◆横手山 (よこてやま):2,307m 笠ヶ岳 (かさがたけ):2,076m ◆所在地:長野県山ノ内町・高山村 ◆山行日:2021年10月 4日(月) ◆メンバー:単独 〔登山コース〕 〔横手山〕 〔所要時間〕 〔横手山〕 〔距離と山のしんどさレベル(後期高齢者基準)〕 〔横手山〕 |
前日に火打山へ登ったあと道の駅北信州やまのうちに移動して車中泊。翌日志賀高原の山を登ることにしました。
最初に横手山、次いで志賀山・鉢山と四十八池、最後に笠ヶ岳といずれも短時間で登れるコースを計画しました。
たぶん前の日の火打山がきついだろうと思われたので楽な山行にしようと考えたからです。
山行記の順番は時系列にはなりませんが、一番長い行程の志賀山・鉢山・四十八池を一つとし、
横手山と笠ヶ岳をまとめて一つの山行記としました。それが本編です。
〔横手山:渋峠駐車場 NAVIマップコード:341 589 525*22〕 〔笠ヶ岳:峠の茶屋駐車場 NAVIマップコード:341 612 801*67〕 ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照合し確認してください |
渋峠駐車場 本日最初に登るのは横手山です。道の駅北信州やまのうちを出発して40分、登山口となる渋峠の駐車場に 6時に到着しました。 |
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渋峠登山口 ここは渋峠ロマンスリフト乗り場ですが、見えているゲレンデの真ん中を登っていくことになります。 〔横手山渋峠登山口 発=6:15〕 |
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掃部ヶ岳などの眺望 スキー場のゲレンデは見た目よりも急登なんですよね。 最初からきついなあと思いながら登っていくと後ろに展望が広がります。 最高峰掃部ヶ岳や烏帽子ヶ岳などのハルナ山群ですね。 |
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横手山山頂への分岐 ゲレンデをほぼまっすぐに登ってきましたがここから左へ入ります。 横手山神社がある山頂への道です。 | |
横手山山頂(2,307m) 分岐から案内標識にしたがい5分ほどで山頂に到着。 二等三角点と背の高い山標が立っていました。 〔横手山山頂 着=6:45〕 | |
横手山神社 山標の隣にあるのが横手山神社です。 上に載っている石祠は小さいですが、土台部分は大きな石積みでできています。 ケルンが積まれ、お賽銭がたくさん置かれていました。 |
南東側の展望 横手山の山頂部は平たんな山頂台地になっていますが南東側は絶壁状で展望があります。 今年の7月に本白根山に登った時もほぼ同じ景色を見ていますが、左手奥には掃部ヶ岳など。右手には 浅間隠山、鼻曲山が見えます。 |
南・南西側の展望 こちらは前の写真の右に続く南から南西側の眺望です。 左手の間近に草津白根山(本白根山)が見えます。その奥に浅間山、右手奥には四阿山と根子岳ですね。 |
草津白根山方面のズームアップ 草津白根山方面をズームアップしてみました。 後列の稜線の中央あたりが本白根山の山頂だろうと思います。右奥の山は浅間山です。 このあと横手山山頂ヒュッテなどがある北の山頂広場へ行ってみます。 〔横手山山頂 発=7:00〕 | |
志賀高原クランペットハウス・展望テラス 北の山頂部にやってきました。 こちらはリフト終点にある『志賀高原クランペット(英国のパン料理)ハウス』というそうです。 建物の2階が展望テラスだそうですが早朝のこの時間に入っていいのかかわかりません。 まあ周辺からも展望があるのでいいですけどね。 〔北の山頂部 着=7:10〕 | |
幸せの鐘 建物の左手に《幸せの鐘》というのがあります。 『フレームの中に富士山と浅間山が見えるよ!』と書いてあったので正面から撮ってみました。 しかし、実際の富士山と浅間山はもっと左手にあるので斜めから撮らないとだめですね。 | |
笠ヶ岳 展望テラスには上がりませんでしたがリフト終点から笠ヶ岳を眺めます。あとで行くからねー。 |
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横手山山頂ヒュッテ こちらは日本一高い所の雲の上のパン屋さんがあることで知られる横手山山頂ヒュッテ。 何も買わないで出てくることになると気が引けるので入りませんでした。 |
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作業道を戻る このあと志賀山や笠ヶ岳も行く予定なので横手山はこれでおしまい。 帰りは途中まで横手山リフトの東側の作業道を行くことにしました。東側の眺望があるかと思ったのですが何も見えない道でした。 〔北の山頂部 着=7:15〕 |
