この日10時から高須公民館主催の凧揚げ大会が猿渡川堤防で開催された。昨年のこの日は風が全く無くて揚がるたこが無かったのだけれど、今年は一転嵐のようでした。雪交じりの雨が降る中強風にさらされた凧は木の葉のように回転したり急降下したり最悪のコンディションでした。それでも多くの親子ずれは何とか遠くへ飛ばそうと一生懸命でした。お汁粉がとてもおいしかった。公民館の皆さん、子供会の皆さんお疲れ様でした。
この日の午後、体育館で成人式が行われた。あいにくの嵐のような天気で振袖の子が可哀想でした。今年は友達の子供が成人式を迎えるというケースが多くあり、いつもの成人式よりもうれしさが違った。毎年感じることだが、成人式が合同の同窓会のようだ。地方から出てきた子もいるだろうし出身が市外の子もいるだろうに・・。これで良いのかしらといつも思う。成人式は実行委員会が主催していて実行委員の主体性や自主性は尊重しなければならない。実行委員の人たちは前年度のことは知らない初めての成人式には違いない。市長のあいさつもかき消されるほどの騒ぎの中での式典や、体育館での『放し飼い』型成人式を改めようという声が出ていいと思う。学生運動が華やかな頃の話、総理大臣か大臣をしていた田中角栄氏が官庁の窓の外を通る学生のデモ隊を眺めてこんなことを言ったという。『彼らを大切にしなければいかん。今はどうあれ彼らは国の将来を担う宝なのだ』と。良くも悪くもこの子達に刈谷市の未来を託すしかないのだ。むしろ若者が希望の持てる社会をわれわれが作ることができるかどうかが問われている。おじさんは皆さんのその若さがうらやましい。
祝 成人!
その足でこの日告示された西尾市議会議員選挙の応援に行った。青年団の先輩が7回目の挑戦をするということで事務所を訪問した。西尾市は今回から定数が4議席減員され、選挙戦は定数より1オーバーという少数激戦だ。昨年、刈谷市でも12月議会に定数削減条例が提案され否決されたが、市民の署名活動が始まるとの話も聞く。高浜でも豊橋でも各地で定数削減の動きはある。市民の目はいつも厳しいことを覚悟しなければなるまい。
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