こんにちは!
愛知県高浜市の歯医者「森歯科医院」です。
今回のお話は「むし歯の予防」です。
まず、むし歯を予防するなら
気をつけるべき大切なことが3つあります。
・食べる回数、食べ方や摂る物を気を付ける
・正しいフッ素の使用
・正しい歯磨きの方法
むし歯のなりやすさは、遺伝が原因(8.7%)のこともありますが、遺伝がすべてではないです。自分がむし歯が多いから、子供がむし歯にならないか心配ですよね、でも心配しすぎないでください!子供へのむし歯は遺伝よりも現在の環境の影響が多くを占めています。
・お菓子やジュースの飲食回数
・お菓子やジュースの種類
・家族のむし歯の有無(細菌の状態)
・歯磨き状態
・養育者のお口の環境
これらがむし歯のできやすさに影響しています。
最新のニュース(令和5年8月)では、家族と子どもとの食器の共有とむし歯の関連性は研究で認められていません。過度に気にする必要はなく、気にしすぎてストレスになったり、スキンシップが損なわれる方が懸念されるとされています。親から子供に細菌が伝播しても、細菌だけがう蝕の原因ではないからです。もちろん、祖父母、両親、兄弟のむし歯の治療やお口のメンテナンス、正しい知識を得ることも大事です。
ここで、むし歯になるならないはお口の環境のバランスで決まります。
お口のなかで「むし歯になる因子(敵)と、むし歯を防御する因子(味方)のバランス」が崩れることによりむし歯ができてしまうということです。
むし歯になる因子(敵)としては
1.大量の歯垢の付着(細菌の塊)
2.1日に3回以上の間食(合計6回以上の飲食、食生活の乱れ)
3.深い小窩裂溝(歯の溝)
4.唾液が少ない(唾液を減少させるような因子 : 放射線治療、服薬、全身疾患など)
5.歯の根の露出
6.矯正装置の使用
7.麻薬の使用(海外では合法の地域もある)
などです。
むし歯を防御する因子(味方)としては
1、フッ化物配合歯磨き粉の使用
2、フッ化物配合うがい薬の使用
3、フッ化物バーニッシュの使用
(高濃度のフッ化物を医院で塗布)
4、唾液の出る量(1ml/分以上)
5、クロルヘキシジンうがい薬の使用
6、水道水へのフッ化物添加
などがあげられます。
これらのバランスを適正に保つことによってむし歯ができにくいお口の中へとかわることができます。
ぜひ正しい知識をもって、明日からのむし歯予防に努めましょう。
むし歯のチェックやお口のメインテナンス、むし歯予防のお悩み事がございましたら、高浜市の歯医者「森歯科医院」にご相談ください。
定期検診、治療相談はお電話にて承っております。
2023.10.21更新
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