グラスチックアイ(グラスアイ)取外し編

ここではグラスアイの取外しについて解説します。写真のようにグラスアイはエポキシパテ(グレーの物)で固定されています。

エポキシパテの接着力は時間が経てば強くなりますので、新しい子ほどはずしやすいと思います。

又、ののタイプなどは横にもパテがついてることがありますので、はずす工数が大きいですね。

デフォルトでついているグラスアイは22mmのグラスチックアイです。東急ハンズなどで売っていてペア1000円くらいのものです。例外としてりおは24mmでした。

まずは彫刻刀の三角刀(これが一番やりやすいと思う)で上側のパテを削っていきます。グラスアイにあまり傷をつけないように注意しましょう。

でもグラスアイを新調するのであればお構いなしにがんがん削りましょう^_^;。

ほぼ三角刀で削れる範囲が終了した状態です。まだかなりのパテが残っているので、さらに刃の種類を変えて削っていきます。
彫刻刀を平刀や浅い半丸刀や小刀など削りやすい物に適宜変えて残りのパテを削っていきます。
右側がほぼ完全に上側のパテが削り終わった状態です。こんな感じで残りの方も削ってしまいましょう。
両側とも上側のパテが削り終わったところです。

下側のパテは彫刻刀がうまく入らないので、スパチュラなどの特殊な工具が必要でしょう。

うちの場合、下側のパテは削らずに力技ではずしています^_^;。ドールアイを新調するなら力技で勝負しましょう。

力技の外し方です。

ドールアイのおしりの出っ張りを首の方に押し下げるように押します。メイっぱいがんばりましょう^_^;。

てこの原理で下側のパテをねじるようにして割ってしまおうという外し方ですね。

うまくいけば写真の様に下側のパテが割れて、めでたくグラスアイがはずれます。
両側とも無事にはずせると、顔側には写真のようにパテが残っていることがありますので、彫刻刀できれいに削ってしまいましょう。

メイクなどの都合で一時的にグラスアイをはずしただけの場合、パテはそのままにしておいて、次につけるときの位置決めにするということもできますね。

グラスアイ側のパテの状態ですね。再利用の場合はそのままに顔側のパテと同じように残しておいて、位置決めにしてもいいでしょう。

うちの場合は視線をずらすこともあるので、彫刻刀などできれいにパテを落としてしまいます。

彫刻刀でパテを削り落としたグラスアイです。さらにここからボディのライン消しと同じようにサンドペーパーで磨いて、コンパウンドで仕上げれば、きれいな状態にもっていけます。

ドールアイに傷をつけた場合、浅い傷なら同じ工程で傷を消すこともできます。

最終的にパテをきれいに取り去った顔の裏側です。

これで思う存分、デフォルトのメイクも落とせますし、新しいメイクの時も目の縁などのメイクアップが楽になります。

又、本格的なグラスアイにしたり、瞳の色を変えたり好みの娘さんにしてあげてくださいね。

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