◆御座山(おぐらさん): 2,112m
◆所在地:長野県南相木村・北相木村
◆山行日:2015年10月 8日(木)
◆メンバー:静岡のOさん、仁べえさん夫妻、馬籠のKさん、
& Mota
〔登山コース〕
栗生登山口―(20分)→山頂まで2000m標識―(20分)→上動の滝(休憩5分)―(35分) →山頂へ500m下(休憩5分)―(5分)→鎖場―(5分)→展望地―(10分)→御嶽神社祠(休憩5分) ―(5分)→金山沢のコル―(15分)→避難小屋―(5分)→御座山山頂(休憩20分)―(5分)→ 避難小屋前(休憩25分)―(10分)→金山沢のコル―(5分)→御嶽神社祠―(5分)→展望地(休憩5分) ―(30分)→上動の滝―(30分)→栗生登山口
〔所要時間〕4時間30分(歩行時間=3時間25分、休憩=1時間05分)
このところいい天気が続きます。そんな折、静岡の友人Oさんから一緒にどこかの山へ行きたいという 電話があり、検討した結果八ヶ岳の東に位置する御座山へ行くことにしました。
そこでほかの山友さんたちにも声をかけたところ、仁べえさん夫妻、それに馬籠のKさんも参加して くれることになりました。 その馬籠のKさんは前日に常念岳を日帰りで登ってくる予定だそうです。常念岳の日帰りはハードな 行程ですし、翌日に御座山へも登るというのですからタフなKさんです。
国道141号線を走ると南相木村役場の150mほど南に 《御座山登山道入口0.2km》 と書かれた 道路標識があります。ここを左折して小さい橋をわたり県道472号に入ります。少し進むとまた分岐があり、 《相木渓谷・御座山登山入口》 と書かれた案内板があるのでここは右への道をとります。 この道は林道で途中から砂利道になります。終点まで行ったところが登山口で6・7台くらい駐車できます。
林道終点栗生登山口
静岡のOさんと私が登山口の駐車場に着いた時には、すでに仁べえさん夫妻と馬籠のKさんは 身支度を整えて待っていてくれました。
われわれ2人も準備してすぐ出発しました。
〔林道終点栗生登山口 発=9:05〕上動の滝
カラマツ林の中の登山道を登って行きます。 最初は緩やかな道でしたが次第に勾配が増します。
20分ほど歩いたところに 《山頂まで2000m》 という標識がありました。
そして出発して40分、《上動の滝》 に出ました。
この上動の滝は屋根の庇から雨が落ちているようなちょっと変わった滝でした。
〔上動の滝=9:45~9:50〕『ん』?!
この木なんだか気になる木 『ん』?!
『ん』の下を通って登ります。
山頂まで500m標識
急斜面につけられたジグザグ道を登って行きます。
次第に体が熱くなてきたので 《山頂まで500m標識》 の手前で小休憩としました。
〔山頂まで500m標識手前=10:25~10:35〕鎖場
鎖場が現れました。
それほど難しい鎖場ではありません。むき出しの木の根や岩角をつかんで登ります。
〔鎖場=10:35〕
展望地からの眺望
鎖場を上がったところが展望地になっていました。奥秩父の山々がよく見えます
左の方に 『甲武信ヶ岳』 と表示しましたが、『木賊山』 かもしれません。
〔展望地=10:40〕
瑞牆山を望む
展望地からは右の方に瑞牆山(2,230m)も見えました。
ゴツゴツした岩が生えているような特色ある山頂部です。
馬籠のKさんは追先月末に瑞牆山へ登ってきたばかりだといっていました。
御嶽神社石祠
展望地から10分ほど登るとピークに立ちます。
御座山の山頂手前にあるピークで、御嶽神社の石祠が祀られていました。
〔御嶽神社石祠=10:50~10:55〕御座山山頂部を望む
御座山へは御嶽神社石祠のあるピークからいったん下ります。 その途中で御座山の山頂部が見えました。
岩山のようです。
ロープ場を下る
御座山の山頂部を目で確認したあと最後のロープ場を下ります。
金山沢のコル
ロープ場を下りきったところがここ金山沢のコルです。
ここは分岐になっていて、御座山へは直進して登って行きますが、左へ行くと北相木村へ通じる道です。
〔金山沢のコル=11:00〕避難小屋
金山沢のコルから登り返して御座山へ向かいます。
15分ほど登ったところに避難小屋がありました。きれいで頑丈そうな避難小屋です。
山頂はここを左へ、右は北相木村白岩への道だそうです。
〔避難小屋=11:15〕山頂手前の岩塊
避難小屋から左の裏手へまわって行くと大きな岩山がありました。
この岩山は山頂手前の岩塊のようです。
山頂だ!
手前の岩塊の上まで登るとその先に御座山の山頂が現れました。
馬籠のKさんが先鋒として御座山の山頂に到着しました。
山頂のすぐ左奥に見える山は茂来山(1,718m)です。
さらに遠くに浅間山が見える はずですが雲の中でした。
〔御座山山頂 着=11:20〕
山頂眺望(1)八ヶ岳
風が吹き付けていましたが、なかなか眺望のいい山頂です。
まずは西側に八ヶ岳が見えました。
山頂眺望(2)南アルプス
南西側にはごく近いところに天狗山と男山。その奥に南アルプスが見えます。
山頂眺望(3)両神山
東側も展望が開けますが遠くの山の山座同定は難しいようです。
ただ、右端にある両神山はしっかりと確認できました。
御座山山頂にて
せまい山頂なのでかわるがわる登頂記念の写真を撮りました。
静岡のOさんと写真におさまったのちほかの人に場所を譲ります。
小学生登場
山頂で写真を撮っていると下からにぎやかな声が聞こえてきました。 地元の小学生たちでした。
聞くと総勢73人。付添いの先生や父兄など大人もたくさんいます。 山頂まで登るのは6年生だけだそうですが、せまい山頂なのでわれわれは撤退することにしました。
〔御座山山頂 発=11:40〕避難小屋の横で昼食
山頂やその手前の岩場、避難小屋の中も昼食をする生徒や父兄でいっぱいです。
山頂を明けわたしたわれわれは風が当たらない避難小屋の横に落ち着いてお弁当タイムとしました。
さて、おなかもいっぱいになったところで下山にかかります。
〔避難小屋横=11:45~12:10〕金峰山の五丈岩
鎖場上の展望地まで下りてきました。
この写真はズーム撮影ですが、 よく見ると金峰山の五丈岩が肉眼でも見えていました。
近々馬籠のKさんが金峰山へ行くそうです。
〔展望地=12:30~12:35〕
〔上動の滝=13:05〕栗生登山口に戻る
展望地でちょっと休憩をとっただけで登山口まで戻ってきました。
歩きやすい道だったこともあり所用時間は1時間25分でした。
〔栗生登山口 着=13:35〕
まずまずの好天のもと日本の200山でもある御座山に登ってくることができました。
ちょうどNHKのBSプレミアムで、グレートトラバース2という番組が月に1回、6ヵ月にわたって 放送されています。プロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが北海道から九州まで日本の 200山を一筆書きに登るというものです。
この御座山も田中さんが先月登っており10月10日に放送されることになっています。 どんな登山だったのか楽しみにしています。
今回は山友さんたちと5人で登ってきました。仁べえさんは奥さんと一緒に参加してくれましたし、 馬籠のKさんは常念岳の日帰り登山の翌日でお疲れだったにもかかわらず同行してくれました。 大勢で登るのはいいもので、山の話などをしながらにぎやかに楽しく登ってくることができました。 次回の山行企画も考えようと思っています。
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