AVヒストリー2004(2004年1月1日〜12月31日)


Audiovector Si−6Cシグネチャー導入 04年12月28日

前にお店から情報だけは入手していて試聴用が年内には入りそうだと聞いていたセンタースピーカーが年末ギリギリに入荷しました。とりあえず自宅試聴ということで借り受けたのですが、まったくの新品で色は我家の他のスピーカーに合わせたローズウッド^^;・・・まぁ店長にしてみればほとんど試聴からの返品はないとふんでるからでしょう。まぁ自分も多分気に入らないことはないと思っていました。

前々から家のシステムではセンタースピーカーがメインに釣り合うものがメーカーになく課題になっていて色々と手を打ってきたのですが、やっとF3のAudiovectorフラッグシップシリーズ用のセンタースピーカーが出てきたのです。但し家のM6シリーズは生産終了でその後を引き継いだS6シリーズ用のものなのですけどね。でも内容的には今まで使っていたAV3CSとは異なりエンクロージャー及びネットワークはS6そのまんまという構成です(トライワイヤリングも可能)。

さっそく設置にかかりましたが図体がでかいのでブロック構成などをやりなして高さや奥行きを再セッテイング、スーパーツィーターも置き場所が今までのようには置けなかったのでとりあえず一個を真中の上にセット。ワイヤリングは現状と同じバイワイヤでスタートしようかなと思ったのですがジャンパー線を作らなければいけないのでパス^^;していきなりトライワイヤでのスタートとなりました。

まずは試聴開始して思ったことは台詞が太くなったということです。センターの低域再生限界が伸びたので全体に音の厚みがましてメインスピーカーに対して遜色ない感じです。音楽物でセンターにベースが入っているものでもベースの音が軽くならないのがいい感じです(^。^)。
やはりこのまま常駐することに決定してしましました^^;。

さてこうなってくると全チャンネルSi−6シリーズで統一したらどういう音場になるのかなという新たな煩悩が・・・まぁ当分先の楽しみにとっておくことにします(金無いし^^;)。


GOLDMUND MIMESIS30ME導入 04年12月6日

結局、車はアンプに化けてしまいました^^;。ただ資金の関係上DAC3台を同時に新調することは無理だったので、ピュア2chのDACと手持ちのDACさらに今回購入のステラボックスのST2の混成部隊になっています。これが色々と悩みの種になったりしてるんですがね^^;。

自宅試聴もやったのですが、このプリアンプのすごい所は各チャンネルの音質のクオリティがピュアオーディオ並にあるということです。まだDACが混成部隊ということもあり音場の一体感とかはまだまだの部分もありますが、これからDACの選定を含めてクオリティアップをはかっていきたいと思っております。

ただシステム的に古い人間には怖いなと思えることもありましてプリアンプがデジタル領域でボリュームコントロールしていてDACとパワーアンプが直結なんでそこにノイズがのったりプリアンプ以降の部分で異常があるとフルボリューム状態でスピーカーからノイズなどがでることになるんです。
事実我家ではDACに繋がるデジタルケーブルが接触不良を起して、スピーカーから盛大なノイズを出すというトラブルに見まわれました(;_;)。もうスピーカーがぶっ飛ぶんじゃないかというノイズだったので原因が特定できるまでは音出しが怖かったです。再生中の途中に1回こっきりしかおきないノイズだったんで特定するのに四苦八苦しました(-_-;)。特に家のファルクラムというDACはクロック信号ロック時とかにジャッとかノイズ出すんです(これはメーカー仕様(-_-;))だから余計に問題点の絞込みがややこしくなったんですね。
後、前記のようにDAC出力直結なんでDACのS/Nも大きく影響受けるんです。リアチャンネルに使っているDACは10万円切るような奴なんでやっぱ残留ノイズが多いんですよ。スピーカーからシャーというノイズが耳につくんです(;_;)。

と色々課題はあるのですがプリアンプとしての能力は高いので能力を発揮できるように周辺を整えていきたいですね。


サーロジックStainVeil600パネル追加 04年11月28日

サブウーファーのD.Cube2TXを入れた当初はなんともなかったのですが寒さが増すにつれ、どうも右側の音で耳に圧迫感がでてくるようになってきました。左側はなんともないことから予想されることは右側の壁が湿度の低下に伴い乾燥してきて右側に置いてあるサブウーファーの低域により鳴ってるかなということですね。

ということでさっそくBASISのSさんに相談して、サブウーファーの壁側にサーロジックのパネルを置いてみることに・・・まずは試聴用の貸出しでトライしてみるとやはり圧迫感はほとんどなくなります。ということで改めてStainVeil600パネルを注文、導入しました。

ここで当初壁と片側のパネルを平行に置いた為にしばらくしたら圧迫感が出てくるという罠にはまりました^^;。色々置き方を変えて、あーてもないこーでもないと思考錯誤しているときにサーロジックの村田さんがいっていたことを思い出しました。パネルと壁は平行にしないことという基本事項です。
でこれを実行したら壁鳴りは見事に収まりました(^。^)。これはパネルと壁が平行だとパネルの振動で間に定在波が発生して壁を揺らすということでした。基本を忘れていたことに反省です(・・;)。

ほんとにちょっとしたことで部屋の音響は変わってしまうということを新たにした経験でした。


リアスピーカーボード変更 04年11月7日

前から気になっていたリアスピーカーのぐらつきを防止する為にラックの棚板を黒御影石に変えました。
ただ御影石に直置きだと音の線が細くなる傾向にあるなと感じていたので桜材の手頃な長さの物を買って来て適当に切りだし片側にフェルト張りしてインシュレータとしてかませてあります。
結果として音の厚みが増して狙い通りの変化となり、ちょっとびっくりでした(^^ゞ。


電源ケーブル統一化 04年10月30日

PSEのおかげでマイナーな電源ケーブルは軒並み販売さえなくなってしまい、アインシュタインの電源ケーブルも例外ではなかったのですが、ここの所、某社のド高い電源ケーブルのおかげで中古物が何本か出てきたのでまぁ残りの部分も統一化してみようかと思った次第です。