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渋峠登山口 作業道の終点から往路のゲレンデの道に入り渋峠登山口まで下ってきました。 右に見える渋峠ホテルは建物の真ん中で左が群馬県、右が長野県になるんですね。《ぐんま←→ながの》と壁面に書かれています。 〔渋峠登山口 着=7:35〕 このあと車で移動して硯川へ。志賀山、四十八池などを歩いてきます。 |
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笠岳峠の茶屋登山口 志賀山、鉢山、四十八池をめぐったあと、硯川から笠岳峠の茶屋登山口まで移動してきました。 ここからが最も短時間で笠ヶ岳に登れるルーです。路肩の駐車場は10台くらいのスペースでしょうか。茶屋は本日休業のようです。 〔笠岳峠の茶屋登山口 発=13:45〕 |
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階段の道を登る 木々の色づきが始まったばかりの笠ヶ岳を見上げながら階段の道を登っていきます。 |
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階段の急登 このコースは写真のような丸太や樹脂製の土留め階段と木の階段が大半です。しかも急階段なので息が切れます。 |
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景色を見ながら休憩 年は取りたくないですねえ。休み休みしか登れません。 途中で景色を見ながら休んでいいると、降りてきた人が、このコースは短いけど急だからねえと 慰めの言葉をかけてくれました。 |
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岩場を登る 山頂直下はロープが設置された岩場でした。これを登り切れば・・・。 |
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笠ヶ岳山頂(2,076m) やれやれようやく笠ヶ岳山頂。二等三角点があります。 岩の上に石の祠がありますね。あそこが一番高いところということかな。ロープがあるので登れっていうことか。 〔笠ヶ岳山頂 着=14:20〕 |
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山頂の石祠 はい、一番高いところまで登ってきましたよ。 |
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笠嶽神社石祠 岩から下りてきたらもう一つ石の祠がありました。 《笠嶽神社》と刻されています。 |
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張り出した巨岩 前の写真の左の方に張り出した巨岩がありました。 乗っている巨岩の下には天狗の鼻のように飛び出した岩があります。 |
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横手山を望む 展望もいいですね。 左に今朝行ってきた横手山。真ん中少し右に草津白根山が見えます。 |
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浅間山 前の写真の右の方には浅間山が見えます。 浅間山の右の平らなところが外輪山でその右端は黒斑山でしょう。 ということで展望も楽しんだので下山しましょう。 〔笠ヶ岳山頂 発=14:35〕 |
見かけた花 花盛りの季節ではありませんが登山道沿いに秋の花が咲いていました。 笠ヶ岳以外で見た花も加えた志賀高原の花です。もし、なまえが間違っていたらごめんなさい。 |
笠岳峠の茶屋登山口 登りはへろへろでしたが帰りは快調に下ってきました。 無事笠岳峠の茶屋に到着です。 〔笠岳峠の茶屋登山口 着=14:50〕 |
コロナ感染拡大による自粛のために今回は2年ぶりの車中泊遠征でした。 火打山に登ったついでにこれまでほとんど行ったことがなかった志賀高原の山のトレッキングを計画したわけです。 志賀山や四十八池など志賀高原の中心山域をメインに横手山と笠ヶ岳にも行ってこようと欲張りました。 そのため、横手山と笠ヶ岳は最短コースを選択したということです。確かに距離は最短でしたが 老人には年相応の負荷がかかり最後の登りは青息吐息でした。前日から合計30kmくらい歩いたので疲れていたというのを言い訳にしたいと思います。 それでも今回のトレキングで今まで知らなかった志賀高原の良さを味わうことができてよかったと思います。 まだ岩菅山方面など未踏の地域もあるので機会があれば志賀高原を再訪したいと思っています。 |
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