加藤家の夫と妻と娘といろいろな人の記録 平成12年4月 27日
食事の時、娘が“私の小さかった頃は”と言う話になった
娘の回顧録
私が遊びに行った帰りの電車で、乗換えをしなければいけないのに
友達とおしゃべりをしてて、方向違いの方に行って
帰りが遅くなる事を、慌てて電話した時、何やってるのって怒られたね
娘の馬鹿さ加減に腹が立ったの、旦那様と一緒だから
私はこの時点では無言であった
でも、友達と話が夢中になれば、うっかりも有るのに、凄く叱るんだから
もう少し、しっかりしてる娘だと思っていたから〜〜かな
今は、しっかりしてる
どうかな?でもまだ、おちょこーちょい、の所は有るね
父さんと一緒
でも、○○はまだイイよ、電車の乗換えを間違えただけだから
母さんなんか、人生の電車を乗り違えたかも知れないんだから
それって、父さんとの出会いの事−−
そこまでは、言ってないけど、ね、旦那様
私はこの時点でも無言であった
|
4月 22日
今日は会社の休みであり、出かける予定が無い時は髭も剃らない
でも、今日は陶芸の活動が有るので妻に
髭がこんなに伸びているから、見っともないし、髭を剃った方がいいね
旦那様の顔、誰も見とらん
でも、こんな不精髭だったら一緒に出かけるのも嫌だろう
旦那様の顔、私も見とらん
連れ添いが見っともないと、嫌じゃない
気にしてない、
もうイイ
と言って立ち去ろうとしたら、妻が髪の毛を切った事に気付き
おぅ〜、髪の毛を切って、ますます可愛くなったじゃないの
もとがイイから
−−−−
どうしたの、無言になって
|
4月 17日
食事をしている時、妻は自分の嫌いなもの(肉系統)が自分の茶碗の中に入っていると
私の茶碗の中に嫌いなもの必ず入れてくる
旦那様、もう少し太らないと、やせ気味だから
ありがとね、おいしい物を頂いてと嫌味を言うと
いいのいいの、旦那様のためだから
でも、お前は少し肥満体系だから、好き嫌いを止めなきゃ
いいの、いいの、私は自愛に満ちてるから、
自愛〜〜、自分をいたわり過ぎない、お腹一杯なんだけど
捨てるの勿体無い
俺がどうなってもイイの〜
どうもならん
|
4月 13日
先日テレビを見ていた時、男と女のゴタゴタを題材にした内容であり
見ていた私が、妻に
世間には色々な出来事があるんだね
悪い事しなきゃいいんだよね
そうそう、ほんとほんと
旦那様、だいじょうぶ? 悪い事すると、家に居れなくなるからね
だいじょうぶ、だいじょうぶ
叩かれても、埃が出ない
出ない、出ない
女房の言うこと、聞いていりャいいんだからね
ハイ、はい、ハイ
|
4月 9日
本棚の中の本を整理しようとしていた時
色々なジャンルの本が有り、その中で、子供の躾に関する本がかなり有った
子供の躾に関する本、かなり買ったんだね
買って読んだだけ
これだけ本が有っても、子供の躾が上手く行ってないじゃない
私の責任か?
ちがう、ちがう、子供の躾なんてのは、夫婦二人の責任ですよ
それでよ〜〜し、
|
4月 2日
今日、妻が出かける時、私が座っている横に妻のカバンが有り
妻が、カバンを欲しいと目配りしているのを無視したら
ね〜、私のカバン、取ってくれる
しょうがないな〜、お前の為に、取ってやるか
わざわざ取って頂いて、ありがとうね
しかし、お前のカバン、重いな〜〜、
だって、小銭ばかり入っているから重いのよ 旦那様の財布は小さいけど
たくさん入っていて、いいね 少し、私のカバンの中に、入れてもイイよ、お金
このカバンには、俺の想いが入っている
そうゆうのは、私の重荷になるの
又、想いと、重荷と、駄洒落を言って。笑ってやらん
笑っていらんは
ハッ、ホームページに載せよう
また〜〜、しゃべらんよ〜
|
3月 31日
今日、妻が本を買ってきた
妻は、毎週買っている本であるが、
私ね、今日馬鹿な事をやってしまったの?