ただ効果がそうあるかは疑問がありました。アインシュタインの電源ケーブルも最初のパワーアンプや前段機器の電源タップへの給電部などに使った時はかなり変化があったのですが、その後AVプリやDACなどへ追加した時はあまり変化が認められなかったのです。
そんな中で今回残り部分として追加したのはリアチャンネルのパワーアンプ、CDトランスポート、2chのプリアンプの3点です。すべて途中のタップ部分まではすでにアインシュタイン製電源ケーブルになっているのでタップから各機器までの間ということになります。購入できた中古品はそのままでは使えない部分も多かったので一部プラグを換えたり2分割したりで久々に電器屋さんしたりしてました。

さてできあがったケーブルでさっそく試聴開始です。
まずはリアチャンネルのパワーアンプ2台を変更、これは予想外に変わりましたね。リアへの音場のつながりが一層よくなってSNがよくなったせいか余韻の響き方がすごいです。エコーマシンでも入れたかと思ってしまいました(^^ゞ。
気を良くして、次はピュア系の変更です。まずはCDトランスポートを変更、これは変化の度合いが少なめな感じです。そこで最後にプリアンプを変更・・・(゚.゚)!なんか音の出方がすごく変わってしまいました。ありきたりな言葉でいえば激変^^;ですね。この変化に対してどう表現していいか適当な言葉が見つからない状態でした。ただわかるのはここでも余韻の出方が半端じゃないってことです。試しにデッドな音のソフトを再生すると余韻はでない(当たり前ですが)のでケーブルで勝手な付帯音がついてる訳ではないようです。
いやはや全部の機器が同一の電源ケーブルで統一された時にここまで変化するとは予想がつきませんでしたね。まぁ結果オーライって感じで統一して良かったです。


DVD大型ソフトラック製作 04年10月17日

増え続けるソフトの収納場所を確保する為、バラバラのラックの寄せ集めを撤去し自作ラックを入れました。前にもソフトラックは自作していたのでまぁ製作そのものはスムーズでした。
でもさっそくソフトを収納していくとなんか半分以上うまってしまいました(・・;)。
この分でいくとすぐに収納場所新たにさがす羽目になりそうな予感。


BS・地上波デジタル導入 04年10月11日

やっとハイビジョンを視聴できる環境になりました。家はCATV環境だったのでデジタルホームターミナルにilinkがついたら導入しようと思っていたのですが地上波デジタルの放送が始まってもilink対応にならなかったので、ついにアンテナ立てて導入することにしてしまいました。費用的にはかなりかかってしまいましたが、みんなilinkつけないCATV会社が悪いんやぁ!(T_T)。

まぁ自分でアンテナ立てたりすれば、それなりに費用も抑えられるのですが後々のアフターサービスの事も考えていつものお店にたのみました。さてちょうどアンテナ工事の日が近づいてくるころに台風なんぞが向かってきてたので大丈夫かなぁと思っていましたが工事前に通過してくれて、当日は晴天でした。

さて無事に工事も終わり3管プロジェクターの調整もしてもらってじっくりと視聴開始。
やっぱ情報量が違いますね。字幕やら文字の輪郭がすごく自然です。それに細かい所がよくみえます。やばい世界に突入した予感(^^ゞ。
さてその日から久々にエアチェックの日々が続きました。かれこれ2週間で7本のDVHSテープを使ってしまいました(・・;)・・・結構テープ代バカにならないっす(^_^;)。
さて、それらの中にはDVDでもってる映画とかもあります。比較してみるとハイビジョンの方が背景細部がよくわかりますね。今まで気付かなかった物があったりします。まぁマスターがよくないとせっかくのハイビジョンも意味ないですけど。
さて音声はAACにカサノバが対応してないのでPCMで再生しているのですが2chでも結構自然なサラウンド感が我家では出ていていい感じでとりあえずOKかな。どっかAACデモジュレータ(AACからDDorDTS信号変換)のような物出してくれないかなぁと思ってたりします。

とりあえずエアチェックでテープがどんどんたまりそうな予感の日々です(^^ゞ。


空き端子対策あれこれ その3 04年10月2日

さてしばらくの後、アコリバのショートピンの2個セット売りをしている店があったので4個ばかり購入、今まで2個でしか試してなかったので空き端子が多い所での総合評価はできないかなと思いつつ、1セット買うと8個もあってもったいないなぁと思っていた所なんでちょうどいいかと思った次第です。特にCASANOVAのデジタル入力がチープな端子なのでアコリバの制振効果がでるのではないかと思って試してみることにしました。

さてCASANOVAのデジタル入力は6系統あって3系統ずつの2段構成です。今は1系統しか使ってないので端を使っていたのですが、制振効果を上げる為に真中の端子に接続しなおし周りをショートピンで埋める感じで接続してみました。

さておなじみの村治佳織のコントラステスで試聴してみると時折入る小鳥の鳴き声の位置が明瞭にわかるんですね。若干音の線は細くなるのですが音の定位がより明確になり余韻もしっかり出てる感じでいいです。

ということでCASANOVAのデジタル入力はアコリバのショートピンに入替となりました。前回、ピュア系ではいい感じのなかったアコリバでしたが、やはり適材適所というものがあるなと再認識です。


空き端子対策 ACコンセント編 04年9月19日

ついに機器の空き端子だけではなく空きコンセントにまで手をだしてしまいました^^;。
カインラボラトリーのコンセントアイソレーターです。家はいくつかの系統に分離給電してるのでパワーアンプ用ラインに空きが1箇所あり、ここを塞げば一個でも効果の確認がしやすいかなと思ったのが始まりです(一個なら出費もしれてるしね)。また我家はアースもつないでいるので効果もでやすいかなという思惑もあったからですね。

