《志賀山・裏志賀山・鉢山》  Motaのホームページ
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志賀山・裏志賀山・鉢山四十八池

マップ 志賀山 (しがやま):2,036m
 裏志賀山 (うらしがやま):2,037m
 鉢 山 (はちやま):2,041m

◆所在地:長野県山ノ内町・群馬県中之条町
◆山行日:2021年10月 4日(月)
◆メンバー:単独

〔登山コース〕
硯川登山口―(25分)→前山湿原―(10分)→渋池―(20分) →志賀山/四十八池分岐―(40分)→志賀山休憩展望地(休憩5分)―(5分)→志賀山山頂(休憩10分) ―(25分)→裏志賀山山頂(休憩15分)―(20分)→四十八池/大沼池分岐―(25分) →鉢山分岐 ―(25分)→鉢山山頂(休憩10分)―(20分)→四十八池分岐 ―(15分)→志賀山/四十八池分岐 ―(15分)→渋池 ―(5分)→前山湿原 ―(10分)→硯川登山口

〔所要時間〕
総時間=5時間00分
歩 行=4時間20分
休 憩=0時間40分  

〔距離と山のしんどさレベル〕
★★☆☆☆〔後期高齢者基準〕
  歩行9.5km(18,500歩)
  累積標高差=560m 
もし、本文および写真の山座同定に誤りがあったらお許しください。

 志賀高原はスキーと旅行で行ったことはありますが山へ登った記憶はありません。今年の7月に草津白根山に登り 特異な形の山を見てそれら志賀高原の山へ行ってみようと思ったのです。 そう考えていた折、9月末で新型コロナの緊急事態宣言が解除されたのでこれも以前から計画していた火打山遠征を決めました。 そのついでにということで志賀高原の志賀山、横手山、笠ヶ岳などにも行く計画を立てたわけです。 泊りがけで山へ行くのはコロナ禍があったため2年ぶりということになります。天気予報では10月3日から5日が よさそうだというので火打山へ3日に登り翌日志賀高原の山へ登るということにしました。 道の駅北信州やまのうちで車中泊して志賀高原へ出発。最初に横手山、次いで志賀山・鉢山周回、最後に笠ヶ岳 の順に登ることにしました。

 〔硯川無料駐車場 NAVIマップコード:341 645 636*78〕
  ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照合し確認してください


硯川登山口

早朝から横手山に登り車で硯川の無料駐車場へ移動してきました。 志賀山・四十八池などへの登り口は道をはさんで駐車場の反対側にあります。

〔硯川登山口 発=8:15〕
笠ヶ岳と硯川駐車場

工事が行われている林道を登っていきます。振り返るとあとで行く笠ヶ岳の姿があり 車を置いてきた硯川の駐車場が見下ろせました。

前山リフト終点

いい道を歩いて前山スキー場のリフト終点まで登ってきました。リフトを利用する人もいますが ここまで25分程度ですから足慣らしで登った方がいいでしょう。

〔前山リフト終点=8:40〕
前山から望む志賀山・鉢山

前山からはこれから登る山がよく見えます。
山の頭が重なって見えますが 左の山が志賀山と裏志賀山、右の山が鉢山です。

前山湿原と横手山

前山からちょっと下ったところが前山湿原です。
ササの向こうに茶色っぽく見えるところが湿原で、その背後の山が先ほど行ってきた横手山です。
さて、まずは志賀山へ向かいましょう。

渋池

遊歩道を行くと渋池に出会いました。
渋池は水質が酸性の湖沼で浮島があり、たくさんのモウセンゴケが生育しているそうです。

〔渋池=8:50〕
志賀山/四十八池分岐

渋池からさらに遊歩道を行くと分岐がありました。
左へ行くと志賀山で右は四十八池なのでここは左への道を行きます。

〔渋池=9:10〕
ササ道の向こうに志賀山

道はササの中を行く木道に変わりました。前方に志賀山が見えてきます。

なかなかの急登

やがて志賀山への登りにかかります。
岩場があり、梯子もありで なかなかの急登を強いられました。

志賀山休憩展望地

次第に道はゆるやかになり、山座同定方位盤とベンチを備えた展望休憩地がありました。 ただ、周りの木が成長し展望は今一つです。

〔志賀山休憩展望地 着=9:50〕
妙高山を望む

わずかに開けたところから何とか展望があります。 山座同定版によれば、黒姫山・妙高山・火打山のようですね。

〔志賀山休憩展望地 発=9:55〕
志賀山山頂(2,036m)

志賀山山頂はすぐのところでした。せまい山頂に三等三角点があります。

〔志賀山山頂 着=10:00〕
裏志賀山と岩菅山

山頂からは南側に横手山などが見えます。
こちらは東側で 左の奥に見える双耳峰が岩菅山で右正面の山が裏志賀山です。
小休憩したので裏志賀山へ向かいます。おっとー、すごい急降下の道だ!

