◆安峰山 (あんぼうさん):1,058m ◆所在地:岐阜県飛騨市 ◆山行日:2023年 7月22日(土) ◆メンバー:単独 〔登山コース〕 上気多霊園駐車場―(5分)→ゲート―(15分)→登山口―(15分)→五合目 ―(5分)→六合目―(35分)→二十五菩薩跡―(5分)→八合目・分岐 ―(10分)→安峰山山頂(休憩25分)・北アルプス展望台(休憩10分)―(5分)→トイレ・分岐 ―(5分)→八合目・分岐―(15分)→六合目―(5分)→五合目―(10分)→登山口 ―(5分)→ゲート―(5分)→上気多霊園駐車場〔所要時間〕 総時間=2時間55分〔距離と山のしんどさレベル〕(後期高齢者基準) ★☆☆☆☆ 歩行5km(9,600歩) 累積標高差=540m |
梅雨明けをねらった今回の山行は飛騨高山の十二ヶ岳と飛騨市古川町の安峰山。先に十二ヶ岳に登ったあとの2座目は安峰山で
続ぎふ百山の一座です。十二ヶ岳の登山口大規模林道から約22km、カーナビまかせで走って35分、セコ道もありましたが
無事に安峰山登山口下にある上気多霊園駐車場まで移動してきました。
安峰山は『新・分県登山ガイド 岐阜県の山』にも載っていて
朝霧が作り出す大雲海が見られるともいい、飛騨古川の街を見晴らす山だそうです。今日の天気は晴れだが十二ヶ岳では遠くの高い山は雲に隠されて見えなかったので
安峰山も眺望という面では期待できそうにないでしょう。まあ、日によって
思い通りに眺望のいい好天に登ってこられないこともあるのは致し方ないこととして山頂をめざすことにすします。
〔上気多霊園駐車場 NAVIマップコード:191 549 607*85〕 ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照合し確認してください |
アプローチから見る安峰山 正面に鳥居、その背後に安峰山が見えてきました。 この気多(けた)若宮神社の鳥居の前を左折してすぐ右折、市営の霊園まで上って行きます。 |
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上気多霊園駐車場 上っていくと広い墓地がありました。この上気多霊園の一番下の段が広い駐車場になっています。 目の前の階段を上り、お墓の右側の道を登っていきます。 〔上気多霊園駐車場 発=10:55〕 |
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ゲート 5分ほど行くとゲートがあり 扉を開け閉めして通ります。 〔ゲート=11:00〕 |
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キンミズヒキ 道端に群れて咲くキンミズヒキや・・・ |
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ダイコンソウ ダイコンソウなどの花が咲く舗装林道を登っていくと・・・ |
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安峰山登山口 立派な標柱が立ち案内図もある登山口がありました。 ここから山道に入ります。 〔安峰山登山口=11:15〕 |
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五合目 歩きやすい登山道ですが本日2山目となるときつい面もありますね。そんなことを思いながら登山口から15分、五合目まで 登ってきました。 〔五合目=11:30〕 |
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六合目 五合目から六合目まではすぐでした。 しかし、そのあとの道のりが長く、七合目の表示はありませんでした。 〔六合目=11:35〕 |
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二十五菩薩跡 六合目から登ること30分余り、二十五菩薩跡というところに出ました。跡なので現在ここには二十五菩薩はなく、 ふもとの公園の方に移されているといいます。 二十五菩薩とは、阿弥陀仏を念じて往生を願う者を、臨終の際に 極楽浄土から阿弥陀如来とともに迎えに来る25体の菩薩のことをいうそうです。〔二十五菩薩跡=12:10〕 |
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八合目・分岐 そして二十五菩薩跡から5分で八合目。ここは分岐になっていて山頂へは右の道を登り、帰りに左からここへ戻ることにします。 〔八合目・分岐=12:15〕 |
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安峰山山頂 八合目から10分ほど急登して安峰山山頂に到着。 ハイカー姿ではない3人家族が休憩していたのでびっくり。車で山頂まで上ってくることができるんですね。知りませんでした。 〔安峰山山頂 着=12:25〕 |
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安峰山登頂記念に(1,058m) まずは安峰山登頂の記念に写真撮影。証拠写真です。 山頂には休憩東屋、平成二十五菩薩という祠、そして立派な展望台があります。 |