さてまずはつけてみてパワーアンプ系だけなんで変化なんかあるのかと思っていたのですが、意外にも変化がありました^^;。
音の骨格が太くなったというか厚みが増して、音が前に少し出てくる感じです。音場の奥行き感とかは少なくなる方ですが、太鼓などの音の立上りに関してはよくなって音を体感しやすくなる感じです。少し音場よりで音が薄いかなと感じていた所が基に戻ってきた感じですかね。でもSNは良くなってる感じで余韻は犠牲にはなってないようです。

これに気を良くしてピュアオーディオ系の空きコンセントの残り部分(CSE FP−500の空き1箇所とタップの空き1箇所)2箇所も塞いでみることにしました。ついでにプロジェクターの映像専用ラインの1箇所も試してみることに(^^ゞ。

さて音の方はやはり前記の傾向がより明瞭に感じられるようになりましたね。なんかちょっと薄口になってるかなぁ〜と思っていた音の厚みが増して自分的にはOKです。しかし、ソフトによってはきつくなり過ぎる感じもあったので、最終的にはパワーアンプ系のみはずしました。これでちょうどいい感じってとこで落着いてます。
いやはや機器の空き端子対策とは違った傾向の変化だし、なんで変化するのかも?ですがね^^;。

映像の方はあまり変わった印象はないのですが、若干ノイズ感のある場面がクリーンになったかな?という程度です。まぁこのあたりは気のせいかもしれません(^^ゞ。


GOLDMUND試聴会参加 04年8月28日

なじみのお店でGOLDMUNDの新しいユニバーサルプリアンプの試聴会があったので参加してきました。MIMESIS30MEという代物だったのですが、なんとプリアンプなのにデジタルアウトしかない^^;。5.1chで出力するにはステレオDACが3台いるんですね(-_-;)。ただデコーダー部が汎用チップではなく自前でやってる所がミソのようですね。

まぁ何はともあれ出てきた音でナンボの世界ですからと試聴してみて、ちょっとイベントでは数年ぶりに音で感心することになりました。フロントとリアのスピーカー及びチャンネル間のパワーアンプが違うにもかかわらず、すごく一体感のある音場が展開するんですよね。後、音場が濃いというか厚みがあるっていうのがいいです。またドルデジなどの圧縮音声の音楽物を聴いていても、ピュアオーディオと遜色ない音がでてるんですよ。いやはやこれぞピュアオーディオレベルの本格的なマルチチャンネルプリだなぁと感心してしまいました。

くやしかったのはアザーズを試聴して、家のシステムで同じシーンを再生したとき試聴では聞えた音が自宅では聞えなかったことです(T_T)。
たしかに音楽物のマルチチャンネルにはこの上ない代物って感じですね。映画ではあまりに自然に音を出しすぎるんで映画らしさという意味ではちょっと好みがわかれるかも知れないです。でも情報量と音場の正確さは良かったです。

資金さえあれば今すぐにでも買うっていいたいんだけど、車の買い換えが控えているので当分は無理ですね(T_T)。でもいい音が聴け新たな目標ができましたね。家のシステムの弱点も再認識できました。やはりセンターチャンネルとメインチャンネルのつながりが課題ですね。まずは今できる範囲でこれをどれだけ向上できるかトライしてみるつもりです。


空き端子対策あれこれ その2 04年8月21日

その後もキャップが増殖しております^^;。まずはCARDAS製バランス端子用の金属保護キャップをプリアンプAPD50の空きバランス入力に嵌めました。このキャップからGND端子に挿入するピンが出てるので間違いないようにGND端子に挿入。これでプリアンプに空き入力端子はすべて金属キャップで塞いだことになります。

試聴してみた感じではやはりSNがよくなってる感じです。余韻の消え方がより明確になったように感じますね。
いい感じになったので調子にのってプリアンプのRCA出力空き端子も金属キャップ(もちろんノーショートタイプ)をつけてみたのですが、これはなぜか音がこもりぎみになってしまってダメでした(・・;)。なんでもかんでもキャップすればいいってものでもないようです。

追加でCARDAS製のRCA端子用キャップも購入したのですが、やはりメッキの質とかはノーブランドよりいい感じでした。なのでプリアンプのRCA端子のキャップをCARDAS製へ換えてみたのですが、これは違いがわからなかったです(^^ゞ。

さてお次はAVプリアンプのCASANOVAの空き端子に次々キャップを嵌めてみました。デジタル入力(RCA&XLR)RF入力、デジタル出力、ライン出力、つけられる所は全部塞いでみました。

試聴した結果としてはやはりSNがよくなってます。音場の透明感が上がり音の定位もより明確になった感じです。その後、少し音の線が細くなりすぎかなという気もしたので、デジタルアウト端子のみRCA−BNC変換をかませてカナレのターミネータに変更してみました。この方が若干音場の厚みが増えたように感じたのでこれでしばらくいこうと思います。

結果として我家ではデジタル出力・映像系にターミネータでライン入力系にノーショートタイプで満足できる効果がありました。


ACOUSTIC REVIVE試聴 04年7月21日

ACOUSTIC REVIVEのイベントにて気になったものの試聴機を借りられたので自宅で試してみました。

デジタルケーブルDSIX-1.0(バランスタイプ)

まずはこれが一番気になっていた物です。うちのWIREWORLDのGOLDSTARLIGHT5(バランス)とのタイマン勝負!。
基本的にピュアオーディオ2ch、音源はCDにて比較しました。とりあえずつないでみてウォームアップを30分くらいしてから試聴開始。各楽器の音像がきっちり締まってます。分離もいい感じで定位やレンジはかなりよくなってるのがわかります。暗騒音も曖昧にせずきっちり出してきますし、音質的は間違いなくいい方向になってて久々に色々聴きまくりました

でも聴きこんでいく中でなにか手放しで喜べない何かひっかかるものがあるんですね。それが何かは聴いてる間はわからなかったです。翌日、ケーブルを基のGOLDSTARLIGHTに戻して試聴していたソフトを聴いてなぜか安心できる自分がいるんですね。
この差は何かということを音の印象からいうとアコリバの音は全体に音がクールで音像が締まり奥に展開する傾向、WIREWORLDはもっと音の温度感と厚みがあり手前に音の広がりがある感じです。好みの問題のような感じですが、アコリバの音の一番気になるのは正確すぎる^^;ことでしょうか・・・ボーカルの抑揚というか感情表現的な部分が自分には感じとれなくてダメなような気がします。

