《曲岳・升形山・黒富士》  Motaのホームページ
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曲岳・升形山・黒富士


曲岳・黒富士マップ 曲 岳 (まがりだけ):1,642m
 升形山 (ますがたやま):1,650m
 黒富士 (くろふじ):1,635m    

◆所在地:山梨県北杜市、甲斐市、甲府市
◆山行日:2018年 6月13日(水)
◆メンバー:仁べえさん夫妻 & Mota

〔登山コース〕
観音峠・曲岳登山口駐車場―(15分)→めまい岩(休憩10分)―(25分)→せまい岩(休憩5分) ―(5分)→展望ブリッジ(休憩5分)―(10分)→曲岳山頂(休憩15分)―(30分)→八丁峠 ―(10分)→八丁平―(10分)→升形山山頂(休憩55分)―(10分)→八丁平―(15分)→黒富士展望岩(休憩10分) ―(5分)→黒富士山頂・富士山展望地(休憩10分)―(5分)→黒富士展望岩(休憩5分) ―(10分)→八丁平―(5分)→八丁峠―(15分)→黒富士登山口―(35分)→曲岳登山口駐車場

〔所要時間〕
   総時間=5時間25分
   歩 行=3時間25分
   休 憩=2時間00分

〔距離と山のしんどさレベル〕
   6.5km(12,500歩)  ★☆☆☆☆



 安定した晴れの日が2日続けば遠くの山へ遠征したいと思っています。しかし、梅雨に入っているので 条件がかなえられずにいました。 それならばということで、今年登りたい山にリストアップした中から日帰り登山にいい山を 検討した結果、曲岳と黒富士の計画を具体化することにしたわけです。
ただ、この両山はわが家から約270kmあり、日帰りには限界の遠いところにあります。 そこで山仲間の仁べえさんに相談したところ、行ってもいいという返事をもらったので 一緒にでかけることにしました。疲れたら車の運転を交代できるので安心ということです。
予定としては、観音峠から曲岳に登り、途中で景色がいいという升形山へ寄り道したあと黒富士まで行きます。 帰りは時間短縮のため八丁峠から黒富士登山口へ下り、林道を歩いて戻るという計画としました。
中央道の韮崎ICから約19km、観音峠まで行きます。

 〔曲岳登山口駐車場  NAVIマップコード:537 499 213*31〕
  ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照らし合わせて確認してください  

駐車スペースと登山口

茅ヶ岳の登山口駐車場を左に見ながら林道を走り観音峠へ行きます。
観音峠からさらに300mくらい行くと右手に登山口があり、左の路肩に駐車スペースもありました。 5・6台駐車できます。

〔駐車スペースと曲岳登山口 発=9:10〕
いきなり急登

登山口にとりつくといきなり急登でした。

めまい岩

15分ほど急登を行くとめまい岩というのがありました。
山腹から張り出した岩です。

〔めまい岩 着=9:25〕
めまい岩から見た茅ヶ岳・金ヶ岳

おそるおそるめまい岩に出てみました。
西から北西側が開けていて、茅ヶ岳(1,704m・左)と金ヶ岳(1,764m・右)が西側の間近に見えます。 残念ながら北西にある八ヶ岳の頭には雲がかかっていました。

〔めまい岩 発=9:35〕
根がらみの登山道

めまい岩を過ぎても急登は続きます。
木の根っこが絡んだ所や急傾斜の岩を登るところもあります。

せまい岩

さらに急登を行くとせまい隙間を抜ける岩がありました。
大きな人は通れそうもないほどのところですが、写真のように岩の少し上の方を乗り越える感じで 抜ければ何とかなります。

〔せまい岩=10:00〕
激降下

せまい岩を抜けるとすぐに5mくらいの激下降が待っていました。
ロープをつかみ、岩の割れ目に足をかけて下ります。

展望ブリッジ

せまい岩から急降下したすぐ右上に展望ブリッジというのがありました。
先ほどのめまい岩と同様、山腹から張り出した岩場です。 今度も岩の先まで行ってみました。

〔展望ブリッジ 着=10:10〕
展望ブリッジから見た瑞牆山

展望ブリッジからは茅ヶ岳・金ヶ岳、八ヶ岳のほか、東側に岩山の瑞牆山(2,230m)が望めました。
写真はズームで撮っています。

〔展望ブリッジ 発=10:15〕
曲岳山頂(1,642m)


曲岳山頂には展望ブリッジから10分ほどで着きました。
この山頂には三等三角点が設置されていますが眺望はありません。

〔曲岳山頂 着=10:25〕
曲岳展望舞台から見た景色

曲岳山頂は展望はありませんが、すぐ下にある展望舞台は南側が開けていました。
太刀岡山が見えます。しかし、残念ながら遠くの山は雲がかかっていました。
小休憩して黒富士へ向かいます。

〔曲岳山頂 発=10:40〕
八丁峠

曲岳山頂から80mくらい急降下し、そのあと小さなアップダウンがある道を30分くらい行くと八丁峠に出ました。
升形山と黒富士に登ったあと、帰りはここを東(写真の左方向)へ下山する予定です。