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平成二十五菩薩 これが平成二十五菩薩です。 この祠のいわれを調べてみましたがわかりませんでした。想像するに、かつてこの山に祀られていた二十五菩薩がふもとに移されたので 平成になって新たにこの祠が祀られたということでしょうかね。 |
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安峰山山頂展望台 安峰山山頂の展望台です。立派なつくりの展望台で南西側を向いて設けられています。 |
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展望台からの眺望(1) 正面に見えるのが猪臥山(いのぶせやま 1,519m)。 見下ろす街は飛騨市古川町です。 |
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展望台からの眺望(2) こちらは前の写真の右です。〔白山〕と記しましたが雲の中で見えていません。よく晴れていればねえ。 北アルプス展望台もあるというので行ってみましょう。 |
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北アルプス展望台 こちらが北アルプス展望台です。 |
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北アルプス展望台からの景色 北ア展望台は東から南東方面が開けていますが遠くにある北アルプスはやはり雲の中ですよね。 |
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北ア方面の眺望 本来なら、黒部五郎岳、双六岳、笠ヶ岳、穂高連峰などが後ろの方に見えるそうです。 |
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乗鞍掛方面 こちらは2つ前の写真の右。乗鞍岳は雲で見えません。 |
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御嶽山 乗鞍岳からさらに右へ行くと御嶽山。やはり雲の中ですが御嶽山があることはわかりますね。 |
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船山と位山 御嶽山からさらに右手、南側になりますが船山(左)と位山(右)だと思われます。 まあ、今日の展望はこんな程度なので下山します。 〔安峰山山頂 発=13:00〕 |
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舗装道路を行くとトイレが 山頂からは舗装道路を少し北へ下って行くとトイレの建物がありました。山頂まで この舗装道路を上ってくることができるんですね。 下山は舗装道路を離れこのトイレの前を左へ行きます。 〔トイレ・分岐=13:05〕 |
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山頂下をトラバース トイレのところからは山頂の下をトラバースする道です。 そして八合目で登ってきた道に合流して下ります。 〔八合目=13:10〕 |
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ママコナ 二十五菩薩跡を過ぎ、ところどころに咲いている花を見つけながら下ります。これはママコナ(深山飯子菜)でしょうか。 |
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オオバギボウシ こちらはオオバギボウシでしょうかね。 |
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六合目 下りはまずまず快調。六合目まで下りてきました。 ここにも十二ヶ岳と同じ形の熊除けの鐘があります。 〔六合目=13:25〕 |
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登山口 そして登山口に戻りました。 〔登山口=13:40〕 |
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上気多霊園 登山口からは林道歩きで、ゲートを抜けて上気多霊園へ。 こうしてみると立派なお墓ばかりです。 |
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駐車場 お墓の下の駐車場に帰ってきました。 〔上気多霊園駐車場 着=13:50〕 |
本日の2座目、安峰山へ登ってきました。登山道は整備されて歩きやすかったですが、2山目となると
それなりに疲れますね。十二ヶ岳でもそうでしたがアルプスなど遠くの高い山は雲の中でした。夏場はこうした低山から
アルプスがきれいに眺められる確率は低いのでしょう。展望をねらうなら秋から冬、早春ということでしょう。冠雪もあって景色としてもその方がいいと思います。
朝霧の雲海がこの山の売り物の一つですが、確実にみられる時間的なことを考えるならハイキングではなく
車で山頂まで上がってしまう方がいいかもしれませんね。 それはともかく、この日は十二ヶ岳と安峰山の2山。合計歩行距離:12.4km、21,500歩、累積標高差:990m ということで それなりの運動ができた山行だったと思います。 |
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