ただアコリバのケーブル部分(単線)の性格もあるのではないかな?と思い直列接続^^;も試してみました。バランスなんで簡単につなげるしね。CDトラポ側にアコリバ、DAC側にWIREWORLDで試聴・・・なんかアコリバの音に若干厚みがました感じに聞えます。もしかしてケーブル部分をごっそりと変えるとまた音の印象もかなり変わるかも知れませんね。

本来ケーブルによる脚色があるべきではないと思いますが、結果として出てきた音が自分の好みでなければ技術的に理論が正しくとも意味がないと思いますので、ピュアオーディオ用としてはうちの場合はWIREWORLDの勝ちとなりました。


D.Cube2TX導入 04年7月9日

やっとサーロジックのサブウーファーD.Cube2TXがやってきました。パネルと同時発注だったのですがかなり遅れてましたね。でもってこのタイムラグの関係で当初EX仕様を注文していたのですが、シアター向けの耐入力アップユニット使用のTX仕様が出るということで、ピュアとシアターを兼用するならTX仕様がお勧めですというお店の助言がありTX仕様の導入となったのです。

さて重い代物ですのでお店に配達設置はお願いしました。実は最近肩が×0肩でちょっと重い物はやばい状態なんですよね(^^ゞ。さてパネルの時と同じくダブルSさんにより無事設置、初期調整をすませてもらいました。色々基本調整について教えてもらったのですが結構シビアなセッティングが必要な感じで使いこなせるか内心ちょっぴり不安^^;でした。

その後、ピュア2chと5.1chなど色々なソフトを聴いてみて5.1ch系にまだ不満な点があるなぁということがわかってきて、色々と位置調整などを繰り返してみました。
やはりLFEチャンネルとメインチャンネルの低域が特に音楽物のソフトの場合、反発しあってうまくいかないことがあるみたいです。LFEチャンネルにはタイムアライメント機能がないしカサノバにもDDやDTSモードではディレィ調整がないんですよね^^;。よって音楽物のようメインと同じ低域成分がLFEに入っている場合に位相ずれで相殺されたりしてる感じです。
ですのでまずはメインとLFEに同じ低域情報をそのまま入れて相殺されにくい置き場所を決めて、そこで次にメインとのタイムアライメントを決める方法で調整しました。後、5.1ch物のメインチャンネルの極低域はどうも管理がされてない感じでピュア2chでのレベルではどうもオーバーになりすぎる傾向にあったので、入力レベルをピュア2chと5.1chでは変えることにしました。

以上のようなことでなんとかなりそうな位置が決まったので、これでしばらくは聴きこんでみるつもりです。
効果としては思ったよりも映画物でのメインチャンネル拡張効果が大きいということですね。環境音(風とか雨の音など)のリアルさがすごく増してる感じです。やはり自然界の音のレンジは広いってことでしょうか。


空き端子対策あれこれ 04年7月7日

ACOUSTIC REVIVEのイベントに参加してみて、ショートピンSIP−8の意外な効果に触発されてプリアンプ・DAC・RGBデコーダー等の空き端子にあれこれ差し込んでは効果を確かめておりました。

試してみたのは
1.イベントでもらった粗品のアコリバ製ショートピン
2.カナレ製BNC用75オームターミネータ(デジタル系、映像系に使用)
3.ノーブランド(CARDAS系)の金属製RCA端子用保護キャップ(ノーショーティング)
の3点です。時系列的には色々あるのですが長い話になりすぎるので割愛(^^ゞ。

DACファルクラムの空きデジタル入力(BNC−RCA変換コネクタ付)にはCARDAS系のキャップが一番自然で良かったですね。S/Nだけがよくなる感じで悪くなる感じはなかったです。アコリバのショートピンでは余韻の響きが削られ過ぎる感じがして好みに合いませんでした。BNC端子へ直接ターミネータはあまり印象が変わらず。

プリアンプAPD50はRCA入力の空き3箇所をCARDAS系キャップにしたのが一番いいかなという感じ。1箇所のみアコリバのショートピンに変えてみてもさして変わらず。これはうちのプリアンプの端子が1箇所ずつネジ止めしてるタイプのごついやつなんで制振効果はあまり関係ないせいかも知れませんね。

一番効果に驚いたのがRGBデコーダーD−2001のRGBスルー入力にカナレ製ターミネータをつけたときでした。本来のターミネータは出力の空き端子につけるものなんで入力端子でどのような効果になるかは疑問だったのですが、試しにつけてみたら画のS/Nがよくなったのかなんかすごくいい感じなんですよね。細かい情報がしっかり見えて立体感がでてくる感じでしょうか。
こうなるとすべての空き端子を埋めたくなって、BNC端子の所はすべてカナレのターミネータで埋めてしまいました。RCA端子の所はアコリバのショートピンをとりあえずつけて、足りない分は余っていたWBTコネクタを使った自作ショートピンで埋めました。後、SRDVDの空き出力端子(同期信号2箇所)も埋めて、D端子を除くDVD系の映像空き端子はすべて塞いだことになります(D端子もそのうち塞ぎます^^;)
結果としてはなんかすごくいい感じの画になってます。なんとなく最初のスルー端子5箇所が一番効いてる感じで後は気持ちの問題かもしれませんが^^;。

色々試してみて適材適所があるかなという感じです。この後はAVアンプCASANOVAの空きデジタル入出力を試してみようかと思っております。後、バランス入力用の金属保護キャップがCARDAS製であるんで試してみるつもりです。

なんか前は空き端子には錆とか汚れ防止という意味だけでプラ製の保護キャップをつけてたのですが空き端子の処置で音質・画質向上ができるのはお手軽なんで試してみる価値あると思いますね。