〔志賀山山頂 発=10:10〕
鬼の相撲場

下っていくと裏志賀山との鞍部に池が見えてきます。
『鬼の相撲場』と呼ばれるそうですが この池の形が行司が持つ軍配に似ていることが由来とか。

志賀山を振り返る

鞍部から裏志賀山の登りにかかります。
振り返ると志賀山が見えていました。

裏志賀山/四十八池分岐

裏志賀山と四十八池へ下る分岐まで来ました。
左の裏志賀山へ行きます。

四十八池を見下ろす

裏志賀山方向へちょっと進むと四十八池が見えました。

四十八池ズームアップ

四十八池をズームアップして見てみましょう。
おー、なるほどなるほど。

大沼池

さらにもう少し進むとベンチがあり北東側へ展望が広がり鮮烈な青の大沼池に目を引き付けられます。
後の山は赤石山ですね。

大沼池をズームアップ

大沼池をズームアップして見ましょう。この青色は何と呼べばいいのでしょう。

裏志賀山山頂(2,037m)

山頂部の北の端近くまできました。ここには志賀神社の奥社の石祠が祀られています。
表示はありませんがここが裏志賀山の山頂でしょう。

〔裏志賀山山頂 着=10:35〕
山頂奥からの展望

石祠のあるあたりは木に囲まれていて展望はありません。さらに進んでいくと北側の展望が開けました。 中央奥に岩菅山、右下には真っ青な大沼池が見下ろせました。
さて、ここで簡単な昼食タイムとし四十八池へ行きましょう。

〔裏志賀山山頂 発=10:50〕
四十八池/大沼池分岐

裏志賀山からの下りも急坂で上ってくる人たちが途中で休憩していました。 座り込みたくなる気持ちは私にもよくわかります。
下りきっていよいよこの分岐を右へ。正面に鉢山を見る四十八池の入口です。左の道は大沼池へのルートですね。

〔四十八池入口/大沼池分岐=11:10〕
四十八池   草紅葉に囲まれた大小さまざまな池が点在する四十八池には木道が設置されています。

浮島

四十八池の中の浮島ですね。自然が作った水玉模様かな。

志賀山と四十八池

四十八池の木道を北から南へ歩いてきました。
振り返ってみると四十八池の背後に志賀山(左)と裏志賀山がありました。
緑の山と池を縁取る草紅葉の対比がきれいです。

鉢山への分岐

四十八池の南に東屋があり、その先に鉢山への分岐がありました。ここから左へ登っていきます。

〔鉢山への分岐=11:35〕
鉢山への登路

鉢山へ登っていく道は荒れた道でした。階段はそこここで壊れかけ、道はぬかるんだところが多いのです。

鉢山山頂(2,041m)

苦労して鉢山山頂まで登ってきました。
ここは山頂といっても火口のふちにあたるので標識がなければ通過してしまうでしょう。 そしてこの奥に火口湖があるようですが見ることはできませんし、眺望もないので帰りましょう。

〔鉢山山頂=12:00~12:10〕
分岐

四十八池南の分岐まで下りてきました。
ここからは遊歩道を歩いて帰ります。

〔鉢山分岐=12:25〕
前山湿原

志賀山分岐を経て前山湿原まで戻ってきました。ここからは往路を硯川登山口へ。

〔志賀山分岐=12:45〕
〔渋 池=13:00〕
〔前山湿原=13:05〕
硯川駐車場

無事 広い駐車場まで戻ってきました。

〔硯川駐車場 着=13:15〕
 昨日は火打山へ登ったあと道の駅北信州やまのうちへ移動して車中泊。 遠征2日目の朝 横手山に登ったあと硯川から志賀山、奥志賀山、四十八池、鉢山を歩いてきました。 距離は9.5kmですが前日に火打山を17km歩いてきたばかりなので志賀山や鉢山への登りはハードに感じました。 それでも紅葉が始まった山の景色、大沼池や四十八池などの湖沼の美しさを堪能できてよかったと思います。 それもずっと続いてくれた青空のおかげあってのことでしょう。今まで知らなかった良さが実感できた 志賀高原中心地周回コースでした。


     

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