(4)実験水田2008(2年目)

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 今年の課題は三つあります。

(1)丈夫な苗作り(含む病気対策)

(2)5〜7月期の藻の不足、8〜10月期の除草

(3)稲刈り、脱穀作業


 まず丈夫な苗つくりですが、やった事がないので良く分かりません。 ただ、浮き苗?状態になっていないものは根のはりも良く、米の出来具合も良かったように思います。 病気対策は何もありません・・・・。
 去年同様まばらに植えて風通しを良くする事だけです・・・・。
 昨年はもらい物の苗だったので今年は自分で育てようと思います。 100本あれば十分なので何とかなるのではないかなぁ〜と気楽に考えています。

 大雪です。何年ぶりかの大雪です!!
   (2008/2/9撮影)
 埋まってしまいそうな勢いで降っています。 田んぼに住んでいる生き物たちは大丈夫でしょうか? もっとも何もしてあげられませんが・・・・。

   (2008/3/23撮影)
 今年もついにやってきました農作業?
 あぜの修理?補修?をしました。疲れました・・・・。まだ途中ですが今日は終了です・・・・。 また来週残りのあぜは直します・・・・。 たった18メートルしかないのに・・・・。 実際には15メートルしかやってないけど・・・・。 今年最初の?野良仕事でした。 写真はまだ途中のものですが今は、排水側を残すのみとなっています。

   (2008/3/30撮影)
3月30日に残りをわたぼうしに手伝ってもらい実施、満水まで水を入れたところ水漏れ2箇所発見。 モグラの穴があり上手く塞がってなかったのが原因でした。 モグラは大敵だね!


    (2008/3/30撮影)
 この写真、なんだか分かりますか?
 そうです。発芽名人です。発芽させる方法が良く分からなかったので機械に頼りました・・・・。
 ちょっと情けない・・・・。
 まっサラリーマンなんてこんなもんさ!と開き直り使ってみました。 はっきり言って微妙です。1回では芽は出ません。2回やってかろうじて出たかな? といった感じです。もっとも食べるための発芽なのでこんなもんなのでしょう。

   (2008/3/30撮影)
 蒔いてみました。こんな感じです。青いのはポットです。 田植え時に根を傷めないようにポットにしました。

   
 こんな感じにプラフネに並べてレンガを置き、金網をのせてその上にビニールを敷きました。
   
 こんな感じになりました。 あとは芽が1センチくらいに育つまでこのままですね。どの位かかるのかは分かりませんが・・・・。 人によっては1週間、または3週間で田植えが出来るようになるといいますが・・・・。

   
 今年もトノサマガエルがやって来た。てっきり産卵していったと思ったのだが卵が見つからない。 昨年は5月の終わりくらいだったと思うのでかなり早い。 まだ、産卵していないのかも?

   (2008/5/3撮影)
 まだ2葉です。とても田植えは出来ません。 雨の影響で種籾がういてしまい上手く根が張れていない物が沢山あります。 今年は5葉か5.5葉まで育てる予定なので、田植えはあと3週間くらいは無理でしょう。 気長に待ちます。

   (2008/5/4撮影)
 めだかの王国、実験水田分校? 開校です。

   (2008/5/4撮影)
 稚魚、生まれ始めました。数え切れません・・・・。

   (2008/5/4撮影)
 あっちこっちで泳いでいます。今年はどこまで増えるのでしょう?楽しみです。

   (2008/5/12撮影)
 トノサマガエルの卵です。すごいです。この写真の塊が7つもあります。 いったいどのくらいのオタマジャクシが生まれてくるのでしょうか?
 去年より2週間ほど早かったのでまだまだ増えそうです。


   (2008/5/16撮影)
 卵からオタマジャクシがうじゃうじゃと生まれています。

   (2008/5/17撮影)
 生まれて2日目のオタマジャクシです。数え切れません・・・・。
 実験水田所狭しと泳いでいます・・・・。



   (2008/6/1撮影)
 今日(6/1)、田植えをしました。写真のように少し成長が遅れていますが、 根っこがポットの外側に出てきたので植えることにしました。

   (2008/6/1撮影)
 昨日の内に水田内の雑草の除去は終わらせてあるので写真のように枯れ果てた感じになっています。

   
 田植えが終わった所です。少し青みがあって良い感じではないでしょうか。 田植えのために水位を5センチまで下げてあるので、生き物たちは辛そうです。 あと、3日くらいはこのままの水位で苗が育つのを待つので、めだかたちにはチョットかわいそうかな?

