・あの日より前の頃
 兎に角、渇いていました。周り(近県)に雨雲が出ているのに愛知だけ降らない、
 そんな状況が酷暑の間、延々と続くかと思ってしまう程でした。
 実際、庭に撒く水は風呂の残り湯を家庭用ポンプでポリバケツに移したのを
 使っていました位です。

・前日の昼間
 久方ぶりの大雨に「畑が潤った」とか「水源の方に降って欲しい」とか
 今にしてみると悠長な事を思ったものです。それでも台風の様な雨足には
 流石に驚きました。

・前日の夜
 雷がちょくちょく落ちて、パソコンを電源コード等から外しました。
 強風は無かったのでガラス戸だけ閉めて就寝。何でも夜中に豪雨となったそうです。

・当日(平成12年9月12日)
 朝起きると、台風14号の影響を受けた秋雨前線が引き起こした災害が
 生々しくテレビから報じられていました。少し離れた矢作川(やはぎがわ)に出掛けました。
 午前10時半頃です。

米津大橋の直ぐ下まで来た濁流

  勢いがいつも通りなのが救いでした。この異様な水量は伊勢湾台風を経験した
 父でさえ滅多に見たことは無い代物だそうです。
 (名古屋での浸水被害も伊勢湾台風に次ぐものだったそうです。)
ほぼ通常の水量に戻りつつあるところです 

↑3日後の「敬老の日」に撮影したものです。この差分だけ水が流れていたのですね。
危険水域を越えている証拠・・?水量を示す柱がもうすぐ見えなくなりそうです。

地元の私鉄である名古屋鉄道(名鉄)も一時、全線が運行停止になりました。名鉄西尾線の矢作川鉄橋

向かって左が鹿乗川、右が矢作川地元では鹿乗川(かのりがわ)との関係で大事には至りませんでした。

今回の大雨の被害が本当に無くなるには時間が掛かります。
被害にあわれた方には心労に負けないように祈っています。