第6回 全国自動車教習所 教習指導員安全運転競技大会



  2006年6月5日〜6日、鈴鹿サーキット 交通教育センターにて
 「第6回 全国自動車教習所 教習指導員安全運転競技大会」が
 開催されました。

  今年の大会では32都府県から二輪部門 114名、四輪部門 91名の
 エントリーがありました。

 <主催> 本田技研工業(株) 安全運転普及本部
 <後援> 本田技研工業(株) 法人営業部





 二輪部門の使用車両
 「Honda CB400 Super Four HYPER VTEC SPEC V」
 
 競技種目は「ブレ-キング」「パイロンスラローム」
 「コーススラローム」「一本橋」です。
 
 教育センターのスクールで使用されている車両で
 バンパー、ガード類が装着されたままの状態です。




 榎 選手(茨木ドライビング スクール 大阪)の
 スラローム走行。

 今大会の競技規則では車体、ステップ等の接地は
 300点の減点(1000点満点)です。
 いくら好タイムであっても一回の接地が大きく順位を
 下げてしまいます。

 ※榎選手はブレ-キング部門にて3位入賞しました!

 榎 選手の一本橋動画は こちら です。
  (7.83MB Yahoo!ジオシティーズのページへ移動します。)



 同じく茨木ドライビングスクール(大阪) 山田選手の
 スラローム走行。
 
 今大会でも多くの女性指導員さんが男性に混じって
 熱戦を繰り広げました。

 榎選手と同じラインを走行している山田選手です。
 走りの凄さを想像してください。



 動画は こちら です。
(8.45MB
Yahoo!ジオシティーズのページへ移動します。)

 ドリームモータースクール昭和(長野)佐藤選手の
 「一本橋」走行。

 基準タイムは、1分30秒。
 大きくハンドルを左右に切り返し、距離を稼ぎながら
 バランスを保ちます。
 レバー操作は4本指で行わないと減点です。

 昨年のレポートでも紹介しました佐藤選手です。
 昨年は「1分20秒86」でしたが、今大会の記録は?

 なんと「1分27秒12」!わずかに基準タイムに
 届きませんでした。
 順位決定戦への進出は逃がしましたが、
 女性指導員さんの中ではベストタイムです!
 
一本橋 順位決定戦とは?
基準タイムをクリアーし、他に減点の無かった選手によって競います。距離は通常の15mではなく、5mでの一本橋タイムで順位を決定します。優勝選手のタイムは?5mで「1分31秒66」でした。(今大会では17名の選手が決定戦に進出しました。)


 四輪部門の使用車両
 「Honda CIVIC FERIO 教習車(AT)」
 
 競技種目は「フィギア」「ブレ-キング回避」
 「縦列駐車/車庫入れ」「コーススラローム」の
 4種目です
 
 画像は「コーススラローム」での競技模様です。
 ABS装着車両を使用します。

「縦列駐車/車庫入れ」 正確さとタイムを競います。
バックでスタート! まずは縦列駐車です。 続いて車庫入れです。 前進でゴール!


全競技終了後、
「二輪車運転姿勢と乗降車指導方法」の
デモンストレーションがありました。

指導方法とタイトルにはありますが
「このように指導しましょう」といった内容ではなく
二輪車のタイプ、大きさによって
どのような指導が適切かを考えさせられました。

進行ならびにモデル役は
鈴鹿サーキット交通教育センター インストラクターの
方々です。 

 大会の締めくくりは「表彰式、閉会式」です。
 二輪、四輪とも種目別および総合表彰があります。

 画像は二輪部門 総合の表彰。
 優勝は「ドリームモータースクール須坂」(長野)
 木内選手でした。

 <後記>
 今大会は一見学者として競技を観戦しました。
 このような機会に接する度に
 まだまだ精進しなければ!と刺激を受けてきます。
 より多くの方に観戦していただきたい大会です。
 (平日開催ですが…)


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