプリカをご使用いただきました。
         
チャンプ レプリカ  オリジナル5F1に対SP8吋化等改良版です。

  <I氏から本日のソース・システムをご紹介いただきました>
    試聴開始前に本日使用するソース・システムについてI氏よりご説明いただきました。
ソース・システム説明

使用したソース・システム

1.
アナログソース再生
      カートリッジ    DENON             DL-103
              ステップアップトランス            橋本      HM-1
              トーンアーム    FR                       FR-54
              ターンテーブル              DENON             DP-3000
              自作プリアンプ      CR形イコライザーアンプ
             12AX7A------CRRIAA-----12AT7 SRPP
       → SELECTVolume12BH7A12BH7A(カソフオロ)

2.CD
再生

   SACDプレーヤー DENON  DCD-SA500        
      
   ・I氏のアンプから試聴開始です。
I氏_EL34パラシングル
    昨年11月に完成されたEL34三接パラ・シングル
    上杉氏のTPA-38を基本に電源部を前段・パワー段右・パワー
    段左の3系統化したもの、贅沢な構成のアンプです。
    ノグチの大型
管OPTと相まってスムーズかつ滑らかな音色です。
    外観も美しい木枠が見事!  出力8W。
I氏_6L6GC/EL34 ULシングル
   4月に完成したばかりの6L6GC/EL34兼用UL接続シングル
   当日はEL34で試聴しました。パラ・シングルと似た傾向の音ですが
   出力の差でしょうか、こちらの方が少し優しく感じます。
   こちらも木枠シャーシが素晴らしい! バランス良く美しい外観です。
   出力7W。

   ・MI氏のアンプを試聴します。 こちらは半導体アンプです。
M氏_半導体DCアンプ
    3番目はMI氏の2SD218/2SA649 DCアンプ
         (氏左側の黒い3段積みアンプ)
 
   金田式電池駆動DCアンプをベースに電源を商用電源化し
    手持ち部品を活用すべく細部をアレンジされたアンプ。
    非常にレンジが広く繊細な音です。 出力8W

I氏_プリアンプ
    こちらはI氏作プリアンプ。真空管式ながら全くノイズを感じません。
    フォノイコライザーはCR式でS社の回路を参考にされたそうです。
    ノイズとの格闘・試行錯誤があり、最終的にこの配置になったとの
    ことです。 複数の入力をリレーで切替えており、切換えノイズも
    皆無。 基本このプリを通し試聴しました。

・ここで一寸休憩
    ・ギャラリーの方に本日の機器を見て頂きながら自由に雑談を行う時間を15分程設けました。
   オーディオ談義で大いに盛り上がりました!
   見学会  
皆さん興味津々、「どんな構造になってんだろう〜」

・試聴会後半開始です。
 ・K氏(私)のアンプです。
K氏_KT88 CSPP
   私のKT88 UL接続CSPP
   MA氏が試作したCSPP用出力トランスを搭載しています。
   コンパクトながら出力は30W、今回持込アンプの中では大出力です。
   広い会場の空気ボリュームを駆動するにはやはりある程度の馬力が
   必要と感じました。
K氏_2A3 PP
   私の2A3 プッシュプルです。昭和30年代のアメ球を搭載しています。
   古典管ながら回路は現代風で初段は2SK30A差動、ドライバーも
   双三極管による段差動です。 出力段は差動/非差動切換え式です。
   会場が広いので出力が得られる非差動で試聴しました。
   出力13W。
・引き続きK氏(私)のアンプです。
加藤_815 PP
   6番目は私の815 プッシュプル。自作シャーシを使った送信管
   アンプです。 出力段はビーム管接続です。
   初段から出力段まで全て球でB電源には整流管を用いています。
   同じ多極管のKT88と比較するとこちらの方が柔らかいでしょうか
   出力7W。       
 K氏_3C33 PP
   7番目は3C33プッシュプル。工業用の双三極管ですが、オーディオ
   にも適する特性を持った球です。
   多極管、古典三極管、送信管に続き近代三極管を試聴しました。
   このアンプはユニバーサル機で様々な球を搭載可能です。 
   出力7W。         
KO氏_6AU8ミニ
   8番目はKO氏作の6AU8ミニアンプ
   春日無線のキットKA-09SEを製作されたもの。 安価なミニアンプ
   ながらバランス良く広帯域で見事な鳴りっぷりです。
   出力1W弱なので、広い会場では少し力不足でした。
K氏

   アンプ説明の状況です。 広い会場ですので、マイクを使っています。

 ・O氏によるデジタル音源試聴です。
O氏_デジタル音源説明
    トリはO氏に持込んで頂いたデジタルソースを試聴しました。
    素晴らしい音質に皆感心しきり!!! デジタルを見直さねば!!!
    全部で4曲再生頂きました、何れも素晴らしい!!
O氏_デジタル音源試聴
    音源解説中のO氏
          <デモ音源の情報はこちらをご参照ください。>
                    O氏のブログ

会場の様子です。 
〜♪〜皆様真剣に聞き入っています〜♪〜          試聴会状況

160名ホールはこの規模の試聴会には丁度良いサイズと思います。
試聴会風景2


                       今回は会員以外の方もご参加いただき昨年以上に盛況な会合となりました。
                      非常に楽しい時間を過ごすことができ
、ありがとうございました。
                                       ・16:20頃ににお開きとなりました、 皆さんお疲れ様!! 
                       次回は豊橋で開催します。 詳細は追って展開いたします。
 次回安城での試聴会は’18年5月20日(日)に開催予定です。
                  ・同好の方、ご興味ある方を募集しています この機会に仲間を広げましょう!!

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