APD50の裏 D−2001の裏 試したキャップ


Clearaudio Discovery 購入 04年6月27日

またもや禁断の世界に足を踏み入れてしまいました(^^ゞ。Clearaudio Discoveryというカートリッジです。
Victory Hを使い出してからそれ以上の領域にはまず足を踏み入れることはないだろうと思い、穏やかなアナログライフを過ごしていたのに・・・久しぶりにショッキングな音の世界を味わってしまったのです。
いやぁ〜Victoryのひとつ上のグレードであるSignetureを聴いてもこんな差はなかったのです。
なんというか各楽器の分離とフォーカスがすごくいいんですね。後、非常に密度感高く高域まで抜けるということでしょうか。最初はお店の試聴室で聞いて、その後自宅試聴を経て、トドメ刺されました^^;、自宅試聴で聴いた中島みゆきの時代のアコギの音は感動もんでした。
Victoryとほとんど休眠状態だったSPU royal Nを下取りに出して、まぁなんとかなる支出範囲になったのもありますけどね。

まだエージング中なので試聴時ほどの本領発揮とまではいってないですが、これからが楽しみです。
でも針交換費用を考えると・・・気軽に使えないよなぁ・・・ちゃんと針交換貯金しておかないと(^^ゞ。

ディスカバリー


ディスクフラッター購入 04年6月12日

また変わったものを購入してしまいました^^;。でも怪しい機器ではありません。アナログレコードの反り矯正器です・・・って普通の人からみたら怪しいか(^^ゞ。
これは以前、ネットで見つけてなじみのお店に紹介し入荷後アナログ愛好家の間でかなり売れてるようです^^;。最近はあちこちの販売店で広告見かけるようになりました。まぁアナログレコード(特に中古など)に反りはつきもので、なかなかこれの有効な修正方法がなかった現状に現れた唯一の機器ですから、そりゃある程度は売れて当然という気はしますね。

最初は高いからそんなに売れないと思うんでお店でレコード1枚いくらかで商売したらとアドバイスしていたのですが、それなりの価格の割りにみなさん購入するって人が多く(やっぱアナログマニアは金持ちが多いのか?)販売のみになってしまいました(T_T)。
ということで自分も買うしかないということで購入・・・そんなにたくさんの反ったレコードがあるわけじゃないけどね。

さて実際に使ってみて、まぁ大体の反りはうまく矯正できましたね。唯一ピクチャーレコード(透明で間に画がはさんであるタイプ)で初期から反ってたものだけは何回かトライしましたが、ダメでした(T_T)。

アナログ愛好家で反ったレコードに困ってる方はあると便利だと思います。


コンセントカバー試聴 04年5月16日

借用した電源ケーブルをお店に返却しにいって、また電源関係のアクセサリーを試してみてくださいと渡されてしまいました(^^ゞ。
えーと代物はJ1PROJECTのコンセントカバーです。ULタイプの厚手の樹脂系カバーで裏側にノイズ遮断シートが貼りつけてあります。
うちではUL規格のコンセントはフロント3チャンネルのパワーアンプが接続してあるFim880しかないのでそこで試してみました。物は一個しかないのでピュアオーディオで使う2ch分のパワーアンプを1箇所に接続してテストです。
モノブロックのパワーアンプなんで通常は左右のコンセントにそれぞれ接続しているので、まずはそのままで試聴し、特に音に変化がないことを確認したのち、J1PROJECTの物に交換してみました。

さていつもの鮎川麻弥からスタート・・・うーむあんま変化ないかなぁと思っていましたが、よーく聴いているとなんか低域のボトムエンドが出てこない感じ、音の余韻の左右への広がりが減ってしまい音につつまれるような感じが減ってます。CDを変えて最近お気に入りの中国語の女性ボーカル物を聴く・・・なんか音にベールがかかったようで抜けが悪い感じです。ピアノのペダル操作音も弱くなってしまいました。しばらくこのままで聴いてみようかと思ったのですがどうにも音の抜けの悪さに我慢できなくなって基にもどしてしまいました。電気を通電するものではないのでエージングなんて関係ないはずだしね。

基にもどしていつもの音にほっと一安心、どうも我家の環境では弊害の方が大きくて使えないという結果となってしまいました。ただ1点良くなったかなと思えるのはパワーアンプのトランスのうなりが若干小さくなったかなと思えた点です。このトランスうなりはアースラインからのノイズということはわかっているので、このあたりでノイズに対する低減効果はあるのかなと思いました。

やはりアクセサリーは環境によって毒にも薬にもなるなぁとしみじみ思いました。


3管電源ケーブル比較視聴 04年5月14日

電線病の発作^^;により、とりあえず貸出ししてもらえたWireworldのエレクトラリファレンスパワー(ELP4)ケーブルを試してみました。
なぜにWireworldかというとデジタルケーブルでいい印象をもったからです。でも国内販売価格では買おうと思わないレベルですけどね。アメリカ現地価格なら納得できるくらいかな。

さて、とりあえず我家のリファレンスS/ALABのHH3.5ACをはずして接続、自分の評価リファレンスソフトのファイナルファンタジーを視聴・・・なんか差がわからない感じ(・・;)・・・漠然と違ってるような気はするけど・・・という感じでした。
日を改めて2時間くらいウォームアップをした後にMISIAの2004ツアーを視聴。なんかいつも観てる画と違う印象を感じつつも具体的に思い浮かぶ程ではない感じ。でも見通しが悪いような印象なのでHH3.5ACに戻してみる。ここで色々チェックしてみると、なんとなく違いがわかってきました。
ELP4では輝度が若干下がって階調が少し落ちるかなということと、フォーカス感が少し後退してる為に見通しが悪い印象を受けるようです。

ということで今回もHH3.5ACの方がいいという結果になってしまいました。我家の環境ではなんかLVP−2001とやたらと相性いいみたいな感じですね(音ではダメだったけど^^;)。
さて次なるトライはどこになるかなぁ〜(^^ゞ。


