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柵強度計算
柵は上のような構造です。 まず、1m当たりの風を受ける部分の面積は 1x6が4本なので、 0.14(m)×1(m)×4本=0.56(m^2) で、風の力は40m/sの空気の力積で表わされるので 0.56(m^2)×40(m/s)×1.3(kg/m^3)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ↑ 質量 ×40(m/s)  ̄ ̄ ̄ ↑ 速さ =1165N 1165Nつまり118kgf。意外と強い力だね・・・ ただ、実際は柵に隙間もあるので、 こんなにもかからないと思います。 では、それを支えられる支柱を選定します。 使う柱はひとまず□31の鉄パイプにします。 断面係数Zは1745mm^3、降伏点は245N/mm^2、 力のかかる点は地上から約500mmの位置の集中加重とします (ホントは分布加重ですが、面倒なので、簡単にしています) 4枚の1.5x6の中心に力がかかるとしています。 柱にかかるモーメントMは M=1165N×500mm=582500 N・mm 柱の応力σは σ=M/Z=582500/1745= 333.8N/mm^2 333.8N/mm^2>245N/mm^2 なので、もたないじゃん。 でも、これは柱を1mピッチで置いた場合なので、 柱を置く位置を狭くすれば柵にかかる力が小さくなります。 で、ピッチを計算すると 245/333.8=0.73 なので、0.73(m)ピッチ以下にすれば持つことになります。 今回は700mm間隔で柱を立てようと思います。 ただ、風速40mが繰り返し荷重だと仮定すると 持たなくなりますが・・・ 風速40mの風なんて、そんなに吹くとは思えないので、大丈夫でしょう。 また、柵には隙間があり、 力積=柵にかかる力 にはならないと思うので、大丈夫でしょう。 という事で、□31の鉄パイプを700mmピッチで作ります。 |