《釈迦ヶ岳・黒岳》  Motaのホームページ
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釈迦ヶ岳・黒岳


釈迦ヶ岳・黒岳マップ 釈迦ヶ岳 (しゃかがたけ):1,641m
 黒 岳 (くろだけ):1,793m

◆所在地:山梨県笛吹市、富士河口湖町
◆山行日:2018年 4月 9日(月)
◆メンバー:仁べえさん夫妻、
      よっちゃんさん & Mota

〔登山コース〕
すずらん群生地駐車場―(5分)→登山口―(20分)→稜線分岐―(15分)→府駒山(休憩5分)―(45分)→ 釈迦ヶ岳(休憩25分)―(30分)→府駒山(休憩5分)―(15分)→稜線分岐―(10分)→どんべい峠(日向坂峠) ―(15分)→分岐―(59分)→御坂峠分岐―(1分)→黒岳(休憩15分)―(5分)→展望地(休憩35分)―(5分)→ 黒岳―(15分)→すずらん峠(休憩5分) ―(30分)→林道出合―(10分)→林道分岐―(15分)→すずらん群生地駐車場

〔所要時間〕
   総時間=6時間25分
   歩 行=4時間55分
   休 憩=1時間30分

〔距離と山のしんどさレベル〕
   8.5km(18,500歩)  ★★☆☆☆




 昨年末、山友のよっちゃんさんが三ッ峠山に登り、機会があれば近くの黒岳にも行ってみたいと いっていました。私も行きたい山の一つだったので、よっちゃんさんの山行に便乗させて もらおうと思ったわけです。
このところ暖かな日が続いていましたが急に寒波が戻ってきました。その寒さがまだ残っていてやや強い風 が吹くが晴天だというのでよっちゃんさんと仁べえさん夫妻の4人で出かけました。
国道139号線を北上、芦川沿いの道を東進しすずらん群生地の駐車場まで行きます。 すずらんの季節には大勢の人たちがやってくるのでしょう、この広い駐車場のほかに、道路沿いに路肩の駐車スペースも 用意されていました。

 〔すずらん群生地駐車場  NAVIマップコード:59 208 555〕
  ※マップコードご利用の際は、カーナビに入力したとき、その位置を地図と照らし合わせて確認してください  

広いすずらん群生地駐車場

すずらんの季節ではない平日です。広いすずらん群生地駐車場にはわれわれの車が1台だけでした。
車で走ってくる途中で見た富士山は頭に雲がかかっていました。そこで八ヶ岳やアルプス方面の眺望があるという 釈迦ヶ岳へ先に登ることにします。

〔すずらん群生地駐車場 発=8:00〕
釈迦ヶ岳への登山口

駐車場から東へ70m~80m行くと左側に釈迦ヶ岳への登山口がありました。

稜線分岐

登山口から冬枯れの落ち葉の道を登ること20分で稜線分岐に出ました。 まずは左へ登って行きます。
右へはとどんべい峠(日向坂峠)を経由して黒岳へ行く道です。

〔稜線分岐=8:25〕
府駒山(ふこまやま 1,532m)

稜線の道を緩く登っていくと最初のピークに出ました。しかし、ここはにせピークでした。
このピークを越え、もう一つ登ったところが府駒山で、三等三角点が設置されていました。
眺望はありません。

〔府駒山=8:40~8:45〕
岩場の登り

釈迦ヶ岳に近づくと岩場が出てきました。
ロープが設置されていて足場もしっかりあるので岩登りを楽しみながら登ります。
岩場は3~4ヵ所でしたでしょうか。

釈迦ヶ岳山頂夫婦地蔵

出発してちょうど1時間30分で釈迦ヶ岳山頂まで登ってきました。
まずは、みなさんの報告の定番になっている夫婦地蔵と富士山の写真を撮ります。 やはり頭に雲がかかっていますね。
ん!? 三角の頭が雲になって飛んで行ってしまったのかな。

〔釈迦ヶ岳 着=9:30〕
山頂風景

八ヶ岳などを見ようと先に登ってきたのですが裏切られました。雲があって見えません。
遠くが晴れていれば写真の奥の方に八ヶ岳、そして白峰三山や金峰山なども見えると聞いていたんですけどねえ。

釈迦ヶ岳(1,641m)

釈迦ヶ岳山頂。ここが一番高いところでしょうか。
山頂は岩がゴロゴロ積み重なったようなところです。

南側の眺望
こちらは南側です。
富士山の頭には雲がかかっていますが、あとで行く黒岳から続く稜線とその先に十二ヶ岳(1,683m)や 節刀ヶ岳(1,736m)などがきれいに見えていました。

Please permit it if mention of the name of the mountain includes an error.