映像系電源ブレーカー変更 04年4月25日

最近のDLPプロジェクターのスタック投射などのイベントを見るにつけ、3管の優位はまだあるにしても負ける部分(ユニフォーミティなど)もあるなぁと思うこの頃^^;。
さらに3管に画に磨きをかけるべく電源系を色々試してみました。

まずはコンセントを現状のCSEのCON1からパワーアンプ系で良かったFimの880に換えてみましたが・・・これは失敗でした(;_;)。レンジがせまくなる感じで輝度が下がるし、黒側の階調もつぶれてしまう感じです。プロジェクター側でブライトとかコントラストを調整しても納得できる画にならなかったので却下でした(T_T)・・・ヤフオク行きかな。

さて次は電源の基になるブレーカーです。前にクライオ品に交換してあるのですが、世の中すでにスーパークライオ品が標準になって通常クライオ品は絶番です。音声系は最初からスーパークライオ品に換えてしまっているのでここは映像系もステップアップしてみようと思った次第です。でもそんなに変わるかなぁ〜?という大いなる疑念だらけでとりあえず交換してみました。
さて交換して3管のウォーミングアップをしつつ、映画版ファイナルファンタジーを観てみる。なんかCG系の方が映像の変化が自分は判り易い感じがします。期待せずに観ていたのですが、妙に画の立体感がいいんです。それにフォーカスが良くなった感じで細かい情報がよくみえるんですね。ピントの合ってるとこはずしてるとこの差がより明確になってるようです。例えるなら3管を調整してもらった直後の画に非常に近い印象です。いやはやこれだけ変化がわかるとは予想しなかったです(゚.゚)。
実売7000円くらいでこの変化は儲けもんだと思います。

さてこうなってくると電源ケーブルをまた色々と試してみたい電線病が始まりそうで怖い(^^ゞ。


サーロジックStainVeil1600パネル導入 04年4月12日

ついにサーロジックのパネルが我家にやってきました。かなり重量のパネルなので搬入はBASISのスタッフにお任せです。事前にスピーカーはパネルスペースを確保して移動させていたので設置はスムーズにいきました。
まずはスピーカーセンターラインとパネル2枚組のセンターラインが合うように設置で音出し開始です。やっぱ音の分離がよくなりますね。低域の骨格もしっかりして全体に余韻が綺麗にでるようになります。色々と試聴してまずはその日は終了となりました。ダブルSさんお疲れさまでした。
さて、日を変えて色々なジャンルのCDを聴いていくと9割くらいは問題ないのですが、一部、楽器の聴感上のバランスがどうにも自分の納得いかないもの(主にロック、ジャズ)や、定位があやふやだったり、ボーカルが大きすぎたりするものがありました。

そこでパネルの位置を色々変えて試聴を繰り返し、なんとか自分の好きなバランスになった所が画像の位置です。全体に外にずらした形で最終的に落着きました。右のパネルがサブウーファー用コンセントにかぶってしまい電源ケーブルをL型プラグに変更する羽目になりましたけど^^;。

さて今までは2chのピュアオーディオの試聴のみでしたが5.1chでも試聴してみました。ここでおもしろいことを発見。
部屋の残響特性が変わった為だと思うのですが、非常に音場がクリーンになってリア側の音がはっきり聴き取れるようになったことや前後左右の音の定位がはっきりしたことです。当初はいささかクリーンになりすぎて包囲感が薄れすぎかなと思いましたが慣れました。
それ以上にライブ物でのホールの空間の大きさなど空間表現がかなり向上したと思います。いやはやフロントパネルだけでこれだけの効果がでるとは思いもよりませんでした。でもセンターとメインのバランスがずれている感じだったので位置と高さは再調整する羽目になりましたけど^^;。

さてこれでしばらくは色々と聴きこんでさらにパネルの位置の微調整していきたいと思います。

視聴ポイントから左パネル     視聴ポイントから右パネル


リアチャンネルトライワイアリング 04年3月20日

ついにリアチャンネルもトライワイヤリングにしてしまいました。運良く中古品のラルゴが入手できたのです(かなり長めの物でしたけど^^;)。

さて効果の程は半信半疑だったのですが、とりあえず長いままリアチャンネルにつないでみて試聴開始・・・(゚.゚)!前後のつながり、空間表現が格段に向上(マイシアター比)。思った以上の変化に自分自身驚きでした(^^ゞ。
これでメインをトライワイヤにして以来の5.1ch再生の不満が解消して、ほっと一息って感じです。
やっぱマルチチャンネルはバランスが大事です。ピュアオーディオと兼用システムは音の質を追求していくととんでもない投資になるということをまたもや身を持って知ることになりました。

その後、本来の長さに切り詰めて余りのラルゴも身売り先が決まって投資負担が減ってさらにほっと一息です。


スーパートゥイーター全チャンネル追加 04年3月7日

センターに追加して以来、多分そのうちには・・・と思っていた全チャンネルへタウンシェンドのスーパートゥイーターを追加してしまいました^^;。
まったく節操がないというか5.1chの音場をピュアオーディオと兼用で追求し始めるととんでもないことになるという典型例です( ̄ー ̄;。やっぱ全チャンネルの高域情報の出方がそろうと音場の空気感が違ってきますね。

ただ全チャンネルラルゴ&トレモロにしたときの包囲感に比べると何か物足りない気がしてるのです。それを取り戻す為に、デジタルケーブル、タウンシェンドと手を入れてきたのですが、まだ足りない感じです。残る課題はひとつ・・・リアチャンネルのトライワイヤリングなんです。

メイン リア


サーロジック自宅デモ 04年3月6日

さて前にショップイベントで効果を確認していたサーロジックのサブウーファーと音調パネルの自宅デモをしてもらいました。

事前に自分なりのルームチューンのやり直しをしていたので、かなり自分としてはほぼ満足のいく状態にしてあったので、残る残存課題がどのように変わるか。さらにどのように変化するのかを楽しみにしていたのです。