〔八丁峠=10:10〕
八丁平

八丁峠から八丁平まではすぐでした。
たくさんのザックがデポしてあります。1人だけ残っていた人に聞くと、升形山へ登っているそうです。
升形山は眺望がいいそうなので、われわれも黒富士へ行く前に立ち寄る計画です。

〔八丁平=11:20〕
升形山山頂(1,650m)

升形山へ登る途中で10人余りのグループとすれ違いました。静岡の清水からマイクロバスできたそうです。
升形山は岩場のせまい山頂でした。

ここで景色を見ながら昼食にしましたが、団体さんとかちわなくてよかったです。

〔升形山山頂 着=11:30〕
升形山からの大展望

升形山山頂は聞いていた通り展望のいいところでした。
左手の八ヶ岳方面から右手の奥秩父の山々、さらに雲がなければ富士山も見えるはずです。
そのなかでも東側にある奥秩父の瑞牆山や金峰山、北奥千丈岳などのパノラマがいいですねえ。

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金峰山の五丈岩

金峰山をズームアップしてみました。 山頂の五丈岩がはっきり確認できますね。

乾徳山

金峰山の右に連なって見える山です。 北奥千丈岳の右手には乾徳山(2,031m)があります。
乾徳山は岩山で、2ヶ月前に行ってきたばかりの山です。

八ヶ岳

北西方向にある八ヶ岳ですが山頂部にかかっていた雲が少し取れてきました。 左端が編笠山(2,524m)、最も高いのが赤岳(2,899m)

八ヶ岳の赤岳をズームアップ

八ヶ岳の赤岳(2,899m)をズームアップしてみましょう。 赤岳のすぐ左にある山は阿弥陀岳(2,805m)だと思います。
さて、景色を見ながら昼食をとり、升形山山頂で1時間近く過ごしてしまいました。 最後の山・黒富士へ行きましょう。

〔升形山山頂 発=12:25〕
黒富士を見る

升形山から下ってくると、八丁平の手前から特異な形の山が見えました。 この日の最終目的地である黒富士です。

〔八丁平=12:35〕
太刀岡山への分岐

黒富士への途中に分岐がありました。
黒富士へは道なりに左へ進むのですが、太刀岡山へ縦走する場合は右奥へ分岐する道を行くことになります。 後ろに案内標識がありますね。

黒富士展望岩への登り

黒富士の山頂が近づいたところで道が右と左に分岐していました。 迷っていると仁べえさんが『左・ひだり』と決断。この選択は良かったと思います。 どちらの道でも山頂に行けますが、左へ上がると黒富士展望岩に出たのです。

黒富士展望岩にて ―― 金峰山・瑞牆山を背景に

曲岳も黒富士も、飛び出した岩場が多いですね。それだけ展望には好都合です。
岩場が得意な仁べえさんは平気で岩場に出て行きますが、私は恐るおそるです。 仁べえさんのまねをしてバンザイしてみました。

〔黒富士展望岩場 着=12:50〕
黒富士展望岩からの展望 ―― 八ヶ岳とニセ八ヶ岳

茅ヶ岳・金ヶ岳はニセ八(ニセ八ヶ岳)と呼ばれています。
この展望岩からはその2つを並んで見比べることができるのです。
茅ヶ岳を編笠山、金ヶ岳を赤岳に置き換えるとそっくりだと思いませんか。
そして手前には今日歩いてきた稜線と曲岳、升形山がよく見えますね。

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〔黒富士展望岩場 発=13:00〕

黒富士山頂(1,635m)

展望岩場から南へ数分歩いて黒富士山頂まできました。
ここは展望がありませんが、さらに南へちょっと下がったところに黒富士展望台があるそうなので行ってみます。

〔黒富士 着=13:05〕
黒富士展望台

黒富士展望台は南から西側にかけて開けたところでした。
しかしながら今日は雲がってダメですね。多分こちらに富士山が見えるはずですけど・・・。
南アルプスも雲の中でした。
今日の行程はこれでおしまい。もういちど黒岳展望岩に立ち寄ってから下山します。

〔黒富士 発=13:20〕
〔黒富士展望岩=13:25~13:30〕
黒富士登山道入口

八丁峠で右折して黒富士登山道入口まで下ってきました。 歩きやすいいい道でした。

〔八丁平=13:40〕
〔八丁峠=13:45〕
〔黒富士登山道入口=14:00〕
曲岳登山口に戻る

黒富士登山道入口からは舗装林道歩きです。
緩い下り勾配の道なので黒富士登山道入口から35分で曲岳登山口に戻ってきました。
はい、お疲れさまでした。

〔曲岳登山口駐車場 着=14:35〕
 曲岳、升形山、黒富士はいい山でした。
急登あり、岩場あり、雰囲気のある林の道あり、それに何といっても眺望が魅力的な山でした。 間近にある茅ヶ岳・金ヶ岳、八ヶ岳に奥秩父の山々の眺望は思った以上でした。ただ、富士山や南アルプス方面は 雲があって見えなかったのは残念ではあります。 しかし、まあ梅雨時のことなので欲をいってはいけないでしょう。眺望を楽しみ、普段の倊くらいの2時間も休憩 時間をとって歩いてきたわけですからね。
それはさておき、遠くまで車を運転して連れて行ってくれた仁べえさんに感謝しないといけませんね。




     

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