何やったの
この本、見て、今週号だと思って買った本、先週号だったの
馬鹿だな〜〜、ほんとに馬鹿
何時もなら、ここで一言、言い返す妻も、今回は押し黙ったまま
なんでもっと慎重に買わないの
だって今週号だと思って買ったの
もう一度言わせてもらうね、馬鹿
ーーーーーーーーー
ハッ、ハッ、ハッ
今回、私はしてやったりである
|
3月 24日
娘のしぐさや物の言い方が、父親として可愛く感じたときに
内の娘も可愛いとこがあるじゃない
妻は
妄想、妄想。どこが可愛いの?
こんな所が可愛いと思ったんだけれど
旦那様は、まだまだ甘いな
そうかな〜〜
可愛いと思った次の瞬間に、この子は、もォー、と思う事が一杯なんだから
でも、一瞬でも、可愛いと思っているジャない
たまにはね
亭主の事は
かわいいと思った事がない
オイ、オイ、オイ
ニヤ、ニヤ、ニヤ
|
3月 17日
我が家の冷蔵庫の中に、今はやりの“カンチュウハイ”なるお酒が一杯入っている
娘が飲んでいるのは分かるが、ある日娘が
お母さん、このお酒、甘くておいしいよ。飲んでみる
妻が一口飲んで
こんなまずい物、よく飲むね。お母さん、アルコールはダメだ
こんなおいしい物を、少しぐらい飲めるようになるといいよ
無理に飲まなくてもイイの
そうだね、次は、○○と○○を買ってきておいて
また買ってきてあげるわ
私は、この親子の会話を聞いて、妻に
親が子供に酒をすすめるのも、どうかと思うんだけど
私よりお酒を飲めたほうがイイジャン、今の世の中 女の子もお酒を飲む機会が多いんだから
でもさ〜〜
これも教育なの
この会話を聞いていた娘、またやられてるというような顔をして“ニャ”
|
3月 12日
3月に入って妻の誕生日があった。一つ年を取るのであるが
娘が妻に
今日、お母さんの誕生日だよね。おめでとう
この年になると、あまり、おめでたく無いんだけど、ありがとう
なんで〜〜、あそうか、ところでお母さん、何歳になるんだっけ
48になるの
あっっ、友達に46歳になったのって、言っちゃった。訂正しなくッちゃ
そのままにしときなさい
一同、絶句
|
3月 8日
妻が、風邪を引きかけになったらしく
体がぞくぞくして、頭が痛い。肩や首がこっている。と言うので
私は、妻の為、約30分ぐらい、素人あんまで、マッサージをしてあげる。
お前が寝込むと大変だし、お前が命なんだから。と言えば
命と言う割りには、代償が少ないジャン
なんで〜〜、こうして一生懸命マッサージしているジャナイ
旦那様、私の気持ち分かってるくせに
分からん、マッサージ終わりと妻を突き放すと
まだまだジャ、肩や首かほぐれていな〜い
|
3月 1日
私達夫婦は、私の長期休暇を利用して、伊豆長岡温泉にゴルフを兼ねて行ってきました。
いい所です。富士山が雄大で眺めが良く、それに向かって打ったボールのナイスショット
夜の食事は、二人では食べきれないほどの料理が出てきた。兎に角おいしかった。
次の日には、何処かに観光してから帰ろうと相談していて
伊豆洋らんパークで、欄の花でも見ていこうかと提案したら、妻が
よう、寄らんと言った駄洒落の連発、
行く前から疲れるような会話をするな。と言えば
もう一泊する、疲れが取れるよ〜〜、お金はあるから
俺の金だ 。今回、僕のこずかいから全て出している
いいの、いいの旦那様のこずかいだから
全てこの調子である
長岡温泉、ホームページでご覧あれ
今回私達は、満足して帰ってきましたが、お土産を買ってきた友達の、お礼のメールを紹介
原文のまま
温情あふれる先輩へ
お土産ありがとうございました。私などにお心遣いいただき恐縮いたしております。
お二方の愛情のお裾分けと感謝し、哀妻と伴にご相伴させていただきました。
我が愛しの妻はお土産を食しながら、平気な顔で「すごいわね〜加藤さんて…。」と、
先輩と私との愛情(資金力)の大きさを比喩するのでした。
私は無言でお茶を呑込む「ごっくん」と。
妻の励ましを心に、「俺だって、再来年には(国民宿舎くらいで)…」と、小声でつぶやく愛情豊かな私でした。
30年という途方も無い年月が過ぎ去ってしまいましたが、何時までも若若しいご夫婦で居続けてください。
春にはテニスでもしませんか。よその奥様のスコート姿に活力が出るかも?
お土産に明日を誓う後輩より
|