   
 苗が少し水面から出ていますね。あと10センチほど伸びてくれると深水に出来るのですが・・・・。




   (2008/6/27撮影)
 昨年と比べると、田植えが遅れた分、生育も遅れています。が、周りの田んぼと比較すると、 そんなに遅れてはいないようです。 周囲の田んぼは中干しに入りましたが、実験水田は深水です。水深は15センチくらいです。
 先日の大雨で、大量にオタマジャクシが流出しました。めだかも流出したようです。すべて 用水まで行き着けたようで途中の水路?で干からびたものはいませんでした。良かった良かった。



   (2008/7/13撮影)
 あぜの草刈をしました。本当は必要なかったんですが・・・・・。 分げつもまあまあで、良く開帳しており、生育状況としては申し分ありません。 今回はポットを使ったので、 田植えのときに根が傷まなかったので、それが良かったのではないかと思っています。 浮き苗も無かったし、昨年と比べるまでも無く順調に育っているので、見ていて楽しみです。
 写真を見て分かると思いますが、水面には雑草はまったく生えていません。 それどころか、藻すらありません。 除草作業が無くてよいのですが、めだかは産卵に困ります。
   (2008/7/13撮影)
 そこで今年はホテイソウをひとつ入れました。(写真参照) 何度かカラスに悪戯されましたが、やっとここまで大きくなりました。 オタマジャクシがいなくなるまでの間、藻の代わりをしてもらいます。



   (2008/7/19撮影)
 日当たりの良い場所の稲に花が咲きました。 7/28(今日)までの1週間で8株花が咲きびっくりしています。 普通の水田のように全面が同じ日当たりなら、きっと全ての稲に花が咲いたと思います。 条件が悪いのは初めから分かっていたので今更ですが・・・・。
 あぜの草刈をしました。10分くらいで終了です。 水田内は相変わらず草は生えていません。それどころか、前回刈った草を入れて置いたのですが、 食べられてしまってなくなっています。 オタマジャクシ恐るべし!!



   (2008/7/29撮影)
 出穂前?の写真です。

   (2008/8/6撮影)
 出穂後です。きれいには揃いませんでしたがまあまあの出来ではないでしょうか。 水の管理とあぜの草刈以外何もしなくていいのは楽でいいですね。 オタマジャクシがいなくなる頃には稲刈りになると思うので、 結局草取りは、田植え前の1回だけですみますね。



   (2008/8/30撮影)
 集中豪雨です。木曜日の夜から金曜日の朝にかけて180ミリの雨が降りました。 ものすごい水量でしたが夜の為、めだか達の流出も無く、 これといった被害はありませんでした。
ところが今日は朝からものすごい雨で、しかも明るい時間の為、大量に脱走者が出ました。

   (2008/8/30撮影)
 この写真では分かりにくいですが、ものすごい勢いで水が流れ出ています。 自然の猛威の前に、ただただ立ち尽くす安城のめだかであった。



   (2008/9/11撮影)
 よく実っているように写っているでしょ? でも、実際はちょっと早いかな?と思ったのですが稲刈りを実施しました。

   (2008/9/11撮影)
 半分終わった所です。

   (2008/9/11撮影)
 刈り取りが終わった実験水田の様子です。 まったく雑草が生えていないのが良く分かりますね。 まだ、オタマジャクシがいるのでしばらくは生えないでしょう。
 ホテイアオイが良く茂っていますね。 一年でここまで増えるとは思いませんでした。 結局、藻が繁殖しなかったのでこのまま放置ですね。 来年の肥料という事で・・・・。

   (2008/9/11撮影)
 昨年よりわらはたくさん取れそうです。 えっ?米?それはもちろん多いと思います・・・・。たぶん・・・・。 写真を見比べると分かりますが、去年は一輪車に全て乗りましたが、今年はかなりあふれました。 やはりポット苗が良かったようです。
 生育状況そのものは前半は良かったものの、後半は余りよくなく、 結果穂の付き具合は昨年と同じくらいだと思います。 脱穀してみないと分かりませんが・・・・。
 脱穀は2週間後を予定しています。 たのしみだなぁ〜〜!



   (2008/10/05撮影)
 三週間経ちました。よく乾燥しています。という事で脱穀しましょう。

   (2008/10/05撮影)
 これは千刃こぎ?の材料です。昨年、手で脱穀をしましたが3人がかりで半日近くかかりました。 それで今年は千刃こぎを自作しよう!という事になりました。

   (2008/10/05撮影)
 出来上がりの写真です。見た目はまあまあではないでしょうか。

   (2008/10/05撮影)
 こんな感じです。実際に使ってみると欠点が山のように出てきました。それでも2人で3時間 だったので効果は絶大です。 来年はもう少し工夫してみよう。

   (2008/10/05撮影)
 今年取れた籾です。昨年より多く取れました。5割り増しといった所でしょうか。 精米してみないと分かりませんが、きっとおいしいお米に違いない・・・・。

   (2008/10/05撮影)
 昨年同様、ワラは実験水田に戻しました。水中での分解は土中分解に比べてかなり早く、また、 有害なガスの発生もありません。 特にこの時期はタニシがエサにするので効果は抜群です。 来年の良い肥料になる事でしょう。