長野(風林火山)松代・善光寺 群馬(草津温泉)長野・下諏訪


6月11(月)晴れ 6月12日(火)晴れ 
まえがき
5月は父親の他界につき月、一度の恒例のふたり旅が行けずまだまだ家庭の中の片付けやらで、やる事は沢山あるが気晴らしに
計画を立てることに・・・これで、両親を送り順番的には今度は私達の番であるが運命とは分らないもので何時どうなる事か
分りませんが一日、一日悔いの無いように生活出来たらなぁ〜と
思う毎日です。息子夫婦に最後には面倒を必ず掛けますがその面倒を最小限に出来たらとそう、願う事ばかりです。合掌

私の計画はだいたい、一週間前に3パターンの候補を頭の中に浮かべ今回も紀伊半島、長野・群馬そして日光と頭の中で
ひらめき、紀伊半島は以前に行った事があるし日光は見る所も少なそうだし遠いしてな事で長野(風林火山)群馬(草津温泉)
に決まりやっぱり、歴史史上めぐり、山岳ドライブ温泉とこの3点は外せませんね(笑)
天気も前日までが土砂降り、雷ゴロゴロで当日はピーカンな暑い天気に恵まれて今週から梅雨入りがと天気予報では、さすがに
私達の日頃の行ないが良いのか丁度、天気の良い間に行って来れました。

公民館の図書館で早速、ガイドブックを借りて行く場所をリサーチまずは長野県の松代に太平洋戦争の遺跡(松代象山地下壕)
第二次世界大戦の末期に軍部が本土決戦最後の拠点に極秘のうちに地下に今で言う東京副都心の様な物を作り大きさは
10キロメートル四方に及び全工程の75%の時点で終戦を迎える。
食料事情が悪く旧式な手彫り作業で人海作戦で朝鮮人労働者が多くの犠牲者が出た。

松代城(海津城址)川中島の戦いで武田信玄本陣ここも、絶対に外せない場所でしょう(笑)
ご存知の通り今、話題のNHK大河ドラマ風林火山の影響で行く場所、行く場所で風林火山の関連の地では
人・人・人で賑わっています。

川中島古戦場ではやっぱり大河ドラマ「風林火山」特別企画展を開催していた。
ブームにあやかり沢山の人達がお金を落として行くその中に私達もいた(笑)

善光寺も今回で2度目、1度目は長野マラソンの時に来ている。
今回、長野周辺を散策して思った事は長野マラソン(フルマラソン)を走った時に走った場所ばっかりで善光寺からの
長い下り坂とか川中島古戦場の桜が満開に走った堤防(長野私立博物館)松代付近の堤防右岸の堤防から松代大橋を渡り
最後にオリンピックスタジアムがゴールでした。全て、見慣れた景色ばかり・・・

善光寺を出て志賀高原ルートで草津温泉に向かう、途中、近道を発見!やっぱり敗退!途中、道が分らなくなり本ルートに戻る。
少し時間の無駄をした今回の反省点も正規ルートで行くべし!山の頂上では少しガスっていて志賀高原の
横手山、湯釜もパス、早々に草津温泉に下る事に温泉に漬かり今晩の食料の調達にスーパーにインターネットで見た
中華料理のお店に・・・何て事は無いおおハズレでした。
其の後、温泉めぐり、最初にお金が出る「大滝乃湯」後はタダ大滝乃湯の駐車場に車を置かせて頂き、入浴料が高いぶん
まぁ!良いかなぁ黙って車を置く「煮川の湯」但し書きでは湯が相当熱いと・・・案の定熱かったが体に効く様な感じ
「白旗の湯」湯畑の隣に有り二つ浴槽が有り透明度の湯と乳白色の湯とで透明度の湯は最高に熱かった。一番熱いのではその隣では
草津名物湯もみショー♪草津良いとこ一度はおいで省略、お医者様でも草津の湯でも惚れた病はコリャなおりゃせぬよ
(チョイナチョイナ)♪
「地蔵の湯」一番新しい共同風呂で分りにくい処にある。全部で19選有るそうだが全部も回りきれない
のでこの辺で・・・後は今夜の宿泊予定地の道の駅「草津運動茶屋公園」にておやすみ。。。

二日目は朝一番風呂に「煮川の湯」へ車は前日と同じく大滝乃湯の駐車場に置かさせて頂き道の駅にて私達の隣に駐車していた
岩手ナンバーの1BOXの中年御夫婦と会話してもう2週間も島根から紀伊半島一周しているとの事、定年後に出来る旅であるが
私達も見習いたいものだが私達には定年が無いので死ぬまで働かなくては借金もあるし(笑)
私達も年に一度は長期で旅をして見たいものだ。やっぱり皆さん考える事は同じで毎回、行く先々で車の中で泊まっている方が多い
宿泊代が一番高いからその点、車の中で寝泊りすれば安上がり・・・豪華な生活を希望なら無理だけどね。

鎌原観音堂では天明3年、浅間山が大噴火して鎌原地区を大火砕流が押し寄せ93人の村人が観音堂に逃げ込んだ奇跡的に助かり
105段あった階段も上から15段を残して犠牲者とともに埋まり後の村人は助からずそこで生死の分かれ道となった。
そんな当時の悲劇を伝えるお堂と石段が今も残っている。何千人の犠牲者を出した大惨事でした。
家に帰りすぐに図書館にて資料をしらべた結果、大石慎二郎 天明三年浅間大噴火 角川書店を読み当時の大惨事がよみがえった。