まずは普通にCDをかけてみて、サーロジックの村田氏曰く、特に今の音に不満ってないんじゃないですかと自分の思っていることをいわれてびっくり、特定のソフトで耳に感じる圧迫感のことを聴いてみるとミッドバスの帯域が目立つからでしょうといわれました。高域の反射を多くしてやれば、相対的に気にならなくなりますよということでした(後にパネルを置いて見事に解消されました)。
結構、オーディオ機器は揃っているのに音楽として鳴ってない部屋が往々にしてあるけど、ここはいいですねといわれたのはうれしかったですね。

で早々にパネルのデモに移りました。メインスピーカーの後ろにデモ用の高さ60cmのパネルを積んでいきます。2段目(トータル120cmでスピーカーより低い)までは音の変化は少なかったのですが3段目(トータル180cm)を積んだ途端、部屋でしゃべってる声の響き方が変わりました。ショートエコー気味でスパッと余韻がなくなるのが自然に消える余韻に変わってるんですね。
この状態でCD聴くといやぁ〜音像のボケが少なくなって、定位も奥行き感がよくなってるんですね。よくケーブルなんかで音像がしまると余韻までなくなる感じがすることがあるのですが、それがなく余韻は綺麗にでてくるんです。特に鬼太鼓座の大太鼓の実在感、三味線の音の生々しさは良かったです。
本来はセンターにもパネルを置くのがセオリーなのですが、センタースピーカーが居座っているので無しの状態なのですが、センターの中抜けもなくいい感じでした。

パネルの効果に気をよくした所でサブウーファーです。まず超低域の入っているCDで現状の低域再現力を確認・・・村田氏曰く「でてないですね」(・・;)ということでD−CUBEを設置して調整、改めて先程のCDを聴くと確かに低域の妙なこもった感じがなくなって、すーっと低域が抜ける感じです。おーこれがきちっと低域が再生できたときの音かぁと感心してしまいました。それに中域とか全域の音の出方が変わるんですよね。このときに聴いたレコードはかなり雰囲気が変わりました。

さてここで映画系の5.1chを鳴らしてみると、どうもサブウーファーの音がすっきりし過ぎてうまく合わない・・・レベルを上げてもしっくりこないです。どうも映画系のあざとい低域にはD−CUBU1台では荷が重いということになりました。

ということでここまでのパフォーマンスをみせつけられては導入しないわけにはいかないです・・・パネル&サブウーファー(メインチャンネルの超低域専用)導入決定(^^ゞ。
はぅ〜予定外の出費で新車購入計画が遠のいていくぅ〜。


ルームチューンのリセット 04年2月22日

少し前にサーロジックのサブウーファーと音調パネルのイベントに参加し、色々と参考になることもあったので、改めて部屋の音響を再確認する為に今まで積み重ねてきたルームチューニング系のアクセサリーを全部撤去してみました。

まぁそれぞれはその都度効果を確認しながら導入してきたのですが、当時とは機器やソフトラックなどもかなり変わっていることもあるし、効果の度合いの再確認ということでいい機会かなと思った次第です。

さてまずは両サイドのエコーバスターを撤去
中高域のレベルが少しアップ、残響も伸びた感じです。これは耳への圧迫感があるということで一次反射防止で導入したのですが、今現在はなくしても圧迫感はないですね。

さらに後のダブルバスター撤去
これはあまり変化がないですね。これを導入した当初はスクリーンが巻上で前面とのフラッター防止でだったのですが、現在は固定スクリーン+別珍カーテンがあるので効果がなくなったのかも知れません。

次にメインスピーカー後の東京防音のアコーステックコンディショナースタンドを撤去
さらに中高域の響きが増えた感じ。これは部屋改装前から遺品^^;ですね。改装後もとりあえず置いてありましたので効果がよくわからん(^^ゞ。

最後はベースバスター撤去
これですべてのルームチューンアクセサリーを撤去したことになります。音的には中高域の音圧が高くなり響きが多くなって部屋全体に包みこむように広がるのはいのですが、定位が甘くなって解像度は下がってる感じです。低域に関してはあまり変化がないですね。それにしても自分のしゃべる声の響きがへんな感じに聞えます。響きがあるんですが妙に気持ち悪い感じなんですね。

すべて撤去してみて、ルームチューンによりかなり中高域の響きを殺していたことがよくわかりました。ただ何も対策してない部屋の響きかたはどうもいただけない感じです。

さてリセットした状態より自分の納得できる感じに再度ルームチューンしてみるとまずはベースバスターは低域というより中高域の明瞭度アップに効果があるようで再導入、さらに後の中央にダブルバスターを1枚、ドアとの対向面でフラッターが出ていたので、そこにダブルバスターを1枚でかなりいいバランスとなってきました。

これ以上の吸音はどうも響きが押さえられすぎという印象があったのでやめました。ということで吸音主体のエコーバスターとアコーステックコンディショナースタンドは無しでOKということになりました。
とここまでピュアオーディオモード(電動カーテン閉)状態でやってきたのです。
この状態で音楽物の映像有りマルチチャンネルソフトを再生すると前と後の音の繋がりが悪くなってる(>_<)!さらに前後での音の定位も曖昧になってる感じです・・・(-_-;)。

さらにここからマルチチャンネルモードでの追込み開始・・・結局、後のダブルバスターは2枚とも定位置に戻りました^^;。やはりカーテン開状態では前後の定在波がらみの問題があるようです。ということでダブルバスターの位置変更のみでなんとなくいい感じになってきました。

やはりこれ以上吸音系のルームチューンを入れると響きが死にすぎる感じを受けます。でもこのままだとちょっとソフトによっては耳に圧迫感のあることと、音像と定位が少しぼやけている感じがしますのでさらに追込みをかけていかないといけない感じですね。


ワイヤーワールドデジタルケーブル 04年2月10日

ZAOLLAケーブルのコストパフォーマンスの良さは認めつつも試してみたかったハイエンドデジタルケーブルの世界に足を踏み入れてしまいました(^^ゞ。

Wireworld Gold starlight 5 AES/EBU 1m物でございます。普通は試聴して納得しない限り、高いケーブルは買わないのですが、某サイトのセール(直輸入物)でかなり安く手に入れることができそうだったので、思いきって買ってみようと思った次第です。気に入った場合を想定してRCA1mも注文してしまいました(爆。ダメならヤフオクで売ってしまえばいいかなと^^;。