黒岳へ続く稜線

釈迦ヶ岳山頂での展望写真も撮ったので次の黒岳へ向かいましょう。
南東方向にどっしりとした黒岳が見え、そこへ続く稜線が見えます。 これらのポコポコした山の頭伝いに黒岳へ登って行くことになります。
奥に三ッ峠山(1,785m)も見えます。

〔釈迦ヶ岳 発=9:55〕
黒岳を望む

府駒山を越え、稜線分岐を過ぎてどんべい峠(日向坂峠)へ下っていきます。
その途中で黒岳が正面に見えるところがありました。
下ってから登るとするときつそうだなあ。

〔府駒山=10:25~10:30〕
〔稜線分岐=10:45〕
どんべい峠(日向坂峠)

どんべい峠まで下りてきました。
写真の左の方から下りてきて、右の方へ登って行くことになります。
途中でここを起点に釈迦ヶ岳と黒岳の両方をピストンしている夫婦連れがいました。 どんべい峠まで車で来ることができるんですね。

〔どんべい峠=10:55〕
黒岳を見ながら歩く

どんべい峠から登っていくと正面に黒岳が見えます。
この先いったん分岐まで下ったあと黒岳に直登することになります。

〔分岐=11:10〕
御坂峠分岐

昼食は黒岳でということで登りましたがシャリバテです。
2山目ということもあってきつい登りが堪えます。
やっと御坂峠分岐まで登ってきました。山頂はもうすぐです。

〔御坂峠分岐=12:09〕
山頂だー!

ようやく黒岳山頂(1,793m)。どんべい峠から75分なのでほぼコースタイムだったようです。
ここには一等三角点があります。
若い自衛隊員が5人登ってきました。聞くと訓練だそうで、大石峠まで行くそうです。はい、ご苦労さん。

〔黒岳山頂 着=12:10〕
みんなで記念写真

皆さんご苦労さんでした。
昼食は景色を見ながらということで展望台へ行きましょう。

〔黒岳山頂 着=12:25〕
黒岳展望台からの富士山

黒岳展望台は山頂からすぐところです。
河口湖の向こうに見る富士山は残念ながらやはりあたまの雲が取れていませんでした。

〔黒岳展望台 着=12:30〕
三ッ峠山を望む

木の間からになりますが、東側の三ッ峠山を見ることができます。
釈迦ヶ岳から見るよりだいぶ近づいた感じです。

十二ヶ岳など西側の眺望

展望台から西側を見ると、峰続きに破風山、中藤山が見え、その先に十二ヶ岳、節刀ヶ岳などを 眺望できます。
これらの景色を眺めながら昼食を楽しんだので下山にかかります。

〔黒岳展望台 発=13:05〕
釈迦ヶ岳を望む

黒岳山頂に戻り、すずらん峠の方に下ります。
この道もなかなかの急坂でしたが途中で北側が少し開けたところがありました。 この鋭鋒は今朝登った釈迦ヶ岳です。

前方に見る破風山

前方に破風山が見えてきました。
この坂を下ったところがすずらん峠です。

富士山見紊め

すずらん峠のすぐ手前のところで南側が開けているとことがありました。
本日のコースで富士山の見紊めです。さっきより雲が取れてきたように見えますが、気のせいでしょうかねえ。

すずらん峠

最後の富士山も見てすずらん峠まで下ってきました。ここから駐車場へ戻ります。

〔すずらん峠=13:25~13:30〕
林道出合

すずらん峠から林道出合まで下ってきました。
総じていい道でしたが、1ヵ所だけのり面が崩壊し、急斜面をトラバースする狭くてザレたところがありました。
林道出合の下側にすずらん群生地へ下る道がありましたが、われわれは林道をそのまま行くことにしました。

〔林道出合=14:00〕
林道分岐

林道分岐がありました。
このゲートの向こう側から右へ登って行く林道があります。その道を行くとどんべい峠まで行けるようです。

〔林道分岐=14:10〕
すずらん群生地駐車場に戻る

出発した駐車場まで戻ってきました。車は増えていませんでした。
車の右奥に見える山が黒岳です。

〔すずらん群生地駐車場 着=14:25〕
富士山だー!

この日はいいお天気でした。しかしながら登山中は富士山の頭に雲がかかったままでした。
少し残念な気持ちが残っていたのですが、帰り道で気分が晴れました。
国道139号線を南下しているとあれほどしつこくかかっていた雲が取れたのです。

 この日は山友さんたちと4人でいろいろおしゃべりしながら釈迦ヶ岳と黒岳を歩いてきました。 やや風があったものの寒くはなく、いいお天気のもとでの山行でした。
ただ、遠くの山と富士山に雲がかかっていてすっきりした眺望が得られなかったのは少し残念といったところでした。 それでも最後に、帰り道でのことですが、あれほどしつこく富士山にまとわりついていた雲が取れ、すっきりした姿を 見ることができて胸のつかえがとれた感じがしました。
釈迦ヶ岳と黒岳の2山、仲間とともに楽しんでくることができました。長距離を運転してくれたよっちゃんさん には特に感謝しなければなりません。 そのうちまた一緒に4人で出かけたいと思っています。




     

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