鬼押出し園も時間的に早くて遠くから見るのみ近くにインターネットで調べた蕎麦屋で昼御飯をと思っていましたがまだ朝の9時では
しょうがないのでここもパスして早々に下諏訪方面に向かうがここで二回目の反省点で専用の道路地図を持ってくれば良かったと
反省!雑誌に付いている地図では話にならず・・・カーナビもカーナビの通りに行くと返って大回りをする事があるので
よくある道路の案内板も見る事が大事である。

諏訪大社下社秋宮では塩羊羹が有名らしいのでお土産に草津ではやっぱり温泉饅頭をお土産に・・・先回のほっかほっか亭の弁当が
安くて美味いので今回もインターネットでリサーチしてカーナビに登録して買い諏訪湖の間欠泉で食事をしたがちっとも
温泉が上がらなかった(泣)

帰りに何時もの食料品の買出しに蒲郡のサンヨネというスーパーに最近ははまっていて音羽蒲郡インターまで足を伸ばす。
案外、早めに家にたどり着いた。息子夫婦と孫、と娘とでかっぱ寿司へ外食へ・・・次回は何処に行くか行く一週間前の頭の
ヒラメキでまたお楽しみに。

高速道路料金     9,410
給油         7,395
飲食         8,831
入浴         1,600
駐車代          500
見学料        2,000
みやげ物       5,460
その他          200
         計35,396
783.3   70.23   10.8      走行総合距離 783.3km
走行距離km  給油リットル  燃費km/L



松代象山地下壕
太平洋戦争の遺産、見学できるのはごく、一部ですが
安全防止の照明は柵、落石防止の支保工などが設置され
壕は素掘りのままです。ありがたい事に入場無料です。

松代象山地下壕
西条口(恵明寺口)から約500mの区間ですが
実際は10km四方に碁盤の目のように掘ってあり
当時は朝鮮人労働者の多くの犠牲者が出たそうです。

松代城跡(海津城址)
川中島の合戦での武田信玄の本陣になった場所

松代城跡(海津城址)
1560年(永禄3年)頃、武田信玄が上杉謙信との
決戦の備え、山本勘助に命じて築かせた城。
川中島古戦場(八幡原史城公園)一騎打ち像
合戦のハイライトである信玄、謙信両雄一騎打ちの銅像
有名なシーンである。
川中島古戦場(八幡原史城公園)長野市立博物館
大河ドラマ「風林火山」特別企画展を開催中で
ドラマの撮影に使った山本勘助の甲冑(複製)
峠の釜飯本舗 おぎのや長野店
以前は信越本線横川駅にて駅弁として売られていた大変、
有名な駅弁である。
中には一合分の米が実際にこの釜で炊いてあり
美味しかったです。
長野善光寺
「牛に引かれて善光寺参り」という言葉がありますが
川中島の合戦で上杉謙信の本陣となった場所でもある。
今は丁度、山門の修復作業中ですが善光寺はその他
飯田の元善光寺、甲府の甲府善光寺があるそうです。
日本国道最高地点
国道292号・志賀草津高原ルート標高2,172m
流石に高いだけあってガスがかかりあいにくの天気でした。
ちなみに国道1号線の最高地点はお正月のテレビでお馴染みの
箱根マラソンでも途中にある。
草津温泉(湯畑)
辺り、硫黄の臭いがしていかにも温泉地に来たと
いう感じでしかし、どの共同風呂に行っても
湯の温度が熱く体に効くような気がする。
草津温泉(湯もみと踊り)
草津名物熱の湯での湯もみショー
おばさんではなくてもっと綺麗どころを揃えた方が
もっとお客様が入り商売繁盛では(笑)
湯もみ体験も出来ますので是非、皆さん体験して下さい。

道の駅(草津運動茶屋公園)
この場所で一泊しましたが行って見ると既に何台かの
車が就寝中でした。まだ8時前というのに・・・

鎌原観音堂
天明の大噴火天明3年(1783年)
浅間山が大噴火して鎌原地区へ大火砕流が押し寄せ
1500人の尊い命が失われた。
1979年夏、地中に埋もれた階段の発掘調査が行な
われた。パワーショベル5m掘り進むと、階段の延長が
現れた。そしてそこに2遺体の女性が横たわり一方は
若い女性で、他方は年老いた
女性で骨の鑑定から親子と推定
若い女性が母親を背負って観音堂の階段を上がろうとして
間に合わず火砕流に飲み込まれた。

鎌原観音堂
鎌原観音堂の15の石段の前には小さな赤い橋がかけられ
ている。橋の下をのぞき見ると、石段の延長があり、さらに
地中へと続いているのがわかる
かつては観音堂の階段は50段まであったが、
今日地上に出ている階段はわずかに15段。この15段まで
登ることができた人たちだけが助かった。
運命の分かれ道



浅間山(鬼押出し園)標高2,568m。世界でも有数の
活火山と知られる

鬼押出し園
天明3年(1783年)の浅間山噴火によって生まれた、
溶岩の芸術です。火口で鬼があばれ岩を押し出した、という
当時の人々の噴火の印象が、この名前の由来となっています。

諏訪大社下社秋宮(神楽殿)
秋宮は下諏訪の温泉街に一番近く、訪れやすい場所な
ので、参拝する人も多い。秋宮一の御柱は一番太く
大きいので、見ごたえがあるので、ぜひ見て下さい。
諏訪大社下社秋宮
由布姫ゆかりの地 「風林火山物語」下諏訪の
陣信玄の側室となった由布姫ゆかりの地、諏訪地方。