さて注文してからかれこれ2ヶ月強、やっと手元に届きました。最新バージョン5は木箱入りなんですね。前のバージョン3+はプラパッケージだったから、それなりに入れ物は高級感あります。まぁ肝心のケーブルがよくないと意味ないけどね。

さてケーブルも結構エージングで音変わるのですぐに結論はでないのですが、まずはつないで試聴開始。
最初はなんかパッとしない感じだったのが数時間でやたら元気のいい派手な音になってきました^^;。
なんか情報量多いのとレンジ感が広く感じるのはいいです。高解像度タイプによくある音の線が細くなる感じはあるけどまぁ許せる範囲かな・・・しかし・・・このすべての音が自己主張してこれみよがしに聞えるのはなんなのよ(・・;)。まさにゴールドスターライトって名前の如くの音か!目立ちたがりの派手な演出って感じでちょっと疲れちゃうかも( ̄ー ̄;。まぁロックはいい感じで聴けたけど。

これはちょっと自分の求める音じゃないなぁ・・・でもエージング中だからまだ変化することもあるだろうとしばらくバーンインCDでエージングをすすめました。

さて印象は・・・長時間の演奏で疲れた^^;のか・・・派手な演出は少し押さえられました。でもまだ自分の納得できる範囲ではない・・・さてこれからどう変化するか・・・ヤフオク行きか^^;・・・100時間くらいまでは判断保留で使ってみることにします。


M6Xのトライワイヤリング 04年2月7日

前にジャンパー線をラルゴで作って以来、抱きつづけていたM6Xトライワイヤリングを実現しました。
ラルゴはもう生産終了品なのですが、なんとか1m物を中古で入手できる目処がたったのです。

でも中古とはいえ○万円代の投資に見合う効果がないと困るので、まずは効果確認ということでセンターチャンネルに使っているラルゴをはずしてメインチャンネルに接続してトライワイヤリングによる試聴テストをしてみました。

まず予想していた低域のボトムエンドの伸びと分解能アップは納得できるものでした。でもちょっと締まり過ぎて量感が不足気味という印象も若干有り。
次に予想外の変化にちょっとびっくりしたのが中域の透明感の向上、ボーカルのなめらかさ向上、余韻が綺麗にでる(S/Nがよくなってる?)などです。自分としては低域以上に好ましい変化にちょっとなにこれ!って感じで笑っちゃいましたね。もう低域の量感不足なんてのはセッテイングでどうにかなるだろという感じでトライワイヤリング決定!って思っちゃいました(^^ゞ。

さて効果確認もバッチリだったので中古1mを購入しバナナプラグを半田付けをしようとした時のこと・・・なんか家のラルゴより太いぞ^^;・・・どうやらこの中古品はマイナーチェンジ前の初期ラルゴのようです。我家で使っているラルゴはマイナーチェンジ後の物だったので、さてこの差がどうでるのかちょっと不安・・・たしか導体の純度と被覆が変わったはず・・・まぁ同じラルゴだからそう変化はないだろうと自分自身に言い聞かせて被覆剥きとバナナプラグ取付け作業を進めました。さて無事作業も終わってそそくさと接続・・・試聴開始です。

さてラルゴのバージョン違いは吉とでるか凶とでるか・・・・結果・・・吉!(^。^)です。
うちのラルゴでテストした時の低域の量感不足がまったく感じられません。むしろアップしてる感じ(^^;です。その他の効果はテスト時と同じ感じで特に問題となる所はありませんでした。旧バージョンがうまく作用したようですね(なんでかはわかんないけど(爆)。

やはりトライワイヤリングできる端子があるスピーカーは試してみる価値有りと感じました。やはりなんらかの効果が見込めるからこそメーカーもわざわざ端子出してるのでしょうからねぇ。

そうなってくるとリアチャンネルのM5もトライワイヤリングできるよなぁ・・・( ̄ー ̄;。


MCカートリッジ消磁器購入 04年2月1日

去年から発注済みのMCカートリッジ用消磁器Aesthetix Demagnetizer ABCD-1がやっと入手できました。
MCカートリッジは使っていくいくうちに帯磁して音質が劣化していくので消磁するといいんだよということは聞いていたのですが、どれほどの効果があるかは疑問でした。
簡易的な消磁効果になるカートリッジの出力ショートによる再生はやってみたことがあるのですが、今一効果がわからなかったのです。

昔は国産の消磁器もあったようですが現行品はなくて試す機会もなく日々を過ごしていたのですが、ゼファン扱いで輸入物であるよという情報をアナログ愛好家の某氏より教えていただき、早々に発注していたのです。
まぁ消磁するということ自体はレコードを毎回欠かさず消磁して再生するという円盤消磁中毒^^;であることからも抵抗はなかったのですね。

さて実際に消磁器を使ってみました。長年消磁してない場合は何回か最初に消磁した方がいいというアドバイスももらっていたので3回ほど繰り返し消磁してみました。

さて愛聴盤を再生してみると・・・?最初よーわからん・・・・2、3曲進んでカートリッジのウォームアップが進んでくると・・・お〜全体に音の抜けがよくなってる感じです。低域の分解能もあがってる感じだしボーカルの歪み感も減少してる感じでした。でも思ったより変化が少ないと感じました。

その後2〜3枚程、再生してから再度消磁を1回やってみました。そうすると先程まで感じていた変化がよりはっきりと聴きとれましたので、なんか相当帯磁してたんでしょうね^^;。
最近レコード再生時に感じていた高域の元気のなさが消磁によって解消され、ビクトリーを使い始めた頃のイメージに戻った気がします(気のせいかもしれないけど^^;)。

最終的な結果として効果は充分満足できるものになりました。これからは定期的な消磁がかかせなくなりそうです。


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